スワンステークス2023 追い切り情報

スワンステークス2023 追い切り情報

スワンステークス2023 追い切り情報


10月28日(土)京都芝1400m

アヴェラーレ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:関屋記念(1着)

8/2 美南W稍 G前仕掛け
99.4 82.9 67.7 53.3 38.3 11.5 [4]

馬なりの2歳未勝利のチェルヴィニアと併せて、外で0.4秒先行0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/18 美南W良 馬なり
84.3 67.9 52.6 38.8 11.9 [2]

馬なりの新馬のアトリウムチャペルと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
馬なりの古馬1勝とセラドナイトと併せて、内で1.1秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
木村厩舎らしく、一週前追い切りと最終追い切りウッドで週末に坂路を行うのが好走パターンです。
今回はややチグハグなラップですが、終い11.9秒としっかり末まで使えています。
併せ馬も交えて、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:関屋記念(1着)

関屋記念(1着)
8/9 美南W良 強め

馬なりの2歳未勝利のチェルヴィニアと併せて、内で0.5秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 美南W良 馬なり
68.9 53.5 38.1 11.1 [4]

これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
週末には坂路調教を交えて全体時計53.5秒と好時計をマークしました。
また、最終追い切りでは終い11.1秒とかなりキレた印象です。
状態も上向きでしっかり力を出せる出来にあります。


インダストリア 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(7着)

8/30 美南W良 馬なり
66.1 50.8 36.6 11.3 [2]

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/18 美南W良 馬なり
79.6 64.3 50.4 37.0 11.8 [6]

一週前追い切りは丸山元気騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
前走と前々走で大きく着順を落としましたが、坂路が使えずその影響と考えられます。
今回は坂路調教も交えて、ウッドで自己ベスト更新しました。

しっかり加速ラップを刻んでいますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(7着)

京成杯オータムハンデキャップ(7着)
9/6 美南W良 馬なり

馬なりの古馬1勝のカズラポニアンと併せて、内で1.0秒追走0.1秒先着しました。
馬なりの古馬1勝のヒシルリアンと併せて、内で1.9秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 美南W良 馬なり
81.2 64.6 49.4 36.0 11.7 [7]

今回の最終追い切りで自己ベストをマークしました。
その中でもしっかり加速ラップを刻んでいますし、4ハロン50秒を切って猛時計をマークしました。
中間もこの馬の好走のカギである坂路調教も交えています。
確実に前走以上の出来にありそうです。


ウイングレイテスト 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(2着)

8/31 美南W良 強め
81.4 65.3 51.4 37.5 11.1 [4]

一週前追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のミシシッピテソーロと併せて、内で1.2秒追走0.2秒遅れました。
強めの新馬のヒットザシーンと併せて、内で0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/19 美南W良 一杯
65.9 50.1 36.0 11.2 [6]

一週前追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。
この馬は、ウッドメインの調教です。
調教タイムはいつも動くタイプで、今回も5ハロン65.9秒の好時計をマークしています。
また、しっかり加速ラップを刻んでこの馬らしい動きを披露しました。

最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(2着)

京成杯オータムハンデキャップ(2着)
9/6 美南W良 馬なり

最終追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のミシシッピテソーロと併せて、内で2.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 美南W良 馬なり
66.1 51.3 37.3 11.5 [3]

最終追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。
これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
しっかりと加速ラップを刻んでいますし、終いも11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、この馬の本来の動きを考えると終い11秒台前半は出るタイプでやや物足りない印象。

現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ウインマーベル 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(6着)

9/21 美南W良 一杯
83.0 67.3 52.8 38.3 11.8 [8]

一週前追い切りは杉原誠人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のトップスティールと併せて、内で1.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/18 美南W良 馬なり
85.8 69.2 53.8 39.2 12.3 [8]

この馬自身、ウッドメインの調教です。
あまり調教と実践で直結するタイプではないので、時計的には見栄えしません。
ただしっかりキレイなラップでまとめていますし、前走より上昇傾向に感じます。
最終追い切りでどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(6着)

スプリンターズステークス(6着)
9/27 美南W良 一杯

一杯の古馬2勝のスズノデレヤと併せて、内で0.9秒追走0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 美南W良 G前仕掛け
85.3 68.7 53.3 38.6 11.6 [8]

馬なりの2歳未勝利のマイネルヴォルムスと併せて、内で1.3秒追走同入しました。
これまでと同様で最終追い切りはウッドで行いました。
時計映えしないこの馬としては終い11.6秒はかなり動けている印象です。
また、併せ馬を交えていますし負荷も充分に掛けてきました。

本番でも楽しみな一頭です。


エクセトラ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:UHB賞(4着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/19 栗CW良 馬なり
82.2 67.7 52.7 37.1 11.6 [6]

一週前追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のラウルピドゥと併せて、内で1.2秒追走0.9秒先着しました。
馬なりの新馬のヴィアダクトと併せて、内で1.8秒追走0.9秒先着しました。
この馬は坂路メインの調教ですが、今回はウッドで長めから追ってきました。
道中チグハグラップで、終いも11.2-11.6と減速ラップになっており良化の余地を残しています。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:UHB賞(4着)

UHB賞(4着)
8/9 札ダ稍 馬なり

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 栗坂良 馬なり
52.0 37.6 24.6 12.5 [8]

今回の最終追い切りで自己ベストをマークしました。
ラップは減速ラップになっていますが、12.1-12.5としっかり12秒台にまとめれています。
一週前追い切りからはかなり良化している印象です。
本番でもしっかり力を出せる出来にありそうです。


カイザーミノル 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中京記念(11着)

7/14 栗坂重 馬なり
53.1 37.9 25.0 12.7 [8]

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/19 栗CW良 強め
83.7 67.9 53.0 37.3 11.3 [6]

一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
近走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中チグハグラップですが、終いは11.8-11.3としっかり負荷を掛けています。
ただ、近走もタイムは出ているもの結果に結びついていない状況です。

最終追い切りでは変化が求められそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中京記念(11着)

中京記念(11着)
7/19 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 栗P良 強め
83.1 65.7 50.8 37.5 11.6 [7]

最終追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。


グレナディアガーズ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:高松宮記念(5着)

3/16 栗CW良 馬なり
82.2 66.4 51.5 36.0 11.0 [9]

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/18 栗CW良 馬なり
82.4 66.7 51.8 37.0 11.4 [8]

馬なりの古馬2勝のレッドバリエンテと併せて、0.5秒追走同入しました。
この馬の好走パターンは一週前追い切りウッド調教です。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いも11.4秒としっかり脚を使えています。
併せ馬を交えている点も好感を持てます。

最終追い切りでは坂路が想定されますが、どのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:高松宮記念(5着)

高松宮記念(5着)
3/22 栗坂良 馬なり

馬なりの古馬2勝スーリーダンジュと併せて、0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 栗CW良 馬なり
83.9 68.2 52.8 37.3 11.4 [8]

一杯に追われる古馬1勝のアウサンガテと併せて、内で0.4秒追走0.2秒先着しました。
約2年ぶりに最終追い切りをウッドで行いました。
近走結果がいなく、変化を付けてきた点に好感を持てます。
また、しっかり加速ラップを刻んでいますし終いも11.3-11.4と減速ラップになっていますがかなり負荷を掛けれています。

週末には坂路調教を交えていますし、新たな一面を見せてくれそうです。


サブライムアンセム 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ポートアイランドステークス(6着)

9/21 栗坂良 強め
53.4 38.9 25.4 13.0 [8]

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/18 栗CW良 馬なり
49.4 36.0 11.9 [6]

最終追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。
この馬の好走パターンは一週前追い切りで4ハロンのウッド調教です。
全体時計49.4秒と好時計をマークしていますが、終い11.3-11.9と減速ラップになっています。
その点は現状減点材料となります。

最終追い切りでその点を補えるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ポートアイランドステークス(6着)

ポートアイランドステークス(6着)
9/27 栗坂良 強め

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 栗CW良 馬なり
50.5 35.6 11.4 [4]

最終追い切りは池添謙一騎手が騎乗しての調教です。
前走とは異なり、最終追い切りをウッドで行いました。
ウッド調教で4ハロン追いは過去に経験していますが、いずれも大敗したレースが大半を占めます。
好走パターンの該当でなく、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


スマートリアン 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:北九州記念(4着)

8/10 栗CW良 強め
52.6 37.2 11.3 [7]

一週前追い切りは角田大河騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/19 栗CW良 G前仕掛け
83.5 66.5 51.7 37.4 11.6 [8]

この馬の好走パターンは坂路メインの調教内容です。
今回はウッド調教でしたが、綺麗な加速ラップを刻んでいます。
ただ、ここ一週間で坂路調教が全く無いのが不安なところ。
最終追い切りで坂路調教での一変待ちです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:北九州記念(4着)

北九州記念(4着)
8/16 栗坂重 G前仕掛け

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 栗坂良 馬なり
52.5 38.2 24.9 12.4 [4]

前走と同様で最終追い切りは坂路で行いました。
全体時計52.5秒で終いもしっかり加速ラップを刻んでいます。
ウッドメインの調教でしたが、最終追い切りでキッチリ坂路で追えたのは好感を持てます。
前走で重賞でも目途を立てているので、しっかり力を出せそうです。


ビーアストニッシド 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:安土城ステークス(2着)

5/17 栗坂良 馬なり
52.4 37.5 24.7 12.4 [8]

一週前追い切りは田中健騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スワンステークス

10/18 栗坂良 一杯
53.3 38.6 25.3 12.9 [8]

一週前追い切りは田中健騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝テイエムフェローと併せて、0.4秒追走0.4秒先着しました。
この馬は坂路メインの調教内容です。
全体時計53.3秒ですが、終い12.4-12.9と減速ラップになっています。
前走で復活の兆しを見せましたがこれは加速ラップのもの。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:安土城ステークス(2着)

安土城ステークス(2着)
5/24 栗坂良 馬なり

最終追い切りは田中健騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のテイエムイダテンと併せて、0.6秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:スワンステークス

10/25 栗坂良 馬なり
54.1 39.1 25.2 12.4 [4]

最終追い切りは田中健騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のテイエムフェローと併せて、0.4秒追走同入しました。
これまでと同様で最終追い切りは坂路で行いました。
距離を短縮してから着順をまとめていますが、加速ラップのものでした。
最終追い切りでは全体時計でやや甘いものの、しっかり加速ラップを刻んでいます。
一週前追い切りよりは状態を上げれた印象です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。