デイリー杯2歳ステークス2025 追い切り情報

デイリー杯2歳ステークス2025追い切り情報

デイリー杯2歳ステークス2025追い切り情報


11月15日(土)京都芝1600m

アイガーリー 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

9/3 栗CW稍 強め
82.8 65.8 50.8 36.5 11.5[4]

強めに追われる3歳未勝利のエポエポサンと併せて、内で0.7秒追走0.1秒遅れました。
一杯に追われる新馬のタワワと併せて、内で0.7秒追走0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 馬なり
67.4 52.1 36.9 11.7[6]

馬なりの新馬のメイラヴノリピーと併せて、外で0.3秒先行クビ先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬でも先着出来ており、状態の良さを感じます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

9/11 栗CW稍 強め
83.9 67.5 52.2 37.3 11.9[7]

最終追い切りは菱田裕二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のケイアイメキラと併せて、内で0.4秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗CW良 一杯
54.3 38.5 11.5[6]

一杯に追われる古馬1勝のテイエムパイロットと併せて、内で1.5秒追走0.2秒遅れました。
一杯に追われる2歳未勝利のシャンデヴィーニュと併せて、外で0.4秒先行同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、前走と異なり併せ馬で遅れている点が気になるところ。
この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


エイシンディード 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館2歳ステークス(1着)

7/10 函W良 馬なり
72.8 56.7 41.3 12.4[6]

一週前追い切りは強めに追われる2歳未勝利のスマートプリエールと併せて、外で0.8秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 一杯
82.6 67.5 52.3 36.7 11.3[7]

一週前追い切りは高杉吏麒騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のハンベルジャイトと併せて、外で0.8秒先行クビ遅れました。
栗東での初めての一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.3秒と好時計をマークしています。
併せ馬で遅れているものの、時計面は上々です。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館2歳ステークス(1着)

7/16 函W良 一杯
70.0 53.6 38.7 12.5[7]

最終追い切りは和田陽紀騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗CW良 一杯
53.8 67.7 52.7 37.5 11.6[6]

強めに追われる古馬1勝のチカミリオンと併せて、内で1.2秒追走0.5秒遅れました。
栗東での初めての最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、依然として併せ馬で遅れている状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ガリレア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(2着)

10/1 美南W稍 馬なり
85.1 68.3 53.0 38.1 12.1[9]

強めに追われる古馬3勝のドーバーホークと併せて、外で0.6秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 美南W良 一杯
85.5 68.8 54.4 40.1 13.1[9]

これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い13.1秒に留まっています。
前走の反動が見られる印象ですし、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(2着)

10/8 美P良 強め
63.9 50.1 36.9 12.0[5]

強めに追われる2歳未勝利のリトルエンジェルと併せて、内で0.8秒追走0.8秒先着しました。
強めに追われる新馬のニューカワイイと併せて、内で1.0秒追走0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 美P良 G前仕掛け
64.9 50.0 36.6 11.8[7]

馬なり2歳1勝のクラディスティーナと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
前走と同様で、最終追い切りはポリトラックで行いました。
前走時と同様程度の時計を消化して、併せ馬も消化してきました。
このパターンで好走出来ていますし、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


キャンディード 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中京2歳ステークス(1着)

8/20 栗坂良 一杯
52.8 38.0 24.2 12.0[8]

一杯に追われる古馬1勝のショウサンジョージと併せて、0.4秒先行0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 一杯
95.6 79.8 65.6 51.7 37.4 11.9[8]

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳未勝利のケンタッキーホームと併せて、内で1.1秒追走0.5秒先着しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
全体時計も非常に優秀で、自己ベストも更新してきました。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中京2歳ステークス(1着)

8/27 栗CW良 馬なり
39.2 12.4[8]

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる2歳未勝利のケンタッキーホームと併せて、内で0.1秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗坂良 馬なり
55.1 39.8 25.6 12.1[7]

最終追い切りは中村将之騎手が騎乗しての調教です。
前走時と同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.1秒と好時計をマークしています。
追い切りパターンは変わっていますが、一週前追い切りの内容を含めて充分負荷を掛けれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


マイケルバローズ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中京2歳ステークス(3着)

8/20 栗CW良 馬なり
84.8 68.9 53.3 37.4 11.3[8]

強めに追われるパイパネイラと併せて、0.2秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 一杯
98.7 81.8 66.4 51.8 36.6 11.3[6]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる新馬のアクセスと併せて、内で0.4秒追走0.5秒遅れました。
一杯に追われる古馬オープンのガロンヌと併せて、内で0.7秒追走0.4秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.3秒と好時計をマークしています。
併せ馬で遅れているものの、タイム面は上々です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中京2歳ステークス(3着)

8/27 栗CW良 馬なり
83.3 68.2 53.9 38.7 12.0[8]

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のジーティーアダマンと併せて、内で0.3秒追走クビ遅れました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗坂良 強め
51.9 38.1 24.5 11.9[7]

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのガロンヌと併せて、0.4秒追走同入しました。
前走とは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒と素晴らしい時計をマークしています。
前走時よりも明らかに上向いており本番でもこの馬の走りを出来そうです。


アスミル 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

10/17 栗CW良 馬なり
80.8 66.2 52.1 37.3 12.0[7]

G前追うダンツエスプリと併せて、内で0.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 馬なり
84.6 68.3 52.7 37.3 11.5[6]

一杯に追われる古馬3勝のメイショウズイウンと併せて、内で0.2秒追走0.1秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走時よりも併せ馬、時計面ともに上々の内容です。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/22 栗坂良 馬なり
55.5 40.6 26.3 12.6[8]

最終追い切りは松本大輝騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗坂良 馬なり
52.6 38.0 25.0 12.7[6]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.3-12.7と減速ラップになっています。
状態面で上積みが見込めない状況から、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


アドマイヤクワッズ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

10/10 栗CW良 馬なり
84.6 69.1 53.5 37.8 11.4[7]

一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のライトトラックと併せて、外で0.8秒先行クビ先着しました。
馬なりの古馬オープンのダンテスヴューと併せて、内で0.8秒追走クビ先着しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 強め
97.0 80.8 65.9 51.6 37.2 11.2[6]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝のジュンライデンと併せて、内で1.1秒追走0.6秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.2秒と素晴らしい時計をマークしています。
併せ馬も先着し、かなり意欲的に乗り込まれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

10/15 栗坂重 強め
53.5 39.0 25.6 12.4[8]

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗坂良 馬なり
55.3 40.2 25.7 12.5[6]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.5秒としっかり負荷を掛けれています。
一週前追い切りがかなり負荷を掛けましたので、最終追い切りは終い重点の調教内容です。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


カヴァレリッツォ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

8/20 栗坂良 馬なり
58.3 43.3 29.0 14.0[8]

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗坂良 馬なり
56.8 41.5 27.1 13.2[8]

一週前追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
全体時計も軽めで終いも13.2秒に留まっています。
ただ、この馬自身週末に早い時計を出すタイプです。
最終追い切り及び週末の調教内容にも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

8/27 栗坂良 馬なり
60.0 44.4 29.3 14.4[8]

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗坂良 馬なり
56.8 41.9 27.9 13.6[8]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
最終追い切りも引き続き坂路で軽めの調整程度に努めています。
土曜日にはウッドで好時計をマークしており、併せ馬でも先着出来ています、
状態面の上積みを見込めますし、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


グッドピース 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

9/10 栗坂良 強め
54.8 39.6 25.5 11.9[8]

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗坂良 一杯
54.6 39.3 25.4 12.1[8]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.1秒と好時計をマークしています。
終い重点ながら中間も意欲的に乗り込まれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

9/17 栗坂良 強め
53.9 39.2 25.0 11.9[8]

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗坂良 馬なり
56.7 41.2 26.3 12.6[8]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.6秒としっかり負荷を掛けれています。
前走好走時からも状態を維持出来ていますし、最終追い切りも注目です。


サーディンラン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

10/8 栗CW良 馬なり
70.6 53.8 37.8 11.6[8]

馬なりの古馬1勝のエンマと併せて、外で0.5秒先行同入しました。
馬なりの古馬1勝のベレニーチェと併せて、内で0.5秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 強め
85.8 69.3 53.3 37.5 12.2[9]

馬なりの古馬3勝のヒルノハンブルクと併せて、外で0.5秒先行同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.2秒に留まっています。
やや負荷不足が否めない状況で、最終追い切りでどこまで走れるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/15 栗CW重 一杯
88.3 71.3 54.5 39.3 11.4[9]

馬なりの古馬3勝のソルトクィーンと併せて、外で1.4秒先行クビ遅れました。

今回の最終追い切り:デイリー杯2歳ステークス

11/12 栗坂良 馬なり
54.5 38.9 25.3 12.9[9]

一杯に追われる2歳未勝利のメイケイシャインと併せて、0.6秒追走同入しました。
前走とは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.9秒に留まっています。
一週前追い切りの内容を含めて良化の余地を残している状況から現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。