天皇賞秋2025 追い切り情報

天皇賞・秋2025追い切り情報

天皇賞・秋2025追い切り情報


11月2日(日)東京芝2000m

アーバンシック 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(14着)

6/4 美南W稍 G前仕掛け
80.7 65.4 50.7 36.6 11.3 [4]

一週前追い切りは石神深道騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のナスノカンゲツと併せて、内で0.5秒追走0.1秒先着しました。
強めに追われる古馬1勝のゴーゴータカシと併せて、内で1.3秒追走0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 美南W稍 強め
83.1 67.1 52.7 38.3 11.7[8]

一週前追い切りは石神深道騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のビードモントと併せて、外で0.8秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
この中間もこの馬らしい調整パターンで来れていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(14着)

6/11 美南W重 馬なり
82.0 65.9 50.9 36.7 11.6 [5]

強めに追われる古馬1勝のシホリーンと併せて、外で0.7秒先行同入しました。
馬なりの古馬3勝のナスノカンゲツと併せて、内で0.8秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 美南W良 G前仕掛け
84.0 67.5 52.4 37.6 11.5[5]

一週前追い切りはA.プーシャン騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のナスノカンゲツと併せて、外で0.7秒先行0.1秒先着しました。
強めに追われる古馬3勝のハーツコンチェルトと併せて、内で0.3秒追走0.3秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒と好時計をマークしています。
併せ馬も先着し、入念な乗り込みを消化していることから本番でもこの馬の走りを出来そうです。


エコロヴァルツ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中京記念(4着)

8/6 栗CW良 強め
67.0 51.8 37.1 11.3[6]

一週前追い切りは鮫島良太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のモズマーヴェリックと併せて、内で0.7秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 栗CW良 馬なり
99.4 83.1 68.2 52.9 37.1 11.4[6]

一週前追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.4秒としっかり負荷を掛けれています。
相手なりに好走できるタイプですが、この中間も意欲的に乗り込まれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中京記念(4着)

8/13 栗坂良 馬なり
52.7 38.1 24.7 12.2[8]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のワークリングと併せて、0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 栗坂良 馬なり
54.8 40.3 25.5 12.6[5]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い12.6秒としっかり負荷を掛けれています。
その中でも中間は坂路を中心に入念に乗り込まれている点には評価できます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


クイーンズウォーク 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(2着)

5/7 栗CW重 馬なり
84.2 68.1 52.3 36.8 11.1 [8]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 栗CW良 一杯
83.6 68.2 53.6 37.9 10.9[9]

一週前追い切りは川田将雅騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い10.9秒と素晴らしい時計をマークいます。
終い時計は際立っていますし、状態面は上向いています。
立て直しも図れており、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(2着)

5/14 栗CW良 馬なり
55.0 39.1 11.9 [9]

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 栗CW良 馬なり
68.8 53.0 37.5 11.3[9]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3秒と好時計をマークしています。
ただ、この馬の勝利時は坂路追い切りに集中しています。
この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


コスモキュランダ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:産経賞オールカマー(8着)

9/11 美南W良 一杯
82.0 65.7 50.5 36.1 11.7[5]

一週前追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 美南W稍 G前仕掛け
81.1 65.1 50.7 36.8 11.5[4]

一週前追い切りは津村明秀騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる新馬のマーゴッドリックと併せて、内で2.0秒追走0.2秒先着しました。
一杯に追われる新馬のアヴァランチと併せて、内で1.7秒追走1.0秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬でも豪快に先着しており、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:産経賞オールカマー(8着)

9/17 美坂良 馬なり
52.4 38.1 25.1 12.5[5]

最終追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のルージュアベリアと併せて、0.4秒追走0.2秒先着しました。これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 美坂良 馬なり
51.9 38.6 25.3 12.1[5]

強めに追われる新馬のマーゴッドリックと併せて、0.4秒追走0.2秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.1秒と好時計をマークしています。
全体時計も優秀で、併せ馬でもあっさり先着してきました。
状態面は上向いており、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


シランケド 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(1着)

8/20 栗CW良 G前気合付
98.1 81.1 66.3 51.7 36.4 11.0[8]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのタイセイブレイズと併せて、内で1.7秒追走0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 栗CW良 強め
99.0 82.5 67.3 52.2 37.1 11.6[8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のアイヲツグモノと併せて、内で0.9秒追走アタマ先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
長めから乗り込まれて、併せ馬も先着してこの馬のパターンで来れています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(1着)

8/27 栗坂良 馬なり
56.3 41.2 26.7 12.9[8]

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 栗坂良 馬なり
56.0 41.5 26.8 12.6[5]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い12.6秒としっかり負荷を掛けれています。
調教内容は目立ちませんが、入念に乗り込みを消化して好走パターンにも該当しています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ジャスティンパレス 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(3着)

6/4 栗CW稍 強め
79.6 64.7 49.5 35.8 11.5 [4]

一週前追い切りはM.ディー騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬3勝のリミットバスターと併せて、内で0.7秒追走アタマ先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 栗CW良 一杯
98.4 81.4 66.8 52.6 37.5 11.3[9]

一週前追い切りは団野大成騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.3秒と好時計をマークしています。
ただ、前走時と比較するとやや全体時計が物足りない状況。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(3着)

6/11 栗芝稍 馬なり
82.0 66.0 51.3 37.9 13.4 [1]

最終追い切りは泉谷楓真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 栗CW良 馬なり
52.4 37.6 11.8[7]

最終追い切りは泉谷楓真騎手が騎乗しての調教です。
前走とは異なり、最終追い切りはウッドで行いました。
4ハロン追いで終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、中間の内容を含めて負荷不足が否めない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


セイウンハーデス 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エプソムカップ(1着)

4/30 栗CW良 一杯
78.3 64.2 50.2 35.8 11.4 [9]

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる3歳オープンのパンジャタワーと併せて、外で0.7秒先行0.2秒遅れました。
馬なりの古馬3勝のストロングウィルと併せて、外で0.5秒追走0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 栗CW良 一杯
79.4 64.1 49.6 35.7 11.5[5]

一週前追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのビヨンドザヴァレーと併せて、外で0.3秒追走0.1秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬で遅れを取っていますが、前走も同様のパターンで好走しており問題有りません。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エプソムカップ(1着)

5/7 栗坂重 強め
53.7 38.8 24.8 12.0 [8]

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/30 栗坂良 馬なり
53.3 38.4 24.8 11.9[7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒と素晴らしい時計をマークいます。
一週前追い切りでは併せ馬で遅れも見られましたが、この一本で整った印象です。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ソールオリエンス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(6着)

6/4 美南W稍 強め
81.0 66.0 50.7 36.1 11.3 [6]

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/23 美南W良 馬なり
85.0 69.7 54.3 39.2 11.9[7]

一週前追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのマスカレードボールと併せて、外で0.7秒先行同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、この馬自身の終い時計を考えるとやや物足りなく感じます。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(6着)

6/11 美南W重 馬なり
82.5 66.4 51.3 37.3 11.6 [7]

最終追い切りは嶋田純次騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬1勝のリアンベーレと併せて、内で0.8秒追走0.2秒先着しました。
強めに追われる古馬3勝のショーマンフリートと併せて、内で1.6秒追走0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/30 美坂良 一杯
52.5 37.2 23.5 11.7[7]

最終追い切りは丹内祐次騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのマスカレードボールと併せて、0.7秒追走同入しました。
一杯に追われる古馬2勝のツルマウカタチと併せて、1.3秒追走0.2秒先着しました。
これまでとは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8-11.7と破格の時計をマークしてきました。
一変可能な出来に見えますし、本番でも楽しみな一頭です。


タスティエーラ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞・秋(2着)

10/17 美南W良 G前仕掛け
64.7 49.4 35.0 11.0 [8]

一杯に追われる古馬オープンのダノンベルーガと併せて、内で0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/23 美南W良 強め
66.0 50.5 35.9 10.9[7]

一杯に追われる古馬3勝のヒシアマンと併せて、内で0.4秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い10.9秒と素晴らしい時計をマークいます。
昨年時と同様のパターンで来れていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞・秋(2着)

10/23 美南W良 馬なり
82.8 66.3 51.3 36.8 11.4 [7]

馬なりの古馬オープンのダノンベルーガと併せて、内で0.8秒追走0.1秒遅れました。

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 美南W良 G前仕掛け
65.1 50.3 35.7 11.6[5]

最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンのジェイパームスと併せて、内で0.6秒追走0.2秒遅れました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬で遅れているものの、昨年好走時と同様のパターンで来れています。
本番でも楽しみな一頭です。


ブレイディヴェーグ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟記念(6着)

8/20 美南W良 馬なり
65.6 50.7 36.8 11.0[3]

一週前追い切りは津村明秀騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:天皇賞・秋

10/22 美南W稍 馬なり
82.1 65.5 50.3 36.1 11.2[2]

一週前追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9-11.2と好時計をマークしています。
距離延長は歓迎ですし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟記念(6着)

8/27 美南W良 馬なり
83.7 67.2 51.5 36.4 11.1[3]

今回の最終追い切り:天皇賞・秋

10/29 美南W良 馬なり
80.8 66.0 51.1 36.3 11.0[5]

最終追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8-11.0と素晴らしい時計をマークいます。
全体時計も優秀で、一つ上の調整を行ってきました。
本番でも楽しみな一頭です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。