京都2歳ステークス2021 追い切り情報

京都2歳ステークス2021 追い切り情報

京都2歳ステークス2021 追い切り情報


11月27日(土)阪神芝2000m

キャンデセント 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は馬なり中心の調教ですが、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬にはオープンクラス相手でも追走同入していますし、今走も遅れを取るようなら注意が必要です。

比較的時計は出るタイプの馬で、直線も12秒台前半の時計を叩き出しています。
全体時計も優秀ですし、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は2着に1馬身以上も差をつけていますし、能力は重賞でも十分通用すると思います。
ひと叩きして更に上積み見込める今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

8/25 栗CW良 馬なり
82.3 66.3 51.2 37.5 12.0 [6]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のディープサドラーズと併せて、内を1.3秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/17 栗CW良 一杯
81.8 65.7 51.0 37.5 11.8 [8]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のエイカイファントムと併せて、内を0.2秒追走して0.1秒先着しました。
今週はビッシリ追われましたが、絶好の動きで自己ベストを更新。
直線も11.8秒の力強い伸び脚で、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/1 栗坂良 馬なり
53.8 38.7 25.2 12.5

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/24 栗坂良 強め
54.3 40.0 25.5 12.3

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のエイカイファントムと併せて、0.4秒追走してクビ差先着しました。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは12.3秒の好時計をマーク。
追われた反応は抜群で、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


ディープレイヤー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
新馬戦時には併走馬に遅れを取りましたが、かなり追走してのものでしたし、格上ということを考えたら特に心配はいらないです。
それ以外は格上でも先着することも多く、今走も大きく遅れを取らなければ問題はないでしょう。

そこまで攻め動くタイプの馬ではありませんが、馬なりでも直線は12秒前半の時計を出しています。
併走馬にも追走同入、先着ができていて、折り合いもスムーズなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
なかなか勝ちきれないレースが続きましたが、ひとレース毎に力をつけており、前走はやっと結果を残せた形です。
今走も相手のレベルは上がりますが、更に良化が見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

10/27 美南W稍 馬なり
67.1 52.4 37.9 11.9 [5]

一杯に追われた新馬のクラシカルオーサーと併せて、内を1.7秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/21 美坂良 馬なり
55.9 40.4 26.5 12.8

今週もサッと流す程度の調教でしたが、行きっぷりは抜群で加速すると、直線は12.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も自己ベストに近い時計を出していますし、引き続きフットワークは軽快です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

11/3 美南W良 馬なり
66.9 52.7 38.8 12.5 [6]

強めに追われた古馬2勝のサトノムスタングと併せて、内を1.0秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/24 美南W稍 馬なり
66.3 51.2 37.6 11.9 [4]

強めに追われた古馬2勝のシュブリームと併せて、内を1.6秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで直線は11.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も優秀で、自己ベストを大きく更新しています。
併走馬にもあっさり追走同入できていますし、折り合いもスムーズで、このひと追いで仕上がったと考えて良いでしょう。


トゥデイイズザデイ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、2週前追い切りでは意欲的に追われています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、格上でも併走馬には先着しています。

今走も格上相手でも遅れるようなら注意しておきましょう。
馬なりでも直線の伸びは優秀で、終い11秒台の時計を出すこともあります。
折り合いがついていて、直線で鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は後続を全く寄せ付けない走りでしたし、ひと叩きして更に良化が見込める今走も楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/9 栗CW不 馬なり
83.0 68.4 53.8 39.3 11.9 [5]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのマウントゴールドと併せて、内を1.5秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/18 栗CW良 一杯
81.4 66.0 52.4 37.9 12.1 [7]

一週前追い切りは荻野極騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のエルソールと併せて、内を1.8秒追走して1.0秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、絶好の動きで自己ベストを大きく更新。
直線も12.1秒と優秀で、併走馬を楽に圧倒しています。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/15 栗坂稍 馬なり
53.7 39.6 25.3 12.4

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のウェルカムニュースと併せて、0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/24 栗CW良 一杯
82.4 66.3 51.5 37.6 11.8 [7]

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのアイスバブルと併せて、内を0.7秒追走して0.8秒先着しました。
今週はやや抑え目でしたが、意欲的に追われると、力強い反応で終い11.8秒の好時計をマーク。
併走馬も大きく突き放す動きで、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
先週は自己ベストを更新していましたし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ライラック 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
騎手騎乗で追われることも多いため、水曜追いの調教はチェックしておきましょう。

直線は伸びるタイプの馬で、前走時も馬なりで終い11秒台の好時計を連発。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、折り合いがついて直線も鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走はノーステッキでの圧勝でしたし、今走も引き続き好調なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/7 美南W良 馬なり
68.2 53.4 38.4 11.8 [5]

一週前追い切りは横山琉人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のエメラルセシリアと併せて、外を0.4秒先行して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京都2歳ステークス

11/17 美南W良 強め
82.6 66.3 51.9 37.8 11.8 [6]

一週前追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳1勝のテラフォーミングと併せて、内を1.2秒追走して0.4秒遅れました。
今週は意欲的に追われましたが、全体時計は自己ベストを大きく更新。
併走馬に遅れたのは気になりますが、かなり追走してのものですし、直線はいつも通り11秒台の好時計を叩き出しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/13 美南W稍 馬なり
69.9 54.5 39.3 11.8 [5]

最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のエメラルセシリアと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:京都2歳ステークス

11/24 美南W稍 馬なり
84.3 67.6 52.7 38.2 11.7 [3]

最終追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のハコダテジョーと併せて、内を1.2秒追走同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
引き続き軽快なフットワークで、加速すると直線は11.7秒の好時計をマーク。
2週連続で終い11秒台の時計を出しているのは好感が持てますし、折り合いもスムーズで、このひと追いで仕上がったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。