ファンタジーステークス2020 追い切り情報

ファンタジーステークス2020 追い切り情報

ファンタジーステークス2020 追い切り情報


11月7日(土)阪神芝1400m

サルビア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目なので、過去2戦の動きから傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で気合付けをしていて、栗東坂路を中心に乗り込まれています。
一週前追い切りは栗東CWで意欲的に追われ、直線の伸びが良好なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

最終追い切りは失速ラップですが、併走馬に先着いれば問題ないです。
一週前追い切りの動きが本番に反映されるので、特に一週前追い切りの動きには注目ですよ。
現在2連勝中で前走若干出遅れたにも関わらず、2着に5馬身差をつける圧勝ですから、昇級戦となる今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:りんどう賞(1着)

9/30 栗CW良 一杯
84.0 68.9 54.2 40.1 12.3 [8]

一杯に追われた新馬のバウンシーダンスと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:ファンタジーステークス

10/28 栗CW良 馬なり
83.0 67.2 52.3 38.5 12.4 [8]

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のブラックカードと併せて、外を0.5秒追走して0.2秒先着しました。
今週は馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで加速すると終い12.4秒の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストと同等の時計を出していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
併走馬にもあっさり先着して、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:りんどう賞(1着)

10/7 栗坂良 馬なり
54.2 39.4 25.6 13.0

馬なりに追われた古馬3勝のムジカと併せて、0.4秒先行してアタマ差先着しました。

今回の最終追い切り:ファンタジーステークス

11/4 栗坂良 馬なり
53.6 39.4 25.3 12.6

最終追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のブラックカードと併せて、0.7秒追走して0.1秒先着しました。
今週も馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで加速すると終い12.6秒の好時計をマーク。
全体時計は自己ベストを更新して、前走時よりも更に良化が見込めます。
折り合いもスムーズで、態勢は整ったと見て良いでしょう。


フリード 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれています。
また、レース間隔が短くても水曜追いは意欲的に追われています。
攻めは動くタイプではなく、一杯に追われても4F55秒台くらいです。

ただ、直線の伸びは良好で、終い12秒台前半の時計なら仕上がりは順調とみて良さそうです。
毎回加速ラップを刻んでいますし、最終追い切りで折り合いがつくようなら軽視禁物ですよ。
前走は5着に敗れましたが、馬場状態が悪かったのも敗因と一つだと思います。
G3ではどこまで通用するか分かりませんが、良馬場なら注意しておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:小倉2歳ステークス(5着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:ファンタジーステークス

10/29 栗坂良 一杯
52.3 37.3 24.4 12.4

今走は栗東坂路で入念に乗り込まれて、今週は一杯に追われています。
全体時計は自己ベストを大きく更新しましたが、ラストで若干失速したのは気がかりですね。
それでも直線は12秒前半の時計が出ていますし、動き自体は特に問題ないと思います。
乗り込みも十分で、引き続き好調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:小倉2歳ステークス(5着)

9/2 栗坂良 強め
53.8 37.9 24.3 12.3

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ファンタジーステークス

11/4 栗坂良 馬なり
52.8 38.7 24.7 12.2

先週一杯に追われた分、今週はサッと流す程度の調整。
軽快なフットワークで、直線も12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
前走時出した自己ベストも大きく更新する走りで、このひと追いで仕上がったと考えて良いでしょう。
今週は折り合いもついていますし、調教の動き通りなら軽視は禁物です。


メイケイエール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目なので、過去2戦の動きから傾向を見ていきたいと思います。
普段は馬なり中心に乗り込まれていて、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをすることが多いです。
併走馬には遅れを取ることもありますが、重賞でも結果は残しているのでしっかり動いていれば問題はないでしょう。

毎回直線の伸びは良好ですし、行きたがる馬なので、失速ラップでも終い12秒台の時計が出ていれば要注意です。
ひとレース毎に力をつけていて、前走は2戦目でもG3で2着に1馬身以上差をつけて圧勝しています。
まだまだ余力は十分な馬なので、今走も引き続き好調なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:小倉2歳ステークス(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:ファンタジーステークス

10/28 栗CW良 馬なり
78.9 64.0 51.8 39.6 12.8 [9]

一週前追い切りは富田騎手が騎乗しての調教です。
今走も馬なり中心の調整でしたが、今週は抜群の行きっぷりで全体時計78.9秒の猛時計をマーク。
自己ベストを約3秒も更新する走りで、直線の伸びも優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:小倉2歳ステークス(1着)

9/2 栗坂良 馬なり
53.7 38.6 24.7 12.5

最終追い切りは富田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のテイエムイブシギンと併せて、2.3秒追走してクビ差遅れました。

今回の最終追い切り:ファンタジーステークス

11/4 栗CW良 馬なり
52.5 38.4 11.7 [9]

最終追い切りは富田騎手が騎乗しての調教です。
先週は自己ベストを大きく更新していましたが、今週も馬なりで楽に好時計を叩き出しています。
短めではありましたが、動きは軽快で直線は11.7秒の鋭い伸び脚です。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、態勢は整ったと見て良いでしょう。


モンファボリ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目なので、過去2戦の動きから傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で調整されていて、一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教が多いです。
最終追い切りでは終い重点に追われると、時計の出やすい芝コースとはいえラストは11秒台の好時計を出しています。

スピードのある馬で、新馬戦は逃げてレコード勝ちを決めています。
前走は13着に敗れましたが、初戦の内容を見る限りだと重賞でも能力は十分通用すると思います。
スタートも上手な馬ですし、距離延長といはいえ今走も仕上がり良好なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館2歳ステークス(13着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:ファンタジーステークス

10/28 栗坂良 一杯
54.2 39.0 25.3 12.8

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のアドマイヤビーナスと併せて、0.6秒追走して0.1秒先着しました。
今週は意欲的に追われましたが、直線で失速しているのは気がかりです。
併走馬に先着しているのは好感が持てますが、全体時計も平凡ですし、動きはまだ硬いように感じます。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館2歳ステークス(13着)

7/15 函館芝良 馬なり
67.7 51.6 37.8 11.6 [7]

最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のフォルテデイマルミと併せて、外を0.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ファンタジーステークス

11/4 栗坂良 馬なり
52.9 38.3 25.1 12.4

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のアドマイヤビーナスと併せて、0.5秒追走同入しました。
先週一杯に追われた分、今週はサッと流す程度でしたが、引き続き動きは軽快です。
馬なりでも先週より速い時計を出していますし、直線も12.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、このひと追いで状態は良化したと考えて良いでしょう。


ヨカヨカ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、一週前追い切りは栗東CWで併せ馬と気合付けすることが多いです。
併走馬にはしっかり先着しているので、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
直線は伸びるタイプの馬で、最終追い切りは馬なりでも終い12秒台前半の好時計を叩き出しています。

折り合いもスムーズで、力強い伸び脚を見せるようなら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけていて、オープン戦も含めて現在3連勝中です。
前走は2着に3馬身以上差をつける圧勝で、更に成長を感じる今走も楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ひまわり賞(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:ファンタジーステークス

10/29 栗CW良 一杯
79.6 65.1 51.7 38.6 13.1 [6]

一週前追い切りは西谷騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のシゲルカセイと併せて、内を1.1秒追走して0.3秒遅れました。
今週はビッシリ追われて力強い反応を見せてはいますが、ラストは13.1秒と伸びはイマイチです。
ただ、全体時計は80秒を切る猛時計で、自己ベストを大きく更新しています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ひまわり賞(1着)

8/26 小倉ダ良 馬なり
74.4 59.5 44.4 13.0 [4]

最終追い切りは西谷騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ファンタジーステークス

11/4 栗坂良 馬なり
52.5 38.3 24.6 12.3

最終追い切りは西谷騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調整で、いつも通りの調教過程といったところでしょう。
行きっぷりは良好で、全体時計は馬なりで自己ベストを更新しています。
直線も12.3秒と鋭い伸び脚を見せていて、折り合いもスムーズです。
先週は失速ラップでも好時計を叩き出していますし、仕上がりは万全です。


ラヴケリー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は併せ馬で気合付けをしています。
格上相手でも遅れはとっていないので、今走も遅れるようなら注意が必要ですよ。
ラストも失速する傾向で、そこまで時計の出るタイプではないですが、最終追い切りはしっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。

直線も12秒台の時計を出していますし、最終追い切りの動きには注目です。
なかなか勝ちきれない馬ではありますが、重賞レースでも安定した成績を残しています。
スタートも上手な馬ですし、今走も好調なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:クローバー賞(2着)

8/16 札幌ダ重 馬なり
58.5 43.4 13.9 [7]

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ファンタジーステークス

10/28 栗CW良 一杯
81.1 65.4 50.8 37.8 12.1 [7]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のメテオスウォームと併せて、内を0.4秒追走して1.1秒先着しました。
騎手騎乗で一杯に追われたとはいえ、力強い反応で今週は絶好の動きを見せています。
全体時計もかなり優秀ですし、直線は12.1秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:クローバー賞(2着)

8/19 札幌ダ良 強め
66.6 51.1 37.6 12.0 [7]

最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のダイヤモンドライフと併せて、内を0.8秒追走して0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:ファンタジーステークス

11/4 栗坂良 強め
54.0 39.2 24.9 12.2

今週は終い重点に追われ、直線の伸びを確かめる内容です。
追われた反応は良好で、ラストは12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、引き続き動きは良好です。
先週も一杯に追われて楽に好時計を出していますし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。