京成杯2021 追い切り情報

京成杯2021 追い切り情報

京成杯2021 追い切り情報


1月17日(日)中山芝2000m

アクセル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の追い切りから傾向を見ていきたいと思います。
前走は馬なり中心に追われていて、水曜追いは騎手騎乗かつ併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れをとりましたが、栗東CWで4F51.3秒と時計は優秀です。

直線も伸びていますし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
併走馬に遅れても動いていれば問題はないでしょう。
前走は抜け出すとあっさり2着に1馬身以上差をつけて快勝していますし、一度使って良化が見込める今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

12/3 栗CW良 馬なり
84.5 67.7 52.7 39.4 12.8 [8]

一週前追い切りは柴山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳1勝のフラリオナと併せて、外を0.6秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:京成杯

1/6 栗CW良 馬なり
84.9 67.9 53.1 39.3 12.7 [5]

馬なりに追われた古馬2勝のワールドウインズと併せて、外を1.0秒先行して0.1秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

12/9 栗CW良 馬なり
51.3 38.4 12.6 [5]

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のテイクバイストームと併せて、外をクビ差遅れました。

今回の最終追い切り:京成杯

1/13 栗CW良 馬なり
81.5 66.0 52.1 39.3 12.9 [5]

今走も馬なり中心の調教でしたが、今週は絶好の動きを見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、全体時計は自己ベストを3秒も更新!
先週は先行した形とはいえ、格上の併走馬相手に先着していますし、このひと追いで態勢は整ったと考えていいでしょう。


ヴァイスメテオール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の追い切りから傾向を見ていきたいと思います。
前走は水曜日に併せ馬で気合付けをしていて、格上の併走馬に追走する形でもしっかり同入できています。
そこまで攻め動くタイプの馬ではないですが、折り合いはスムーズです。

最終追い切りで終い12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は後続からの追い上げも振り切る粘り強さも見せていましたし、結果以上に良い内容だったと思います。
初重賞にはなりますが、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/7 美南W良 馬なり
72.5 56.6 41.4 13.3 [2]

馬なりに追われた古馬2勝のアーチキングと併せて、内を0.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:京成杯

1/6 美南W良 強め
85.0 68.9 53.6 39.3 12.8 [3]

一杯に追われた古馬3勝のハーメティキストと併せて、内を0.2秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/14 美南芝良 馬なり
69.3 53.4 39.2 12.7 [2]

馬なりに追われた古馬2勝のフェルミスフィアと併せて、外を0.5秒先行して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:京成杯

1/13 美南W稍 馬なり
68.4 53.5 38.9 12.1 [3]

強めに追われた3歳未勝利のレッドロワと併せて、外を0.6秒先行同入しました。
先週は終い重点に追われると、力強い反応で格上古馬3勝の併走馬に先着。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで直線は12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
また、全体時計もこの馬なりに優秀で、自己ベストを更新しています。
折り合いもついてますし、仕上がりは万全です。


グラティアス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の追い切りから傾向を見ていきたいと思います。
美浦南W中心に乗り込まれていて、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には格上相手でも先着していましたし、遅れるようなら注意が必要ですよ。

また、プール調教を併用していますが、若いので特に心配はいらないです。
一週前追い切りは意欲的に追われていて、最終追い切りはサッと流す傾向があるので、レース直前の2週の動きには注目しておきましょう。
前走は直線で前に出られましたが、また伸びると2着には1馬身以上も差をつけて圧勝。
まだ底は見せていませんし、上積みが見込める今走も軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/14 美南W良 一杯
68.5 53.5 38.4 12.7 [4]

一杯に追われた古馬3勝のリフトトゥヘヴンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:京成杯

1/6 美南W良 強め
82.7 67.3 52.5 37.8 12.3 [6]

一杯に追われた3歳未勝利のアドマイヤレビンと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/21 美南W良 馬なり
66.9 51.0 37.2 13.0 [3]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のグラデュエイトと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:京成杯

1/13 美南W稍 馬なり
67.5 51.6 38.7 12.8 [7]

馬なりに追われた新馬のロレンツォと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒先着しました。
先週は強めに追われて6F82.7秒の好時計をマーク。
直線も12.3秒と鋭い伸び脚で、併走馬も楽に圧倒しています。
その分、今週はサッと流す程度でしたが、抜群の行きっぷりで直線も12秒台の時計を叩き出しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは万全と見ていいでしょう。


タイソウ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の追い切りから傾向を見ていきたいと思います。
前走は基本併せ馬で気合付けをしていて、水・木追いは強めに追われる傾向があります。
併走馬は新馬相手が多かったですが、しっかり先着しているので、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要です。

比較的時計は出る馬で、強めに追われて6F82秒台、ラストも12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は先頭に立つとそのまま後続を突き放して、2着に3馬身差をつける圧勝を決めています。
前走時と同距離なのもプラスですし、今走も仕上がり良好なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

12/10 栗CW良 一杯
83.2 67.4 52.5 39.1 12.2 [8]

一杯に追われた新馬のメイショウフンジンと併せて、外を0.6秒追走して1.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京成杯

1/6 栗CW良 一杯
81.3 65.4 51.2 38.0 11.9 [6]

一杯に追われた3歳未勝利のウエスタンスパーダと併せて、外を0.8秒追走して0.8秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

12/16 栗CW良 一杯
82.0 66.9 52.4 38.6 12.0 [8]

一杯に追われた新馬のブリリアントキングと併せて、外を1.5秒追走してクビ差先着しました。

今回の最終追い切り:京成杯

1/13 栗坂良 強め
53.6 38.8 25.0 12.3

先週は栗東CWで一杯に追われて、6F81.3秒の好時計で自己ベストを大きく更新。
追われた反応は抜群で、直線も11.9秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬も大きく突き放す走りで、一週前追い切りの時点で気配は良好です。
今週もやや抑えめでしたが、直線は12.3秒の好時計をマーク。
しっかり折り合いのついた調整で、態勢は整ったと見ていいでしょう。


テンバガー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の追い切りから傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路中心に追われていて、水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多いです。
また、水曜追いは意欲的に追われることが多く、好時計を出すようならチェックしておきましょう。

併せ馬ではしっかり先着していますし、全体時計も速い数字を出す傾向があります。
直線も伸びるタイプの馬で、ラストは12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
新馬戦では3着に敗れましたが、前走は圧勝でしたし、ひと追い毎に状態も良化しています。
今走は相手のレベルは上がりますが、レース間隔は空きましたし、仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

8/19 栗坂良 一杯
53.1 39.0 25.3 12.6

一杯に追われた3歳未勝利のホロイムアと併せて、0.2秒先行して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京成杯

1/6 栗CW良 一杯
66.0 51.4 37.7 12.0 [4]

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

8/26 栗CW良 一杯
83.5 67.8 53.2 39.4 12.3 [4]

一杯に追われた古馬1勝のシャドウブロッサムと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:京成杯

1/14 栗CW良 馬なり
66.4 51.5 37.6 12.5 [4]

ひと追い毎に状態は良化していて、先週は一杯に追われると終い12.0秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
今週は軽めの調整でしたが、引き続き軽快なフットワークで、このひと追いで態勢は整ったと考えていいでしょう。


プラチナトレジャー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦Wで追われていて、併せ馬で気合付けをすることが多いです。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ているのでしっかり動いていれば心配はいらないです。
また、馬なり中心に追われていますが、最終追い切りは終い重点に追われることが多いですね。

追われた反応は良好で、終い重点に追われる調教では、ラスト12秒台の時計が出ています。
全体時計も優秀ですし、折り合いがついて直線も12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
まだ若さはありますが、ひとレース毎に力をつけていますし、仕上がり良好なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東スポ杯2歳S(4着)

11/11 美南W良 強め
69.5 53.3 38.6 12.9 [5]

馬なりに追われた新馬のミッキーセレスタと併せて、外を0.6秒先行して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:京成杯

1/6 美南B良 馬なり
68.4 53.0 39.0 12.1 [4]

強めに追われた古馬オープンのサクセッションと併せて、外を1.0秒先行して0.2秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東スポ杯2歳S(4着)

11/19 美南W良 馬なり
69.3 54.0 39.8 12.3 [8]

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳未勝利のサトノフォーチュンと併せて、外を0.4秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:京成杯

1/13 美南W稍 強め
65.7 51.3 38.3 12.8 [5]

強めに追われた古馬オープンのサクセッションと併せて、外を1.2秒先行して0.6秒先着しました。
今週は強めに追われると力強いフットワークで、自己ベストを更新しています。
直線は若干失速しましたが、ラストは12.8秒の好時計をマーク。
格上の併走馬にもかなり先行したとはいえ、しっかり先着していますし、乗り込み量も十分で、仕上がりは良好と見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。