京都牝馬ステークス2020 追い切り情報
0
京都牝馬ステークス2020 追い切り情報
2月22日(土)京都芝1400m
サウンドキアラ 追い切り評価:A
1.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:京都金杯(1着)
12/25 栗坂良 馬なり
54.9 39.2 25.1 12.4
今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス
2/12 栗坂良 馬なり
52.2 38.1 24.6 12.1
一週前追い切りは松山騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は軽くサッと流した程度でしたが、絶好の動きを見せています。
行きっぷりは抜群で、ぐんぐん加速していくとラストは12.1秒の好時計をマーク。
前走時以上に良い動きで、叩いてさらにパワーアップを感じます。
折り合いもついており、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
2.最終追い切り
前走時の最終追い切り:京都金杯(1着)
1/3 栗坂良 強め
53.1 38.8 25.3 12.5
最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス
2/19 栗坂良 強め
52.4 37.8 24.4 12.0
先週と同様に最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調整。
今週は終い重点に追われ、ラストも12.0秒の好時計を叩き出しています。
2週連続で前走以上の時計を出しており、上積みが見込めます。
力強いフットワークで、しっかり加速ラップを刻んでいます。
負荷をかけた調整ができているのも好感が持てますし、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
ビーチサンバ 追い切り評価:A
1.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:秋華賞(5着)
10/3 栗CW良 一杯
82.6 66.7 52.2 38.4 11.9 [4]
今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス
2/12 栗CW良 強め
82.6 67.1 52.2 38.3 11.7 [8]
強めに追われた古馬3勝のルタンデュボヌールと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒先着しました。
一週前追い切りは福永騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
前走と比べるとやや抑えめではあったものの、外を回って同等のタイムなら優秀です。
ラストも11.7秒と力強い伸び脚で、格下を圧倒しています。
1月19日から今週で9本目と乗り込み量も十分で、仕上がりは順調です。
2.最終追い切り
前走時の最終追い切り:秋華賞(5着)
10/9 栗CW良 一杯
81.8 65.4 50.8 37.3 12.3 [3]
今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス
2/19 栗坂良 馬なり
53.9 39.9 26.0 12.3
先週しっかり負荷がかけられた分、今週は軽く流した程度の調整。
それでも行きっぷりは良好で、ラストも12.3秒の力強い伸び脚を見せています。
フットワークは軽快で、先週と同様に折り合いはスムーズ。
このひと追いで態勢は整ったと見て良いでしょう。
シゲルピンクダイヤ 追い切り評価:A
1.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:ターコイズステークス(3着)
12/4 栗CW良 一杯
80.3 65.4 51.4 38.6 12.5 [7]
あ
今回の一週前追い切り:京都牝馬ステークス
2/12 栗CW良 強め
82.6 65.9 50.8 36.9 11.7 [4]
一週前追い切りは佐久間騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われ、力強いフットワークを見せています。
追われてからの反応は良好で、ラストは11秒台の猛時計をマーク。
先週は強めに追われて全体時計81.4秒の好時計を叩き出しており、2週連続で意欲的に追われているのも好感が持てます。
攻め動くタイプの馬ではありますが、落ち着きも出てきましたし、折り合いもスムーズで仕上がりは良好です。
2.最終追い切り
前走時の最終追い切り:ターコイズステークス(3着)
12/11 栗坂良 一杯
52.9 38.1 24.2 11.8
今回の最終追い切り:京都牝馬ステークス
2/19 栗坂良 馬なり
53.2 38.1 23.9 11.9
先週は強めに追われて好時計をマーク。
今週も坂路コースで軽めの調整でしたが、ラストは11.9秒の力強い伸び脚を見せています。
引き続き落ち着きのある走りで、全体時計も前走以上に優秀です。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは万全と考えて良いでしょう。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。
レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。
坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。
坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。
この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。
この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。
坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。
特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。
この競馬場では、坂路調教馬が強いです。
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。
木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。
基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。
坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、
坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。
同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。
しかし、それだけで判断するのは危険です。
1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。
単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。
体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。
また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。
①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。
怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。
レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。
また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。
ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。
レース間近でのプールは要注意です。