アルゼンチン共和国杯2025 追い切り情報

アルゼンチン共和国杯2025追い切り情報

アルゼンチン共和国杯2025追い切り情報


11月9日(日)東京芝2500m

シュトルーヴェ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(7着)

8/7 函芝重 強め
66.1 49.8 36.8 11.3[4]

一週前追い切りはR.キング騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のシテフローラルと併せて、内で1.1秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/30 美南W良 一杯
66.2 51.1 36.5 11.4[8]

一杯に追われる2歳1勝のエコロシードと併せて、外で0.3秒先行0.1秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.4秒と好時計をマークしています。
併せ馬で遅れていますが、時計面は出ており負荷自体は充分負荷を掛けれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(7着)

8/13 函ダ稍 馬なり
69.9 54.0 39.6 12.8[5]

最終追い切りはR.キング騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のシテフローラルと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 美南W良 馬なり
66.6 51.9 37.3 11.8[7]

強めに追われる新馬のクオンタムスターと併せて、外で0.4秒先行同入しました。
馬なりの2歳1勝のエコロシードと併せて、外で0.7秒先行0.1秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
このコースで同様のパターンで好走出来ていますし、しっかり仕上がった印象です。
本番でも楽しみな一頭です。


ショウナンアデイブ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌記念(16着)

8/6 栗坂良 強め
53.9 39.1 25.0 12.0[8]

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/29 栗坂良 一杯
52.8 37.8 24.2 11.9[8]

最終追い切りは藤懸貴史騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒と素晴らしい時計をマークしています。
全体時計もこの馬にしては出ていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌記念(16着)

8/13 函W稍 G前仕掛け
72.9 56.5 42.2 14.0[3]

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 栗坂良 馬なり
54.4 39.4 25.4 12.5[7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、近走この調教パターンで結果が出ていない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ディマイザキッド 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:毎日王冠(4着)

9/24 美南W良 G前仕掛け
82.0 65.5 51.9 37.9 12.0[5]

強めに追われる古馬1勝のケイツークローンと併せて、内で0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/29 美南W良 馬なり
82.3 65.3 51.7 37.9 12.2[8]

馬なりの古馬3勝のドーバーホークと併せて、内で0.7秒追走0.2秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.2秒に留まっています。
格下相手に併せ馬で遅れており、前走の反動を感じる調教内容です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:毎日王冠(4着)

10/1 美南W稍 馬なり
85.1 68.1 52.9 37.9 11.6[6]

馬なりの古馬1勝のケイツークローンと併せて、内で0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 美南W良 強め
70.1 54.3 39.2 11.9[6]

馬なりの2歳未勝利のミナヅキと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
やや全体時計は緩めですが、前走が同様のパターンで目途を立てている点にも好感を持てます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


プラダリア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(15着)

9/24 栗CW良 一杯
83.1 66.5 51.6 36.9 11.5[8]

一週前追い切りは高杉吏麒騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のウィープディライトと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/29 栗CW良 一杯
86.8 70.6 54.8 38.8 11.1[8]

最終追い切りは亀田温心騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のサークルオブジョイと併せて、内で1.0秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.1秒と素晴らしい時計をマークしています。
ただ、この調教で結果が出ていない状況。
最終追い切りでは変化が求められます。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(15着)

10/1 栗坂良 強め
54.1 39.0 25.2 12.4[5]

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 栗坂良 馬なり
53.8 39.2 25.3 12.6[7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.7-12.6と加速ラップをマークしています。
ただ、この調教パターンで結果が出ていない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ボルドグフーシュ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(10着)

9/24 栗CW良 一杯
86.9 70.8 55.0 38.5 11.3[8]

一週前追い切りは内田博幸騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのブルーミンデザインと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/29 栗坂良 馬なり
54.0 39.4 25.6 12.5[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走から調教パターンを変えており、変化を付けてきた点に好感を持てます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(10着)

10/1 栗坂良 強め
53.6 37.6 24.3 12.0[5]

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 栗坂良 強め
52.8 38.5 25.1 12.6[7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、好調時と比較すると終い時計が物足りない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ホーエリート 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:産経賞オールカマー(5着)

9/10 美南W良 馬なり
83.1 67.0 52.0 37.2 11.4[9]

一杯に追われる古馬2勝のラファールドールと併せて、外で0.8秒追走0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/29 美南W良 馬なり
84.5 67.6 52.3 37.6 11.2[3]

一週前追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のアクロスメモリアと併せて、外で0.5秒追走0.2秒遅れました。
馬なりの新馬のディヴァインスカイと併せて、外で0.6秒追走0.2秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.2秒と好時計をマークしています。
ただ、併せ馬が遅れている点からやや良化の余地を残しています。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:産経賞オールカマー(5着)

9/18 美南W良 G前仕掛け
80.6 65.2 51.4 37.2 11.1[6]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる新馬のアンディラメナと併せて、外で1.5秒追走0.4秒先着しました。
強めに追われる新馬のケントンと併せて、外で2.1秒追走0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 美南W良 馬なり
69.3 52.9 37.8 11.6[5]

最終追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのグランドカリナンと併せて、内で0.2秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
前走程ではないにしろ、一週前追い切りからは状態を上げてこれている状況です。
前走はチグハグな競馬になっていましたし、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


メイショウブレゲ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(14着)

9/24 栗CW良 一杯
81.0 65.6 51.2 36.6 11.5[8]

一週前追い切りは酒井学騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳1勝のメイショウハッケイと併せて、外で0.3秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/30 栗CW良 馬なり
81.6 65.5 50.7 36.8 12.2[6]

馬なりの古馬3勝のメイショウズイウンと併せて、内で0.2秒先行同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.2秒に留まっています。
この調教で結果が出ていない状況ですし、最終追い切りでは変化が求められます。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(14着)

10/1 栗CW良 馬なり
81.4 65.2 50.4 36.1 11.6[4]

一杯に追われる古馬オープンのブレイヴロッカーと併せて、内で0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 栗CW良 馬なり
82.1 66.5 52.3 37.3 11.8[5]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、現状の調教パターンで結果が出ていない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ギャラスシーナイト 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オクトーバーステークス(8着)

10/1 美南W稍 強め
98.5 81.5 66.8 52.8 38.4 12.2[6]

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/30美南W良 G前仕掛け
85.6 68.6 52.5 37.4 11.5[7]

一週前追い切りは長浜鴻緒騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のナファロアと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走からのレース間隔を考えても充分負荷を掛けれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オクトーバーステークス(8着)

10/9 美坂良 馬なり
53.7 39.2 25.5 12.5[8]

馬なりの古馬1勝のミッキーソルジャーと併せて、0.4秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 美坂良 馬なり
54.6 40.1 26.2 12.5[5]

馬なりの古馬2勝のシャパリュと併せて、0.4秒先行同入しました。
前走と同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走が坂路追い切りに切り替えて一時の不調よりは脱した印象です。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


サスツルギ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(16着)

8/21 美南W良 G前仕掛け
82.7 67.8 53.2 38.5 11.5[4]

一週前追い切りは野中悠太郎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のドルマバフチェと併せて、内で1.9秒追走0.4秒遅れました。
強めに追われる新馬のタイセイルビーと併せて、内で1.1秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/30 美南W良 強め
66.5 51.2 37.0 11.7[6]

一週前追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のフォルテムと併せて、内で1.3秒追走0.2秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、併せ馬であっさり遅れておりこの調教で結果が出ていない状況。
最終追い切りでは変化が求められます。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(16着)

8/27 美南W良 強め
82.7 67.1 52.6 38.1 11.3[7]

最終追い切りは野中悠太郎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝ケイツーギルダーと併せて、内で1.1秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 美南W良 馬なり
67.1 52.5 37.8 12.3[5]

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの新馬のマジェステラと併せて、内で1.3秒追走0.2秒遅れました。
強めに追われる新馬のケイツーリーブルと併せて、内で0.9秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.3秒に留まっています。
新馬相手に併せ馬も遅れていますし、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


スティンガーグラス 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌日経賞(1着)

7/16 函芝良 強め
65.5 50.2 37.6 12.0[7]

強めに追われる新馬のエバーシャンティと併せて、外で1.3秒先行0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯

10/29 美南W良 馬なり
98.7 82.5 67.8 53.1 37.8 11.6[3]

馬なりの2歳1勝のサンダーストラックと併せて、外で0.3秒先行同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
中間の乗り込み量も豊富で、併せ馬も消化してきました。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌日経賞(1着)

7/23 函芝良 強め
66.2 50.3 36.8 12.1[5]

馬なりの古馬1勝のフェアリーライクと併せて、外で0.4秒先行0.2秒遅れました。
馬なりの3歳未勝利のアリスメティークと併せて、内で0.4秒追走0.2秒遅れました。

今回の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯

11/5 美南W良 馬なり
85.7 69.0 53.8 38.8 11.9[3]

馬なりの古馬1勝のハーバードスクエアと併せて、外で0.2秒先行同入しました。
馬なりの古馬2勝のガルサブランカと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
中間坂路も交えながら充分負荷を掛けてきた点にも好感を持てます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。