ステイヤーズステークス2024 追い切り情報

ステイヤーズステークス2024 追い切り情報

ステイヤーズステークス2024 追い切り情報


11月30日(土)中山芝3600m

アイアンバローズ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:有馬記念(11着)

12/13 栗坂良 馬なり
53.1 38.8 25.5 12.9

今回の一週前追い切り:ステイヤーズステークス

11/21 栗坂良 一杯
52.4 37.9 25.1 12.7

10月末から入念に乗り込まれ、一週前追い切りで9本目。
馬なり中心の調教でしたが、今週はビッシリ追われ好時計を出しています。
直線で失速ラップなのは気になりますし、良化はあまり感じないですね。
仕上がりはまずまずといったところでしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(11着)

12/20 栗坂良 馬なり
53.2 38.7 25.4 12.7

今回の最終追い切り:ステイヤーズステークス

11/27 栗坂重 馬なり
54.1 39.3 25.7 12.8

先週一杯に追われた分、今週は軽めに追われています。
重馬場でも力強い動きで、全体時計は上々です。
いきっぷりも抜群で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。


エヒト 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンレジカップ(13着)

11/23 栗坂良 馬なり
51.0 37.4 24.9 12.6

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ステイヤーズステークス

11/20 栗坂良 一杯
50.3 36.6 23.8 11.9

今週は一杯に追われると、力強い反応で4F50.3秒の好時計をマーク。
時計は優秀ですが、いつもと比べると普段通りです。
攻め動くタイプの馬ではありますが、直線の伸びは優秀で、仕上がりは良好です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンレジカップ(13着)

11/29 栗坂良 馬なり
55.0 40.0 25.9 12.6

馬なりに追われた古馬2勝のジェットマックスと併せて、0.5秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:ステイヤーズステークス

11/27 栗坂重 馬なり
52.4 37.3 24.2 11.9

馬なりに追われた古馬3勝のフロムダスクと併せて、0.4秒追走同入しました。
今週は馬なりに追われましたが、加速するとラストは11.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


ゴールデンスナップ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:古都ステークス(2着)

10/17 栗CW良 一杯
80.9 65.4 50.6 36.2 11.5 [6]

一週前追い切りは浜中俊騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのピンハイと併せて、外を0.2秒追走してクビ差遅れました。

今回の一週前追い切り:ステイヤーズステークス

11/21 栗CW良 馬なり
83.4 67.8 52.6 37.4 11.4 [6]

一週前追い切りは浜中俊騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のラミアストラーダと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週で2本目ですが、騎手騎乗で馬なりに追われ、加速すると直線は11.4秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡ですが、併走馬にもあっさり追走同入できていますし、仕上がりは順調です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:古都ステークス(2着)

10/23 栗坂良 強め
55.3 40.1 26.2 12.8

強めに追われた2歳未勝利のブルックリンダンスと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ステイヤーズステークス

11/27 栗CW重 馬なり
83.3 67.4 52.1 37.7 11.8 [4]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のラミアストラーダと併せて、内を0.9秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、先週と同様に終い11秒台の好時計をマーク。
全体時計もこの馬なりに優秀ですし、仕上がりは万全です。


シュヴァリエローズ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都大賞典(1着)

9/25 栗CW良 強め
82.1 66.7 52.3 37.3 11.4 [8]

強めに追われた古馬3勝のマイネルエンペラーと併せて、内を0.2秒追走同入しました。
強めに追われた新馬のペイドラロワールと併せて、外を1.9秒追走してクビ差先着しました。

今回の一週前追い切り:ステイヤーズステークス

11/20 栗CW良 馬なり
84.0 69.3 54.0 37.9 11.4 [8]

一週前追い切りは吉村誠之助騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のペイドラロワールと併せて、内を1.0秒追走してクビ差先着しました。
今走は馬なり中心に追われ、イキっぷりは抜群です。
動きも軽快でラストは11.4秒の伸び脚で、併走馬にも先着しています。
引き続き好調キープと考えて良いでしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都大賞典(1着)

10/2 栗坂良 馬なり
55.2 40.1 25.8 12.7

今回の最終追い切り:ステイヤーズステークス

11/27 栗坂重 馬なり
53.7 39.1 25.6 12.8

今週も馬なり調教でしたが、時計自体は前走時以上の数字をマーク。
そこまで特筆するほどでもないですが、前走時の疲れも特に感じないですね。
折り合いはついていますし、引き続き好調と見て良いでしょう。


メイショウブレゲ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アルゼンチン共和国杯(7着)

10/23 栗CW良 強め
83.3 67.4 51.9 36.6 11.8 [7]

今回の一週前追い切り:ステイヤーズステークス

11/20 栗坂良 一杯
53.0 38.1 25.3 13.2

今週はビッシリ追われ、全体時計は前走時以上の数字をマーク。
ただ、追われた反応はイマイチで、失速ラップなのは気がかりです。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アルゼンチン共和国杯(7着)

10/30 栗坂不 馬なり
53.7 38.6 25.0 12.9

今回の最終追い切り:ステイヤーズステークス

11/27 栗坂重 馬なり
53.5 39.6 25.5 12.8

先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計はこの馬なりに優秀ですが、ラストで失速しているのは気がかりですね。
失速ラップに関してはいつも通りではありますが、良化も見込めず仕上がりはマズマズといったところでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。