フェブラリーステークス2020 追い切り情報

フェブラリーステークス2020 追い切り情報

フェブラリーステークス2020 追い切り情報


2月23日(日)東京ダート1600m

アルクトス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

プール調教やポリトラックでの調教が多いですが、結果は出ていますし、特に心配はいらないでしょう。
普段は一週前追い切りに実戦を意識した調教が行われ、最終追い切りは軽めの調整が多いです。
そのため、一週前追い切りに好時計叩き出してくるので、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。

また、一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合い付けをしています。
併走馬に遅れることもありますが、それ以上に追走してのものであれば問題ありません。
一週前追い切りで4F51秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ南部杯(2着)

10/2 美南W良 強め
65.1 51.4 38.4 12.3 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のフィスキオと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒差遅れました。
一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/12 美南W良 強め
67.7 53.5 40.7 13.3 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のミスマリアと併せて、外を0.6秒先行同入しました。
1月19日から入念に乗り込まれ、プール調教を併用しながら今週で13本目。
今週は負荷をかけた内容でしたが、強めに追われた割に全体時計は平凡です。
ただ、折り合いはついていますし、動きは軽快で最終追い切りの動きに期待したい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ南部杯(2着)

10/10 美南P良 馬なり
67.7 53.2 38.7 11.9 [8]

最終追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/19 美南P良 馬なり
68.2 51.9 37.2 11.6 [8]

一杯に追われた古馬3勝のソロフレーズと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは田辺騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週はポリトラックで軽めの調整でしたが、ラスト1Fは11.6秒の猛時計をマーク。
力強い動きで併走馬をあっさり圧倒し、態勢は整ったと見て良いでしょう。

 


インティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

馬なり中心の調教で最終追い切りに実戦を意識した調教をすることが多いです。
また、普段は坂路コースを中心に追われており、攻めの調教はウッドチップコースで追われています。
最終追い切りで好時計をマークしている時はしっかり成績を残しているので、攻めの調教で好時計を叩き出すようなら押さえておきたい一頭です。

みやこSでは15着に敗れましたが、最終コーナーでウェスタールンドと接触してバランスを崩したのも敗因の一つ。
続くチャンピオンズカップでは実力馬相手でしたが、完璧なレースで3着に好走。
前走は3着ではありましたが、昨年制した舞台で改めて期待したい。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東海ステークス(3着)

1/17 栗CW良 強め
83.7 68.0 53.8 39.2 11.8 [7]

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/12 栗坂良 強め
53.7 39.5 25.6 12.3

レース間隔が短いため、今週で一本目の調整。
全体時計は掛かりましたが、追われた反応は良好で終い12.3秒の好時計をマーク。
一週前追い切りはいつもこのくらいなので、この馬なりに順調と考えて良さそうですね。
折り合いもついていますし、最終追い切りで態勢が整えば今走も軽視禁物ですよ。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東海ステークス(3着)

1/22 栗坂良 一杯
51.8 38.1 25.1 12.9

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/19 栗坂良 強め
51.1 37.7 24.8 12.5

レース間隔が詰まっているので目一杯ではないにしろ、2週連続しっかり負荷をかけているのは好感が持てます。
今週は追われると抜群の反応で、自己ベストを大きく更新する好時計を叩き出しています。
失速ラップはいつものことですし、全体時計51.1秒に対して終い12.5秒の時計ならかなり優秀です。
フットワークも軽快で、仕上がりは万全です。
近走は勝ちきれないレースが続きますが、昨年制した舞台で改めて期待したい。

 


ヴェンジェンス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

毎回乗り込み量は少ない馬ですが、一週前追い切りと最終追い切りはしっかり追われています。
普段はどちらか一方で強めに追われることが多く、終い重点に調整されています。
調教でもラスト1Fの動きが重要で、しっかり加速ラップを刻んで終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

チャンピオンズカップは7着に敗れましたが、直線はしっかり伸びていましたし、みやこSでは外からもの凄い末脚で快勝。
前走は2着に好走し、7歳でもまだまだ活躍は期待できそうです。
今走も展開次第では可能性十分ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東海ステークス(2着)

1/16 栗坂良 馬なり
52.6 38.1 24.8 12.5

一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/12 栗坂良 馬なり
52.7 38.2 25.1 12.8

一週前追い切りは幸騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
前走時と同様に、一週前追い切りはサッと流した程度。
ラストは失速しましたが、軽快な行きっぷりで特に硬さは感じません。
引き続き気配は良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東海ステークス(2着)

1/23 栗坂重 馬なり
57.2 40.8 25.9 12.4

最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/19 栗坂良 馬なり
52.8 38.1 24.9 12.7

最終追い切りは幸騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
レース感覚が詰まっている分、今週は先週と同様に軽めの調整。
失速ラップではありますが、軽快な行きっぷりで特に硬さは感じません。
前走時と比べて大きな上積みは感じませんが、引き続き気配は良好です。

 


キングズガード 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは強めに追われる傾向があり、レース間隔が短くても攻めの調教が施されています。
近走は併せ馬で調整されることが多く、遅れることも多いですが、しっかり3着以内に食い込んでいるので、遅れはそこまで気にしなくて良いでしょう。
比較的時計は出すタイプの馬なので、攻めの調教で好時計が出るようなら押さえておきたい一頭です。

今年で9歳と年齢的にも衰えを感じますが、それにしては追い切りもよく動いていますし、G1レベルでもまだやれそうな印象です。
調整に時間はかかりますが、力はある馬なので仕上がり良好なら軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東海ステークス(5着)

1/16 栗CW良 馬なり
81.1 64.6 50.6 37.9 12.5 [5]

馬なりに追われた古馬2勝のディバインフォースと併せて、内を1.5秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/12 栗CW良 一杯
82.5 66.2 51.7 38.3 12.3 [7]

一杯に追われた古馬3勝のミスマンマミーアと併せて、外を0.5秒先行して0.4秒遅れました。
一週前追い切りは荻野琢真騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
併走馬には先行して遅れていましたが、追われた反応は良好でラストも鋭い伸び脚を見せています。
しっかり負荷がかけられているのは好感が持てますし、全体時計も優秀です。
折り合いもスムーズで特にデキ落ちは見られません。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東海ステークス(5着)

1/22 栗CW良 一杯
82.3 65.5 51.5 38.2 12.4 [6]

馬なりに追われた古馬2勝のディバインフォースと併せて、内を0.9秒追走してアタマ差先着しました。
最終追い切りは秋山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/19 栗CW良 一杯
84.3 67.3 51.7 37.7 12.0 [6]

一杯に追われた古馬1勝のヒミノブルーと併せて、内を0.8秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りは秋山騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週もビッシリ追われ、全体時計は平凡ですが、ラスト1Fの動きが抜群です。
追われた反応も良好ですし、力強い伸び脚で併走馬にもしっかり先着。
折り合いのついた調整で、引き続き好調キープと見て良いでしょう。

 


クリノガウディー 追い切り評価:未定

1.この馬の追い切り傾向

坂路コース中心の調教で、水曜追いは基本騎手騎乗で一杯に追われています。
攻め動くタイプの馬なので、比較的時計は出ていますが、一杯に追われて51秒台の時計であれば好調と考えて良いでしょう。
ステッキをいれた時の反応は要チェックですね。

毎回仕上がりは問題ないですし、折り合いのついた調教ができていれば押さえておくのが良いでしょう。
昨年は不振が続きましたが、今年は東京新聞杯で見事3着に好走。
ひと叩きして上積みが見込めれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京新聞杯(3着)

1/29 栗坂重 一杯
51.8 37.1 24.0 11.9

一週前追い切りは森裕太朗騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京新聞杯(3着)

2/5 栗坂良 強め
52.5 37.7 24.1 11.7

最終追い切りは森裕太朗騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

最終追い切りは行われていませんでした。

 


デルマルーヴル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

ポリトラックで追われる傾向があり、一週前追い切りか最終追い切りのどちらか一方で強めに追われています。
水曜追いは併せ馬で気合い付けをしており、併走馬に遅れることもありますが、最終追い切りで同入または先着していれば心配いらないです。
ポリトラックコースなので時計は出ますが、終い12秒台前半の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

また、普段はしっかり折り合いのついた調教ができているので、一週前追い切りと最終追い切りの加速ラップは要チェックですよ。
過去13年走って掲示板を外したことは一度もなく、新馬戦を含めて3回4着したのみ。
堅実に走れるタイプの馬で、ひと叩きして上積みが見込める今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:川崎記念(3着)

1/17 美南P良 馬なり
66.6 51.8 37.6 11.8 [5]

馬なりに追われた古馬1勝のトランスポーターと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/13 美南P良 馬なり
69.8 53.8 40.2 12.8 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のトランスポーターと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
いつも通り一週前追い切りは馬なり調教。
全体時計は普段と比べると平凡ですが、力強い動きで併走馬にもあっさり追走同入。
ラストも鋭い伸びをみせていますし、折り合いのついた調整で、引き続き気配は良好です。
最終追い切りで態勢が整えば今走も楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:川崎記念(3着)

1/26 美南P良 馬なり
53.8 38.5 12.3 [6]

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/19 美南P良 馬なり
63.8 49.3 36.6 12.3 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のトランスポーターと併せて、内を0.5秒追走同入しました。
普段通りの調整でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストを1秒以上更新。
ラストの伸び脚も鋭く、併走馬に遅れをとっていないのは好感が持てます。
レースごとに状態は良化しており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

 


モジアナフレイバー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

地方馬なので普段は地方で調教が施されています。
レース直前は負荷をかける調教が多く、特に最終追い切りの動きは要チェックです。
時計は出るタイプの馬ですが、6F79秒台の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

前走の東京大賞典では6F76秒台の時計を出して3着に好走。
メンバーの揃う前走で好走できているのは好感が持てますし、今走も間隔を空けて態勢が整えば注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京大賞典(3着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/7 小林外良 馬なり
78.2 63.0 49.0 36.3 11.3 [2]

今週は馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで全体時計78秒台の好時計をマーク。
ラストも11.3秒と鋭い伸び脚で、普段の調教内容と比べるとかなり時計は速いです。
動きも軽快で前走よりもさらにパワーアップを感じます。
折り合いもついており、最終追い切りでも好調キープなら楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京大賞典(3着)

12/22 小林外良 強め
76.7 61.2 48.0 35.8

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/16 小林外良 強め
75.5 60.5 47.1 35.3 11.6 [4]

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。
こちらは日曜追いの時計になります。
強めに追われると前走時以上の反応で、自己ベストを約4秒縮める猛時計をマーク。
相変わらずラストも力強い伸び脚で、仕上がりは万全です。

 


モズアスコット 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり主体の調教で、最終追い切りに強めの調教を行なっています。
攻め動くタイプの馬ではありますが、調教でも好時計を出している時はその動きが本番でも反映されているため、最終追い切りで速い時計を出すようなら押さえておくのが良いでしょう。
普段レース前にはしっかり仕上げられていますし、G2までであれば成績はかなり安定しています。

最終追い切りでは併せ馬をすることが多く、普段通り鋭い伸び脚で追走先着しているなら仕上がりは万全と見て良いでしょう。
身のこなしは軽やかで、直線はしっかり伸びる馬です。
マイルCSは14着に敗れましたが、前走の根岸Sではダートを適性を見せて見事快勝!今走は相手のレベルは上がりますが、仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:根岸ステークス(1着)

1/23 栗坂重 一杯
50.6 36.8 24.0 12.2

一杯に追われた古馬1勝のローゼンリッターと併せて、0.4秒追走して1.0秒先着しました。
一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:根岸ステークス(1着)

1/29 栗坂重 強め
52.2 38.0 24.9 12.3

馬なりに追われた古馬3勝のホウオウドリームと併せて、0.9秒追走同入しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/19 栗坂良 馬なり
51.4 37.6 24.8 12.4

一杯に追われた3歳1勝のクレパトと併せて、0.8秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
攻め動くタイプの馬なので、時計はこの馬なりに平凡ですが、しっかり加速ラップを刻んだ調整が出来ているのは好感が持てます。
軽めの調整でも終い12.4秒の鋭い伸び脚で、格下の併走馬にもあっさり先着していますし、引き続き好調と考えて良いでしょう。

 


ラプタス 追い切り評価:未定

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースで調整が行われています。
比較的時計は出るタイプの馬で、全体時計52秒台なら仕上がりは順調と見て良いでしょう。
また、強めに追われる時は鋭い伸び脚を見せています。

失速ラップは多いですが、0.2,3秒くらいの誤差であれば特に心配はいらないです。
ダートに転向後は4連勝と抜群の適性を見せています。
今走は初重賞となりますが、まだ底を見せていない分可能性はありそうですよ。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:バレンタインステークス(8着)

2/12 栗坂良 馬なり
53.2 38.5 25.2 12.6

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

 

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

 

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

 

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

 

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

 

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

 

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。