愛知杯2021 追い切り情報

愛知杯2021 追い切り情報

愛知杯2021 追い切り情報


1月16日(土)中京芝2000m

ウラヌスチャーム 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは攻めの調教が多く、どちらか一方は終い重点に追われています。
終い強めに追われてラスト1F12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
また、直前の水曜追いは併せ馬で気合い付けを行うことが多く、併走馬に遅れることもありますが、結果は出ているので時計が出ていれば特に心配はいらないです。

最終追い切りの動きが本番でも反映されてくるので、最終追い切りの動きは要チェックですよ。
G2以上のレースでは結果を残せてはいませんが、昨年中山牝馬S2着、新潟牝馬S1着と好走しているように、G3では実績を残しています。
今走もレース間隔を空けて態勢が整えば、軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エリザベス女王杯(13着)

11/5 栗CW良 馬なり
69.2 53.9 39.4 12.4 [9]

一週前追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:愛知杯

1/7 美南W良 強め
67.7 52.6 38.7 13.5 [4]

一杯に追われた古馬2勝のワンダーコノシュアと併せて、内を1.2秒追走して0.4秒遅れました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エリザベス女王杯(13着)

11/11 栗CW良 馬なり
83.2 66.8 52.3 38.5 11.9 [8]

最終追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のテンピンと併せて、外を0.3秒先行して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:愛知杯

1/13 美南W稍 強め
65.7 50.6 37.4 12.7 [5]

一杯に追われた古馬3勝のトキメキと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週も強めに追われると、先週以上の動きで併走馬を楽に圧倒しています。
直線は若干失速しましたが、12.7秒なら優秀です。
全体時計も速いですし、このひと追いで状態は良化したと考えていいでしょう。


カセドラルベル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていて、日曜日は栗東CWで追われる傾向があります。
基本的に水曜追いは意欲的な調整が多く、特に一週前追い切りは実戦を意識した調整が多いです。
好時計を出すことが多いので、一週前追い切りの動きには注目ですよ。

いつも折り合いはついていますし、今走も加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走はオープン戦で敗れていて、今走も能力的に通用するかがカギとなります。
斤量差もそこまで無いですし、仕上がり万全でも過信は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アンドロメダステークス(7着)

11/11 栗坂良 一杯
52.3 37.0 23.9 11.9

今回の一週前追い切り:愛知杯

1/9 栗坂良 強め
55.9 39.1 25.2 12.3

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アンドロメダステークス(7着)

11/18 栗坂良 馬なり
54.0 38.2 24.8 12.3

今回の最終追い切り:愛知杯

1/13 栗CW良 強め
82.0 68.3 54.0 40.4 12.7 [6]

今週は強めに追われると、力強い動きで自己ベストを更新。
追われた反応も良好で、ラストも12.7秒の鋭い伸び脚を見せています。
また、先週に続いて今週も折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。


シゲルピンクダイヤ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースを中心に乗り込まれ、一週前追い切りと最終追い切りは強めに追われる傾向があります。
特に一週前追い切りは栗東CWで長めに追われていて、実戦を意識した調整が行われることが多いです。
全体時計は平凡ですが、ラストはは毎回鋭い伸びを見せているので、直線の動きは要チェックですよ。

併せ馬ではいつも先着をしていますし、しっかり折り合いのついた調教ができていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は不振が続きますが、そこまで大崩れはしていないですし、前走は中日新聞杯で2着に好走しています。
前走と同じ中京2000mで出走できるのもプラスで、今走も押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中日新聞杯(2着)

12/2 栗CW良 一杯
85.4 69.3 53.8 38.7 11.6 [8]

今回の一週前追い切り:愛知杯

1/6 栗CW良 強め
83.7 67.1 51.5 37.7 12.4 [9]

馬なりに追われた古馬2勝のファストボウラーと併せて、外を2.0秒追走して1.1秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中日新聞杯(2着)

12/9 栗坂良 馬なり
56.1 40.5 24.9 12.0

今回の最終追い切り:愛知杯

1/14 栗坂良 馬なり
56.1 41.7 26.9 13.0

先週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、古馬2勝の併走馬には楽に圧倒しています。
直線で失速したのは気がかりですが、全体時計は優秀です。
今週はサッと流す程度の調整でも、引き続き軽快な動きを見せています。
折り合いもついていますし、乗り込み量も十分で、仕上がりは順調です。


マジックキャッスル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段はウッドチップコースで馬なり中心に調整されています。
プール調教を併用していますが、結果は出ているので特に心配はいらないです。
レース直前は併せ馬を行うことが多く、本番にも影響される一週前追い切りや最終追い切りの動きには注意が必要ですよ。

近走は勝ちきれないレースが続きますが、前走は秋華賞で2着に好走しています。
オークスでも掲示板は確保していますし、安定感がある馬です。
ひとレースごとに力をつけており、初古馬相手でも楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:秋華賞(2着)

10/7 美南W良 馬なり
68.1 53.2 39.9 13.5 [6]

一週前追い切りは大野騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のアカイトリノムスメと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:愛知杯

1/6 美坂良 一杯
50.5 36.8 24.0 12.1

馬なりに追われた古馬オープンのサトノフラッグと併せて、0.5秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:秋華賞(2着)

10/14 美南W良 馬なり
68.9 53.4 39.5 12.7 [7]

最終追い切りは大野騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのアーモンドアイと併せて、外を1.6秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:愛知杯

1/13 美南W稍 馬なり
66.0 51.2 37.2 12.3 [1]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
先週は坂路で一杯に追われて、4F50秒台の好時計をマーク。
今週はウッドチップでサッと流す程度でしたが、引き続き絶好の動きを見せています。
直線も12.3秒の鋭い伸び脚で、折り合いもスムーズです。
フットワークは軽快で、態勢は整ったと見ていいでしょう。


ランブリングアレー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWと栗東坂路で追われていて、水曜追いはウッドチップで調整されています。
また、一週前追い切りは強めの調整で、最終追い切りは軽めに追われることが多いです。
特に騎手騎乗で実戦を意識した内容が多い、一週前追い切りの動きには注目です。

馬なり調教でも直線の伸びは鋭く、12秒前後の時計なら仕上がりは良好と考えていいでしょう。
いつもは折り合いもついているので、加速ラップかどうかもチェックしておくのが良いと思います。
近走は重賞で不振が続きますが、オープン戦では安定して成績を残しています。
今走も能力面がカギとなりますが、仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ターコイズステークス(7着)

12/10 栗CW良 一杯
81.4 65.1 50.8 37.2 12.4 [4]

一杯に追われた新馬のアメイジングタイムと併せて、内を0.5秒追走してクビ差遅れました。

今回の一週前追い切り:愛知杯

1/6 栗坂良 馬なり
53.7 38.8 25.5 12.8

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ターコイズステークス(7着)

12/16 栗CW良 馬なり
99.1 83.8 68.5 54.1 39.9 13.0 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のラインベックと併せて、内を追走同入しました。

今回の最終追い切り:愛知杯

1/13 栗坂良 馬なり
53.6 38.9 25.1 12.6

今走は馬なり中心の調教でしたが、軽快なフットワークを見せています。
直線は12秒台の時計が出ていますし、引き続き気配は良好と考えていいでしょう。
ただ、2週とも直線で若干失速しているのは気がかりですね。
今走も過信しすぎるのは危険な一頭です。


レッドアステル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われていて、コースは坂路やウッドチップ、ポリトラックと偏った傾向は見られないです。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、いつもは先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、毎回直線は鋭い伸びを見せる傾向があるので、折り合いがついて直線も12秒台の時計がでるようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

ひとレース毎に力をつけていて、前走は3勝クラスではありますが、2着に1馬身以上差をつけて快勝しています。
今走は相手のレベルは上がりますが、成長度次第では一発注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:甲斐路ステークス(1着)

10/14 美南P良 馬なり
67.7 52.6 38.1 12.3 [6]

今回の一週前追い切り:愛知杯

1/6 美南B良 馬なり
53.4 38.7 12.6 [5]

馬なりに追われた3歳未勝利のビューティフルデイと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:甲斐路ステークス(1着)

10/21 美坂良 馬なり
53.6 38.6 25.2 12.6

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:愛知杯

1/13 美坂良 馬なり
50.9 36.7 24.5 12.6

今走も馬なり中心の調教でしたが、12月19日から入念に乗り込まれて最終追い切りで9本目。
直線は失速しましたが、12.6秒なら優秀ですし、全体時計も自己ベストを更新しています。
久々でも軽快なフットワークで、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。