チャンピオンズカップ2025 追い切り情報

チャンピオンズカップ2025追い切り情報

チャンピオンズカップ2025追い切り情報


12月7日(日)中京ダート1800m

アウトレンジ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:みやこステークス(7着)

10/30 栗CW良 一杯
97.0 80.5 65.9 51.4 36.7 11.5[8]

一週前追い切りは小崎綾也騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのエイシンワンドと併せて、外で2.1秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗CW良 強め
95.1 79.5 65.3 51.7 37.3 12.0[7]

一週前追い切りは松山弘平騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのハピと併せて、内で0.4秒追走0.3秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.0秒に留まっています。
その中でもレース間隔を考えれば充分すぎるほど時計が出ています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:みやこステークス(7着)

11/5 栗CW良 強め
82.1 66.6 51.8 36.6 11.4[5]

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 栗CW良 一杯
82.1 66.5 51.9 36.9 11.4[5]

これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.4秒と好時計をマークしています。
一回競馬を使われて徐々に状態を上げて来れました。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ウィリアムバローズ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エルムステークス(4着)

7/31 函W稍 一杯
67.1 52.8 38.6 12.5[8]

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗CW良 一杯
96.2 80.1 66.4 52.3 37.5 11.5[8]

これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走後もしっかり乗り込んで立て直してきました。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エルムステークス(4着)

8/6 函W重 馬なり
68.1 53.1 37.7 12.5[8]

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 栗CW良 馬なり
95.7 80.2 66.3 52.9 38.7 12.3[9]

2走前と同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.3秒に留まっています。
時計面も地味ですし、好走時は坂路追い切り時に好走が目立っています。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ウィルソンテソーロ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(2着)

11/20 美南W稍 馬なり
66.5 52.0 38.2 12.3[8]

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 美南W良 一杯
83.0 66.6 52.1 37.7 12.0[5]

強めに追われる2歳未勝利のサイモンフェーンと併せて、内で1.0秒追走0.3秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終いも12.0秒に留まっています。
格下相手に併せ馬も遅れており、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(2着)

11/27 美坂重 馬なり
54.8 39.5 25.7 12.4[8]

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 美南W良 強め
66.5 50.9 37.3 11.9[4]

強めに追われる古馬1勝のトゥルーサクセサーと併せて、内で0.7秒追走同入しました。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
一週前追い切りの内容を考えると、時計面を含めて徐々に良化できています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


オメガギネス 追い切り評価:未定

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:武蔵野ステークス(7着)

11/5 栗坂良 一杯
50.1 37.5 25.3 13.0[8]

最終追い切りは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのダノンデサイルと併せて、0.1秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

一週前追い切りはなし

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:武蔵野ステークス(7着)

11/12 栗P良 馬なり
83.3 65.4 50.3 37.5 11.4[8]

最終追い切りは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

水曜日時点で最終追い切りはなし


サンライズジパング 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェブラリーステークス(2着)

2/12 栗坂良 馬なり
53.7 39.3 25.5 12.7 [8]

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗CW良 一杯
83.2 68.4 53.3 37.4 11.1[9]

一杯に追われる新馬のビロングトゥミーと併せて、外で0.6秒追走1.1秒先着しました。
一杯に追われる新馬のヴィラフランカと併せて、外で0.2秒追走1.6秒先着しました。
これまでとは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.1秒と素晴らしい時計をマークしています。
転厩初戦ですが、意欲的に乗り込まれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェブラリーステークス(2着)

2/19 栗坂良 強め
51.4 37.8 24.5 12.4 [7]

最終追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのデルマソトガケと併せて、0.2秒先行0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 栗坂良 一杯
50.6 37.0 24.3 12.2[4]

最終追い切りは池添謙一騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.2秒と好時計をマークしています。
全体時計もかなり優秀で、フェブラリーステークスに近い状態に持ってきました。
本番でも楽しみな一頭です。


シックスペンス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:安田記念(12着)

5/28 美南W良 G前仕掛け
68.3 52.8 37.9 11.1 [6]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 美南W良 馬なり
66.3 51.8 36.9 11.2[7]

馬なりの古馬2勝のレイニングと併せて、内で0.5秒追走0.6秒先着しました。
強めに追われる古馬1勝のレッドロスタムと併せて、内で1.1秒追走0.6秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.2秒と好時計をマークしています。
併せ馬も先着して、前走の南部杯好走の状態を維持しています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:安田記念(12着)

6/4 美南W稍 馬なり
81.2 64.8 50.7 36.7 11.0 [2]

馬なりの古馬オープンのサトノエピックと併せて、内で0.9秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 美坂良 馬なり
52.1 38.4 24.6 12.2[4]

馬なりの古馬2勝のルージュスエルテと併せて、0.5秒追走0.1秒先着しました。
前走とは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い12.2秒としっかり負荷を掛けれています。
この馬自身坂路追い切りでも好走実績があり、調教の変化については問題りません。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


セラフィックコール 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(12着)

11/27 栗CW良 一杯
80.8 65.3 50.7 36.0 11.4[9]

強めに追われる古馬1勝のランランガールと併せて、外で1.3秒追走0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗CW良 一杯
85.3 69.0 53.4 37.8 11.0[8]

一週前追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのスマートアイと併せて、外で0.3秒追走0.4秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.0秒と素晴らしい時計をマークしています。
休み明けですが、順調に仕上がってきました。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(12着)

11/27 栗CW重 馬なり
84.1 68.4 53.3 37.3 11.3[8]

最終追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンのクールミラボーと併せて、内で0.3秒追走0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 栗CW良 馬なり
71.1 54.9 38.8 11.7[8]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のタナスーベルノーバと併せて、内で0.3秒追走0.1秒先着しました。
これまでと同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
中央開催は昨年のチャンピオンズカップ以来ですが、昨年時より状態の良さを感じます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ダブルハートボンド 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:みやこステークス(1着)

10/30 栗坂良 強め
52.4 37.7 24.5 12.1[8]

一杯に追われる2歳未勝利のダノンシーホークと併せて、0.4秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗坂良 馬なり
54.3 40.0 26.1 12.9[8]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳1勝のラブルラウザーと併せて、0.8秒追走同入しました。
これまでと同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.9秒に留まっています。
ただ、レース間隔を考えれば負荷を掛けれていますし最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:みやこステークス(1着)

11/5 栗坂良 強め
52.6 38.3 24.9 12.0[8]

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 栗坂良 強め
52.0 37.9 25.0 12.7[8]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.7秒に留まっています。
前走時が加速ラップで好走して、今回は終い減速ラップになっておりやや良化の余地を残している状況です。
この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


テーオードレフォン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エルムステークス(8着)

7/30 札ダ良 馬なり
60.8 45.5 14.3[9]

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗坂良 馬なり
56.4 40.4 26.2 13.3[8]

これまでと同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い13.3秒に留まっています。
休み明けですが、本数自体も少ない状況で最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エルムステークス(8着)

8/6 札ダ良 G前仕掛け
79.1 64.7 50.5 37.6 12.0[7]

最終追い切りは丸山元気騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のラフエイジアンと併せて、外で1.0秒先行0.2秒先着しました。
一杯に追われる3歳未勝利のエファセデリエールと併せて、外で1.3秒追走0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

水曜日時点で最終追い切りはなし


テーオーパスワード 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シリウスステークス(7着)

9/18 栗坂良 馬なり
51.9 37.4 24.4 11.9[8]

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/27 栗坂良 馬なり
53.6 38.4 24.5 12.1[8]

これまでと同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.4-12.1と加速ラップをマークしています。
この馬らしい終い時計をマークしていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シリウスステークス(7着)

9/24 栗坂良 馬なり
53.5 38.6 24.9 12.0[4]

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/3 栗CW良 馬なり
83.4 67.1 51.9 36.6 11.3[8]

これまでとは異なり、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.3秒と好時計をマークしています。
坂路追い切り時に好走が目立っていますが、時計面を含めて徐々に良化できています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。