京王杯2歳ステークス2020 追い切り情報

京王杯2歳ステークス2020 追い切り情報

京王杯2歳ステークス2020 追い切り情報


11月7日(土)東京芝1400m

クムシラコ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段はウッドチップで馬なり中心に追われています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはしっかり先着できています。
先行して差を縮められても遅れはとっていないので、今走も併走馬に遅れていなければ問題はないでしょう。

馬なり調教でも直線の伸びは鋭く、毎回終い12秒台の好時計を出しています。
折り合いもついていますし、今走も好走条件に該当していれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走はオープン戦でも大崩れなく入れていますし、相手のレベルが上がる今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:カンナステークス(2着)

9/17 美南W良 馬なり
70.1 55.3 41.1 13.2 [7]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のユキノファラオと併せて、外を0.6秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/29 美南W良 馬なり
68.8 53.5 39.3 12.8 [6]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のペプチドオリバーと併せて、外を1.2秒追走して0.1秒先着しました。
今週もサッと流す程度の内容でしたが、軽快な動きで直線も鋭い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり先着していますし、折り合いもスムーズで仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:カンナステークス(2着)

9/24 美南W重 馬なり
67.3 52.5 38.8 12.6 [8]

最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のロフティフレーズと併せて、内を1.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/4 美南W稍 馬なり
67.2 53.5 39.6 12.8 [7]

最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のシゲルバクハツと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今週もサッと流す程度の調整でしたが、引き続き軽快なフットワークを見せています。
折り合いもついていますし、直線も12.8秒の好時計をマーク。
先週よりも動きは良化して、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ファルヴォーレ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、一週前追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
また、水曜追いは騎手騎乗でやれていて、ラストは鋭い伸び脚を見せています。
全体時計はそこまで速くはないですが、折り合いのついた調教ができていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

前走は前の3頭が強かったですが、初重賞で4着ならそこそこ優秀です。
出遅れがなければもう少し差は縮められていたと思いますし、結果ほどの差はなさそうです。
今回も相手のレベルは上がりますが、仕上がり良好なら注意が必要ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(4着)

8/20 栗坂良 一杯
53.1 37.9 24.5 12.1

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のタガノアマルフィと併せて、1.1秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/28 栗坂良 強め
55.3 39.9 25.6 12.4

馬なりに追われた2歳未勝利のメイショウトリプルと併せて、0.4秒追走して0.2秒先着しました。
いつも通り今週は意欲的に追われて、直線は12.4秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、相変わらず直線の伸びは優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟2歳ステークス(4着)

8/26 栗坂良 馬なり
60.6 42.7 26.3 12.3

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/4 栗坂良 強め
53.9 39.0 25.4 12.7

今週も強めに追われると、直線は力強い反応を見せています。
折り合いもスムーズで、引き続きフットワークは軽快です。
全体時計も先週より速いですし、ひと追い毎に動きは良化しています。
落ち着きも出てきましたし、仕上がりは万全と考えて良いでしょう。


ブルーシンフォニー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目なので、過去2戦の動きから傾向を見ていきたいと思います。
普段は併せ馬で気合付けをしていて、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われています。
併走馬には先行してもしっかり同入しているので、遅れるようなら注意が必要ですよ。

一週前追い切りは直線で失速する傾向がありますが、最終追い切りはしっかり加速ラップを刻んでいます。
最終追い切りは騎手騎乗で実戦を意識した調整が行われるので、しっかり動いているようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
今走もスタートは課題ではありますが、前走はG3でも2着に好走していますし、今走も自分の競馬ができれば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(2着)

8/19 美南W良 馬なり
63.6 49.3 36.6 12.6 [6]

一杯に追われた古馬1勝のスズカコーズマンボと併せて、外を0.9秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/29 美南W良 強め
67.0 52.3 38.4 12.5 [5]

一週前追い切りは菊沢騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのゴールドギアと併せて、外を0.6秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、追われた反応は抜群で終い12.5秒の好時計を叩き出しています。
前走時以上に良い動きで、一週前追い切りで加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
2週連続でオープン馬を圧倒していますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟2歳ステークス(2着)

8/26 美南W良 馬なり
67.3 52.4 38.3 12.7 [6]

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのゴールドギアと併せて、内を1.0秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/4 美南W稍 馬なり
69.0 53.2 39.3 12.6 [6]

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのゴールドギアと併せて、外を0.8秒追走して0.4秒先着しました。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで先週に続いて動きは良好です。
直線も鋭い伸び脚を見せていますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
併走馬にもあっさり先着して、仕上がりは万全です。


モントライゼ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で調整されていて、一週前追い切りは意欲的な調整が多いです。
特に終い重点に追われることが多く、直線はいつも12秒台の時計を出しています。
折り合いもついていて、結果にも繋がっているので終い12秒前半なら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。

前走は惜しくも2着に敗れましたが、馬場状態の差が大きな敗因です。
新馬戦ではヨカヨカとアタマ差のレースができていますし、前走の内容からもこの馬の能力の高さが伺えます。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走は仕上がり良好なら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:小倉2歳ステークス(2着)

8/26 栗坂良 強め
54.1 39.1 25.0 12.2

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/28 栗坂良 一杯
54.4 39.9 26.0 12.8

今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い12.8秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
前走時と比べると物足りなさはありますが、動き自体は問題なさそうですね。
最終追い切りで万全に仕上がれば楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:小倉2歳ステークス(2着)

9/2 栗坂良 強め
53.1 38.9 25.3 12.2

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/4 栗CW良 強め
83.3 66.4 52.0 38.5 12.2 [6]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
今週も強めに追われましたが、抜群の動きで自己ベストを更新しています。
追われた反応も良好で、直線は12.2秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、このひと追いで態勢は整ったと見て良いでしょう。


リフレイム 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目なので、過去2戦の動きから傾向を見ていきたいと思います。
一週前追い切りは騎手騎乗でやれていて、意欲的に追われることが多いです。
ウッドチップコースだと時計も速いので、特に一週前追い切りの動きには注目ですよ。

新馬戦では最終追い切りで失速しましたが、結果は出ていますし、それ以外では折り合いがついています。
前走も2本のみと乗り込みは少なかったですが、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
今走もレース間隔は短いですが、折り合いのついた調整ができていれば、引き続き好調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳1勝クラス(1着)

10/14 美北C良 強め
67.6 51.8 38.2 12.4 [6]

一週前追い切りは木幡巧也騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳1勝クラス(1着)

10/21 美北C稍 馬なり
68.0 53.0 39.4 13.1 [6]

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/4 美北C稍 馬なり
70.3 53.2 39.2 13.4 [7]

レース間隔が短いため、最終追い切りで一本目の調整です。
今週は軽く流す程度の調整でしたが、ラストで失速しているのは気になります。
全体時計も平凡ですし、動きは軽快でも仕上がりはマズマズといったところでしょう。
今走は相手のレベルも上がりますし、様子見したい一頭です。


リンゴアメ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調整ですが、水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多いです。
併走馬には毎回先着できているので、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
実践タイプの馬で、調教ではあまり速い時計は出していません。

ただ、最終追い切りは馬なりでも終い12秒台の時計を出しているので、今走も直線の伸びは注目です。
まだ若さはありますが、前走は初重賞でも力強い走りを見せています。
今走は相手のレベルは上がりますが、レースセンスは高い馬ですし、距離延長もプラス材料です。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走も引き続き好調なら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館2歳ステークス(1着)

7/8 函館W重 馬なり
69.5 54.1 40.4 13.9 [7]

一週前追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のエールプレジールと併せて、外を0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/28 美南W良 馬なり
67.9 52.2 38.5 12.8 [4]

一週前追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のスウィートメリナと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
いつも通り今週は馬なり調整でしたが、行きっぷりは良好で軽快な動きを見せています。
全体時計も優秀ですし、加速すると直線は12.8秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、久々でも仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館2歳ステークス(1着)

7/15 函館ダ稍 馬なり
56.2 40.8 12.7 [6]

最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/4 美南W稍 馬なり
72.0 56.0 41.8 13.0 [5]

最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調整でしたが、引き続き軽快な動きを見せています。
全体時計は平凡でも、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。