東京スポーツ杯2歳ステークス2021 追い切り情報

東京スポーツ杯2歳ステークス2021 追い切り情報

東京スポーツ杯2歳ステークス2021 追い切り情報


11月20日(土)東京芝1800m

アルナシーム 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で気合付けをしており、一週前追い切りは強め、最終追い切りは軽めに追われています。
併走馬に遅れることもありますが、最終追い切りではしっかり先着しています。

直線は伸びるタイプの馬で、前走も芝コースではありましたが、終い12秒台の時計を連発しています。
折り合いもついていますし、今走も加速ラップを刻んで直線で鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は2着に2馬身差の圧勝を決めており、同距離の今走も万全に仕上がれば軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/23 函館芝稍 馬なり
50.0 36.9 12.2 [6]

一週前追い切りは小崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のブルーロワイヤルと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/10 栗CW稍 馬なり
79.5 63.2 49.2 36.8 13.0 [5]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のココナッツスルーと併せて、内を0.8秒追走して1.2秒先着しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快なフットワークで格上の併走馬を楽に圧倒しています。
直線は失速しましたが、全体時計は80秒を切る好時計をマーク。
ひと追い毎に状態も良化しており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/30 函館芝良 馬なり
52.4 37.7 12.0 [7]

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のシュトゥルーデルと併せて、内を0.4秒追走してクビ差先着しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/17 栗CW良 馬なり
70.7 53.6 38.7 12.6 [6]

今週もサッと流す程度の調教でしたが、加速すると直線は12.6秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、今週はしっかり加速ラップを刻んだ調教ができています。
乗り込みも十分ですし、ひと追い毎に状態は良化しています。
調教でも力をつけている印象はありますし、仕上がりは良好です。


ダンテスヴュー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは併せ馬で気合い付けをしています。
併走馬には遅れることはありますが、一週前追い切りや最終追い切りでは同入、先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。

また、一週前追い切りは実戦を意識した調教が行われる傾向があるので、一週前追い切りの動きには注目です。
直線も12秒前後の時計を出していて、しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
初戦は2着に敗れたものの、続く前走は2着に2馬身半差の圧勝を決めています。
距離は問題ないですし、左回りコースも得意なので、今走も上積みが見込めるようなら楽しみです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

9/23 栗CW良 強め
97.4 81.0 65.8 51.4 37.5 11.8 [3]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのヒートオンビートと併せて、内を0.4秒追走してクビ差先着しました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/11 栗CW良 強め
97.9 82.3 66.5 51.9 38.3 12.5 [8]

一杯に追われた古馬オープンのジュンライトボルトと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、全体時計は自己ベストに近い時計をマーク。
追われた反応も抜群で、ラストは12.5秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

9/29 栗坂良 強め
53.2 38.9 25.3 12.5

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのジュンライトボルトと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/17 栗CW良 一杯
84.0 68.0 52.7 39.0 12.1 [8]

最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのジュンライトボルトと併せて、内を0.5秒追走してクビ差遅れました。
今週もビッシリ追われると、直線は12.1秒の力強い伸び脚を見せています。
ただ、併走馬には遅れをとっており、0.5秒追走してのものではありますが、日曜日も一杯に追われて遅れているの少し気がかりです。
それでも先週は長めに追われて良い動きを見せていましたし、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。


テラフォーミング 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
美浦南Wを中心に追われていて、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
また、一週前追い切りはビッシリ追われ、最終追い切りは軽めに追われる傾向があります。

併走馬には追走同入が多く、今走も一週前追い切りや最終追い切りで遅れていなければ心配はいらないでしょう。
直線は伸びるタイプの馬で、11秒台の時計を出すことも多いです。
今走も折り合いがついて、直線で鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/29 美南W良 一杯
66.6 52.3 38.3 11.9 [6]

一週前追い切りは横山琉人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のモカフラワーと併せて、外を0.4秒先行して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/10 美南W稍 一杯
82.8 65.9 51.0 37.0 11.6 [7]

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのプレシャスブルーと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、絶好の動きで自己ベストを更新。
直線も11秒台の好時計で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもついており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/6 美南W良 馬なり
68.0 52.6 38.1 11.6 [7]

最終追い切りは横山琉人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳未勝利のショーンヘイティと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/17 美南W良 強め
83.4 66.7 52.2 37.8 11.8 [8]

最終追い切りは横山琉人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳未勝利のマイネルカグラと併せて、外を0.5秒追走して0.2秒先着しました。
今週も意欲的に追われるとラストは11秒台の好時計をマーク。
併走馬にもあっさり先着していますし、全体時計も優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


レッドベルアーム 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、一週前追い切りは実戦を意識した調教が行われています。
また、併せ馬で気合付けをすることが多く、併走馬には同入、先着しています。

そのため、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
直線は伸びるタイプの馬で、前走も一週前追い切りと最終追い切りは終い11秒台の時計を出しています。
今走も直線の伸びが優秀なら、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は余裕残しでしたし、昇級戦でも更に上積みが見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/17 栗CW稍 強め
69.3 52.8 38.3 11.6 [7]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のカントルと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/10 栗CW稍 一杯
67.5 51.0 36.6 11.5 [5]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
10月から入念に乗り込まれ、一週前追い切りで11本目の調教です。
今週はビッシリ追われると、絶好の動きでラストは11.5秒の猛時計をマーク。
いつも通り直線の伸びは優秀で、全体時計も自己ベストを更新しています。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/23 栗CW良 馬なり
68.3 53.3 39.4 11.8 [7]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のセブンフォールドと併せて、内を0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス

11/17 栗CW良 強め
67.1 51.7 37.4 11.8 [7]

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のキャリアリズムと併せて、内を0.3秒追走して0.1秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、直線は11.8秒の力強い伸び脚で全体時計も自己ベストを大きく更新。
併走馬も楽に圧倒していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったとみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。