アイルランドトロフィー2025 追い切り情報

アイルランドトロフィー2025追い切り情報

アイルランドトロフィー2025追い切り情報


10月12日(日)東京芝1800m

アドマイヤマツリ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(7着)

5/8 美南W稍 馬なり
81.9 67.0 52.6 38.2 12.4 [5]

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/2 美南W稍 G前仕掛け
82.5 66.2 51.4 37.1 11.2[2]

一週前追い切りは杉原誠人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる2歳1勝のゾロアストロと併せて、内で0.6秒追走0.1秒遅れました。
馬なりの古馬1勝のカーラデマドレと併せて、内で0.9秒追走0.1秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.2秒と素晴らしい時計をマークいます。
ただ、併せ馬で遅れておりあと一本しっかりした時計が欲しい状況です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(7着)

5/14 美南W良 馬なり
82.7 66.7 51.4 37.2 11.2 [2]

最終追い切りは田辺裕信騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる3歳未勝利のラッフルズドリームと併せて、内で0.9秒追走同入しました。
馬なりの古馬3勝のロジシルバーと併せて、内で1.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 美坂良 馬なり
53.0 39.0 25.4 12.2[2]

これまでとは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.2秒と好時計をマークしています。
ただ、デビュー以降初めての坂路追い切りで未知数の部分が大きい印象です。
今回の出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


カナテープ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:関屋記念(1着)

7/16 美南W重 馬なり
66.6 51.4 37.2 11.5[6]

一杯に追われる古馬1勝のミラクルキャッツと併せて、外で0.5秒先行0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/2 美南W稍 不明
66.0 50.5 35.8 11.3[8]

一週前追い切りは佐々木大輔騎手が騎乗しての調教です。
古馬3勝のデュアルウィルダーと併せて、内で併入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3秒と好時計をマークしています。
全体時計も優秀ですし、状態面を上げてこれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:関屋記念(1着)

7/23 美南W良 馬なり
66.8 51.5 36.7 11.4[5]

最終追い切りはR,キング騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のミラクルキャッツと併せて、内で0.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 美南W良 馬なり
83.4 66.8 52.0 36.8 11.8[5]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
前走の関屋記念や府中牝馬ステークス時と同様のパターンで来れています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


サフィラ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(13着)

5/7 栗CW重 馬なり
81.4 65.8 51.1 36.4 11.2 [8]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 栗CW良 馬なり
82.1 66.1 51.2 36.3 11.1[7]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のウィープディライトと併せて、内で1.1秒追走0.1秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.1秒と素晴らしい時計をマークいます。
併せ馬でも先着しており、この馬の調教パターンで来れています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(13着)

5/14 栗坂良 馬なり
55.1 40.2 26.1 12.6 [9]

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 栗坂稍 馬なり
55.0 38.7 24.2 12.0[5]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.0秒と好時計をマークしています。
前走時より終いが鋭く伸びていますし、状態の良さを伺えます。
本番でも楽しみな一頭です。


セキトバイースト 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:府中牝馬ステークス(1着)

6/11 栗CW重 馬なり
82.3 66.0 51.1 37.2 11.8 [4]

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 栗CW良 一杯
83.6 67.1 52.2 36.9 10.9[4]

一週前追い切りは浜中俊騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のモンテディアーナと併せて、内で0.5秒追走0.2秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い10.9秒と素晴らしい時計をマークいます。
併せ馬でも先着しており、この馬の調整パターンで来れています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:府中牝馬ステークス(1着)

6/11 栗CW良 馬なり
97.5 80.8 65.3 50.5 35.4 11.2 [3]

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 栗CW良 馬なり
52.0 36.8 11.3[5]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
4ハロン追いで終い11.3秒と好時計をマークしています。
この調教パターンでも結果を出せていますし、一週前追い切りで充分負荷を掛けれています。
当コースも得意舞台ですし、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


フィールシンパシー 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:クイーンステークス(14着)

7/24 函W良 馬なり
66.5 51.8 37.9 12.0[6]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンのライラックと併せて、内で0.7秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 美南W稍 馬なり
82.5 67.7 53.5 39.1 12.2[7]

馬なりの古馬3勝のディープリッチと併せて、内で1.1秒追走同入しました。
馬なりの古馬3勝のトクシーカイザーと併せて、内で2.1秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.2秒に留まっています。
年齢を重ねてややズブさを見せるように感じています。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:クイーンステークス(14着)

7/30 函W良 馬なり
69.4 53.7 39.6 12.9[7]

馬なりの古馬3勝のフェミナフォルテと併せて、内で1.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

水曜日時点で最終追い切りはなし


アンゴラブラック 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:バーデンバーデンカップ(1着)

6/18 美南W良 馬なり
66.9 51.9 37.3 11.1[6]

強めに追われる障害未勝利のインヴァリアンスと併せて、外で0.5秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 美南W稍 馬なり
83.3 66.4 51.7 37.4 11.6[5]

一週前追い切りは金子光希騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のラルガメンテと併せて、内で0.7秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
前走時より終い時計はやや物足りませんが、パターン自体は同様のパターンです。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:バーデンバーデンカップ(1着)

6/25 美南W稍 G前仕掛け
66.6 51.4 37.1 11.0[6]

強めに追われる古馬2勝のワザモノと併せて、外で1.3秒先行0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 美南W良 馬なり
67.2 52.5 37.8 11.5[9]

前走と同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、依然として前走時と比較すると全体的に物足りない内容。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


アンリーロード 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阿武隈ステークス(1着)

7/9 栗CW良 馬なり
84.2 69.0 53.8 38.4 11.3[6]

馬なりの3歳未勝利のマテンロウギフトと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 栗CW良 強め
98.4 81.4 65.9 51.2 36.7 11.3[8]

馬なりの古馬3勝のベルウェザーと併せて、外で0.2秒追走0.2秒先着しました。
強めに追われる新馬のコンテナヒーローと併せて、外で1.6秒追走0.9秒先着しました。
前走と同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3秒と好時計をマークしています。
併せ馬も大きく追走した後に先着して上積みを見込めます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阿武隈ステークス(1着)

7/16 栗CW良 馬なり
72.3 55.7 38.6 11.2[4]

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 栗CW良 馬なり
98.6 81.6 66.9 52.7 37.7 11.4[6]

馬なりの2歳未勝利のセラサイトと併せて、内で0.4秒追走0.1秒先着しました。
馬なりの新馬のメイワメジェールと併せて、内で1.7秒先行0.4秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.4秒と好時計をマークしています。
2週連続で併せ馬の内容が好内容ですし、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


エープラス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:STV杯(1着)

7/23 函W良 馬なり
69.9 54.5 40.6 13.0[8]

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 美南W稍 馬なり
68.2 52.9 38.5 11.8[8]

強めに追われる古馬3勝のシュヴェルテライテと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、現状調教本数が足りない状況。
最終追い切りでは更なる負荷が必要です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:STV杯(1着)

7/30 函W良 馬なり
69.6 53.6 40.0 13.3[7]

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

水曜日時点で最終追い切りはなし


キャットファイト 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(9着)

8/29 美南W稍 馬なり
87.2 70.5 54.5 38.5 11.1[5]

一週前追い切りは野中悠太郎騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのガストリックと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/1 美南W稍 馬なり
82.9 66.7 52.6 37.8 11.5[4]

馬なりの古馬2勝のセイウンパシュートと併せて、内で1.6秒追走同入しました。
馬なりの古馬1勝のビコブルーと併せて、内で2.1秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走後もかなり意欲的に乗り込めていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(9着)

9/4 美南W稍 馬なり
81.4 66.5 51.8 37.5 12.0[5]

最終追い切りは大野拓弥騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる新馬のアルパインハットと併せて、外で1.2秒追走0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

10/8 美南W良 強め
85.3 68.7 53.4 37.8 11.1[8]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.1秒と素晴らしい時計をマークいます。
前走時と比較しても終いの伸びを含めて大きく上積みを感じます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


セフィロ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:多摩川ステークス(1着)

6/12 美南W重 馬なり
67.0 51.6 36.9 11.3[7]

強めに追われる3歳未勝利のバレアリックシーと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
馬なりの3歳未勝利のハットメリリーと併せて、内で0.9秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アイルランドトロフィー

10/2 美南W稍 馬なり
80.9 65.0 50.7 36.8 11.7[6]

強めに追われる古馬2勝のマンウォルと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
全体時計も前走時より大きく詰めており、意欲的に乗り込まれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:多摩川ステークス(1着)

6/19 美南W良 馬なり
68.9 53.0 37.9 11.1[7]

馬なりの新馬のメーゼと併せて、外で0.3秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:アイルランドトロフィー

水曜日時点で最終追い切りはなし

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。