デイリー杯2歳ステークス2023 追い切り情報

デイリー杯2歳ステークス2023 追い切り情報

エンヤラヴフェイス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(7着)

8/16 栗坂重 馬なり
54.1 38.6 24.6 12.5 [8]

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗坂良 一杯
52.4 37.5 24.2 12.1 [8]

一杯に追われる古馬1勝のルビナスと併せて、0.6秒追走0.6秒先着しました。
この馬はデビュー以降坂路メインの調教内容です。
その中でも2歳馬にしては全体時計優秀ですし、終いも12.1秒としっかりキレています。
やや乗り込み量は疑問ですが、週末と最終追い切りで更に上積みがあるかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟2歳ステークス(7着)

新潟2歳ステークス(7着)
8/23 栗坂良 馬なり

最終追い切りは菱田裕二騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のワーフデールと併せて、0.3秒追走0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗坂稍 一杯
52.1 37.8 24.8 12.4 [8]

一杯に追われる2歳未勝利のフォージトブリックと併せて、1.5秒追走0.5秒先着しました。
前走で最終追い切り坂路で行いました。
全体時計も52.1秒と早めですし、終いも12.1-12.1としっかり負荷を掛けてきました。
一週前追い切りからもしっかり負荷を掛けており、上々の内容。

本番でもしっかり力を出せそうです。


カンティアーモ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

7/19 美南W良 馬なり
98.2 82.3 67.5 52.9 38.4 12.2 [2]

馬なりの新馬のソニックラインと併せて、内で0.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 美南W良 馬なり
98.3 82.1 67.2 52.6 38.6 12.4 [2]

馬なりの新馬のアルセナールと併せて、内で0.3秒追走同入しました。
前走と同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
終いはまだ緩いものの、綺麗な加速ラップを刻んでいます。
木村厩舎ですので、週末に坂路調教を交えて最終追い切りウッドが想定されます。

乗り込み量も豊富で、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

2歳新馬(1着)
7/26 美南W良 馬なり

馬なりの古馬1勝のオクタヴィアヌスと併せて、内で0.3秒追走同入しました。
馬なりの3歳未勝利のマローディープと併せて、外で0.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 美坂良 馬なり
54.6 39.8 25.5 12.4 [8]

木村厩舎としては異例の最終追い切り坂路で行いました。
しっかり加速ラップを刻んで、終いも12.4秒と負荷自体は掛けてきました。
一週前追い切りも終いが緩かったので、状態は平行線に映ります。
この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


クリーンエア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(3着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 美南W良 強め
82.9 67.1 52.2 37.9 11.7 [7]

一週前追い切りは大野拓弥騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のフェブルウスと併せて、内で1.0秒追走0.2秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終いの11.7秒もしっかり負荷を掛けてきました。
ただ、これまで坂路調教が無いのがやや不安なところ。
ウッドメインですのでそこまで心配する必要はありませんが、週末にしっかり坂路調教を交えれば更に楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟2歳ステークス(3着)

新潟2歳ステークス(3着)
8/23 美南W良 馬なり

最終追い切りは大野拓弥騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のニシニレヴナイトと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 美南W良 馬なり
85.4 69.0 54.4 39.6 12.5 [3]

前走と同様で、最終追い切りウッドで行いました。
輸送を控えてか、全体時計及び終いも軽めの内容に映ります。
また、週末に坂路調教も無く出来自体が不満な内容です。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ジャンタルマンタル 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

9/27 栗坂良 一杯
53.3 38.4 24.8 11.7 [8]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗坂良 馬なり
54.7 39.9 25.4 12.0 [8]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
この馬は新馬戦から坂路メインの調教内容です。
間隔が詰まっていますが、しっかりと加速ラップを刻んでいます。
前走もしっかり負荷を掛けてので大きな上積みはありませんが、しっかり維持しているように映ります。

最終追い切りも坂路でどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

2歳新馬(1着)
10/4 栗坂稍 馬なり

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗坂稍 強め
54.2 39.8 25.8 12.0 [8]

前走と同様で、最終追い切り坂路で行いました。
前走と比較して、時計面も詰めていますし終いも12.0秒としっかり負荷を掛けてきました。
レース間隔を考えればしっかり負荷も掛けてきています。
本番でもしっかり力を出せそうです。


ジューンブレア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

9/20 栗坂良 馬なり
54.6 38.1 23.9 11.9 [8]

馬なりの古馬3勝のエーティーマクフィと併せて、0.1秒追走アタマ遅れました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗CW良 馬なり
85.4 69.7 54.7 39.2 12.6 [9]

一週前追い切りは富田暁騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のインクルードダイヤと併せて、外で0.8秒先行0.1秒先着しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
ややチグハグなラップな上に、終い12.1-12.6と減速ラップになっています。
併せ馬で先着していますが、まだ良化の余地を残している印象です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

2歳新馬(1着)
9/27 栗坂良 馬なり

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のゲーテローズと併せて、0.2秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗CW稍 馬なり
54.3 38.4 11.2 [7]

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のレッドヒルシューズと併せて、内で0.3秒追走アタマ遅れました。
前走とは異なり、最終追い切りウッドで行いました。
また、4ハロン追いの調教で終いのみ11秒台に伸ばす調教です。
一週前追い切りも不満な内容でしたが、依然として良化の余地を残している印象。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ダノンキラウェア 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

7/20 栗CW良 一杯
85.1 68.5 52.5 36.9 11.2 [8]

一杯に追われる古馬1勝のアウサンガテと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/2 栗CW良 一杯
84.7 68.1 52.8 37.2 11.2 [8]

馬なりの新馬のクイーンズウォークと併せて、外で0.2秒先行クビ遅れました。
中内田厩舎らしく、一週前追い切りはウッドで行いました。
ややチグハグなラップですが、終い11.2秒は2歳馬と考えれば素晴らしい内容です。
中間の乗り込み量も豊富で、しっかり調整しています。

最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

2歳新馬(1着)
7/26 栗CW良 馬なり

最終追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のアウサンガテと併せて、内で0.7秒追走アタマ先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗CW稍 一杯
84.2 68.3 52.5 36.9 11.2 [8]

強めに追われる新馬のクイーンズウォークと併せて、外で0.2秒追走同入しました。
前走と同様で最終追い切りウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.3-11.2と2歳馬としては破格の内容です。
週末に坂路調教を交えて万全の内容。

本番でも楽しみな一頭です。


ナムラエイハブ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

9/13 栗坂良 馬なり
53.0 38.0 24.6 12.2 [8]

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗坂良 強め
52.3 38.0 25.0 11.9 [8]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のオンザダブルと併せて、0.3秒追走クビ遅れました。
この馬はデビュー後坂路メインの調教内容です。
2歳馬としては全体時計52.3秒で終い11.9秒は破格の内容に映ります。
ただ、スプリンター型の気もありますが出来はメンバーの中でも上位です。
最終追い切りもどのような動きをするかが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

2歳未勝利(1着)
9/21 栗坂良 馬なり

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗坂稍 強め
52.7 38.1 24.1 11.8 [8]

これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
綺麗な加速ラップを刻んでいますし、終い11.8秒としっかり負荷を掛けてきました。
また、前走が終い11秒台で好走しており勝利パターンとなります。
本番でも楽しみな一頭です。


フルレゾン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗CW良 一杯
83.2 67.5 53.2 38.2 11.9 [8]

一週前追い切りはウッドで行いましたが、新馬戦と同様のパターンです。
ややチグハグなラップですが、終い11秒台としっかり負荷を掛けれています。
ただ、レース間隔を考えれば中間一週前追い切り含めて2本と少ない印象です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

2歳未勝利(1着)
9/13 栗CW良 馬なり

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗CW稍 馬なり
84.3 68.5 53.9 38.4 11.9 [8]

前走と同様で最終追い切りウッドで行いました。
終い11.9秒はしっかり負荷を掛けていますが、道中1秒近く減速するチグハグラップな点が不満なところ。
中間の乗り込み量もやや少な目で、その点もやや不満なところ。
本番でもどこまで走れるかがカギになりそうです。


メイショウサチダケ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

8/30 栗CW良 一杯
83.1 68.0 53.7 38.8 12.2 [8]

一杯に追われる新馬のプエルタアスールと併せて、内で0.1秒追走0.2秒先着しました。
一杯に追われる新馬のラスダシャンと併せて、外で0.3秒先行0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗CW良 一杯
82.4 66.4 52.1 37.6 11.9 [9]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳未勝利のブエルタアスールと併せて、外で0.1秒先行0.9秒先着しました。
前走と同様で一週前追い切りウッドで行いました。
自己ベストをマークし、終い11.9-11.9としっかり負荷を掛けてきました。
また、併せ馬でも豪快に先着している点も好感を持てます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

2歳新馬(1着)
9/6 栗坂良 強め

強めに追われる新馬のノビルと併せて、1.0秒先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗坂稍 強め
53.7 38.2 25.2 12.7 [8]

前走と同様で、最終追い切り坂路で行いました。
自己ベストに迫る時計をマークし状態はしっかり作ってきた印象です。
終いは12.5-12.7と減速ラップですが、前走も同様のパターンで勝利しており問題なさそうです。
本番でもしっかり力を出せそうです。


テイエムチュララン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:小倉2歳ステークス(10着)

一週前追い切りはなし。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/1 栗坂良 馬なり
55.7 40.7 26.8 13.5 [5]

最終追い切りは太宰啓介騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの新馬のブリリアントスピカと併せて、0.1秒追走同入しました。
小倉滞在がメインでしたが、栗東在厩時は坂路メインの調教内容です。
乗り込み量は豊富ですが、まだ早い時計が無いのが現状です。

最終追い切りでどこまで負荷を掛けれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:小倉2歳ステークス(10着)

小倉2歳ステークス(10着)
最終追い切りはなし。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/8 栗坂稍 一杯
54.0 39.1 25.4 12.8 [8]

最終追い切りは太宰啓介騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの新馬のキタノズエッジと併せて、0.1秒遅れました。
新馬戦以来に最終追い切り坂路で行いました。
全体タイムは平凡で、終いも減速ラップとなっています。
格下相手に併せ馬で遅れてしまって点も不安なところ。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。