みやこステークス2020 追い切り情報

みやこステークス2020 追い切り情報

みやこステークス2020 追い切り情報


11月8日(日)阪神ダート1800m

ウェスタールンド 追い切り評価:B+⇒回避

1.この馬の追い切り傾向

レース間隔が空いていない時は馬なり調教が多いですが、基本的には一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教が施されています。
攻めの調教ではしっかり加速ラップを刻んでいて、ラストも12秒台の好時計をマークしているなら仕上がりは順調と見て良いでしょう。
直線では良い脚を使える馬なので、調教でも終いの動きには注意が必要ですよ。

去勢もされましたが、ダートに転向してからの成績は良好で、2018年にはG1チャンピオンズカップで2着に好走しています。
近走はG3でも安定した成績を残していますし、当レースも昨年3着した得意舞台です。
今走も態勢が整えば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エルムステークス(2着)

7/29 札幌ダ良 馬なり
63.8 50.0 36.3 12.2 [8]

今回の一週前追い切り:みやこステークス

10/28 栗坂良 一杯
52.9 38.8 25.5 13.1

今週は意欲的に追われましたが、直線の伸びはイマイチです。
元々直線は失速する傾向はありますが、一杯に追われて13秒台は物足りないですね。
全体時計も平凡ですし、仕上がりはまずまずといったところでしょう。
乗り込み量は申し分ないので、最終追い切りの動きに期待したい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エルムステークス(2着)

8/5 札幌ダ重 馬なり
72.5 56.6 41.5 12.1 [8]

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:みやこステークス

11/4 栗坂良 一杯
53.3 39.2 25.0 12.5

今週は先週に続いて意欲的に追われています。
追われた反応は良好で、直線は12.5秒の好時計をマーク。
全体時計はこの馬なりに平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは良好です。


エアアルマス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に乗り込まれ、一週前追い切りは栗東CWで攻めの調整が追われています。
一週前追い切りの動きが本番に反映されることが多く、栗東CWで全体時計83秒よりも速い時計を出しているレースの方が好走率が高いです。
逆に、強めに追われて時計が出ていなければ、成績が落ちるので注意が必要ですよ。

ダート転向後は3連勝で、前走の東海Sも1着と適性はありますが、武蔵野ステークスのように砂を被るとあまり走れない傾向があります。
内枠なら軸で狙うのはオススメできないですが、外枠なら重賞でも可能性は十分です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東海ステークス(1着)

1/16 栗CW良 一杯
83.8 66.8 51.2 37.9 11.8 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のバンクショットと併せて、内を0.6秒追走して0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:みやこステークス

10/28 栗CW良 一杯
81.4 66.3 51.6 37.5 11.9 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのバティスティーニと併せて、内を1.4秒追走して1.2秒先着しました。
今週は実践を意識した調整で、一杯に追われると絶好の動きを見せています。
外コースにも関わらず全体時計も優秀ですし、直線は11.9秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、久々でも仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東海ステークス(1着)

1/22 栗坂良 強め
52.1 37.8 24.4 12.0

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:みやこステークス

11/4 栗坂良 馬なり
54.2 39.0 24.9 12.1

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
先週一杯に追われた分、今週は軽めでしたが、加速すると終い12.1秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、軽快なフットワークを見せています。
先週の動きも上々で、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


クリンチャー 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段はプール調教を併用して、栗東坂路を中心に乗り込まれています。
2週前追い切りか1週前追い切りからウッドチップで強めに追われ、最終追い切りは坂路で軽めに追われることが多いです。
レース直前の動きは本番にも影響されるので、意欲的に追われる一週前追い切りの動きは要チェックですよ。

折り合いスムーズで楽に好時計を出すようなら、好調と考えて良いでしょう。
近走はオープン戦でのレースが多いですが、ダートに転向後は安定した成績を残しています。
G3でも結果は残していますし、今走も馬券内なら可能性は十分なので、仕上がり良好なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:太秦ステークス(4着)

10/7 栗CW良 一杯
82.2 66.6 52.1 38.4 12.4 [8]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:みやこステークス

10/28 栗坂良 馬なり
56.7 41.6 27.3 13.7

前走とのレース間隔が短いとはいえ、今週は珍しく馬なりで追われています。
サッと流す程度とはいえ、全体時計は平凡ですし、直線も失速ラップなのは気がかりです。
動きもまだ硬いように感じますし、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
現時点では様子見したい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:太秦ステークス(4着)

10/14 栗坂良 馬なり
52.7 38.7 25.6 13.0

今回の最終追い切り:みやこステークス

11/4 栗坂良 馬なり
52.8 38.6 25.3 12.7

今週もサッと流す程度の調整です。
先週よりも時計は速くなりましたが、先週と同様にラストは失速しています。
雰囲気は悪くないですが、好走時と比べるとイマイチですね。
重賞でも堅実にこなせるタイプではありますが、過信しすぎるのは禁物です。


ベストタッチダウン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、併走馬に遅れることも多々あります。
ただ、結果は出ているので、遅れをとっていても良い動きを見せていれば軽視禁物ですよ。

攻めは動くタイプの馬で、一杯に追われて栗東CWで6F81秒台なら順調と考えていいでしょう。
毎回直線の伸びも鋭く、しっかり加速ラップを刻んでいれば要注意ですね。
重賞レースはアンタレスSで14着に敗れましたが、前走はオープン戦で見事快勝しています。
ひとレース毎に力をつけているのは確かなので、今走も更に良化が見込めるようなら楽しみです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:太秦ステークス(1着)

10/7 栗CW良 強め
80.2 65.8 52.7 39.9 13.2 [9]

今回の一週前追い切り:みやこステークス

11/1 栗坂良 馬なり
56.5 40.4 25.9 12.6

レース間隔が短いため、一週前追い切りで2本目の調整です。
普段通り坂路コースで馬なりに追われましたが、軽快なフットワークで直線の伸びは優秀です。
全体時計は平凡ですが、折り合いもついていますし、引き続き好調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:太秦ステークス(1着)

10/14 栗坂良 馬なり
54.5 38.8 24.9 12.3

今回の最終追い切り:みやこステークス

11/5 栗坂良 馬なり
54.3 39.1 25.2 12.5

今週も馬なり調整でしたが、前走時以上に良い動きを見せています。
折り合いもスムーズで、加速すると直線は12.5秒の好時計をマーク。
ひと追い毎に状態は良化していて、最終追い切りで仕上がったと考えて良いでしょう。


ワイドファラオ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りに強めの調教が施されることが多いです。
レース直前は併せ馬で気合い付けを行なっており、遅れや先行同入はありますが、普段通り動いていれば特に心配はいりません。
全体時計よりも折り合いがついているかどうかの方が重要で、直線で力強い伸びを見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

最終追い切りもサッと流す調教が多いですが、こちらも加速ラップを刻んだ調整ができていれば仕上がりは万全です。
前走は7着に敗れましたが、重賞では悪くない成績を残しています。
当レースは昨年5着した舞台ではありますが、昨年よりも力はつけていますし、仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ南部杯(7着)

9/30 栗CW良 一杯
80.8 64.9 50.9 37.6 12.8 [5]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:みやこステークス

10/28 栗CW良 馬なり
85.7 68.9 53.5 39.2 12.2 [9]

今週は軽めの調整でしたが、行きっぷりは抜群で終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でも直線は前走時以上に鋭い伸び脚を見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは良好です。
最終追い切りでも好調キープなら楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ南部杯(7着)

10/8 栗坂重 馬なり
55.2 39.9 25.8 12.8

今回の最終追い切り:みやこステークス

11/4 栗CW良 馬なり
83.4 66.7 52.0 38.6 12.0 [6]

日曜日にビッシリ追われていたので、今週は軽めに流す程度の調整でした。
今週も6F追いでしたが、行きっぷりは良好で加速すると終い12.0秒の鋭い伸び脚を見せています。
先週よりも速い時計を出していますし、ひと追い毎に状態は良化しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。