高松宮記念2022 追い切り情報

高松宮記念2022 追い切り情報

高松宮記念2022 追い切り情報


3月27日(日)中京芝1200m

グレナディアガーズ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、栗東CWで追われることが多いです。
併走馬には遅れをとることもありますが、しっかり結果は出ていますので、最終追い切りで先着していれば特に心配はいらないでしょう。

逆に前走のように最終追い切りで併走馬に遅れたレースでは結果が出ていないので、特に注意が必要ですよ。
直線は伸びるタイプの馬で、馬なり調教でも終い11秒台を出すことが多いです。
折り合いもスムーズで、直線も鋭い伸びを見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
距離短縮はプラスですし、G1でも仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(1着)

12/16 栗CW良 馬なり
99.5 82.7 67.7 53.6 38.5 11.7 [8]

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/17 栗CW良 強め
81.6 66.1 51.3 36.1 10.8 [8]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のアラジンバローズと併せて、内を0.8秒追走して0.5秒先着しました。
今週は意欲的に追われると、絶好の動きで終い10.8秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(1着)

12/22 栗坂良 馬なり
57.4 38.9 24.3 12.0

最終追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/23 栗坂稍 馬なり
52.8 37.5 24.0 11.9

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
馬なりでも絶好の動きで、加速すると直線は11.9秒の好時計をマーク。
全体時計も前走時以上の時計を出しており、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。


サリオス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜・木曜追いは基本的に併せ馬で気合付けをしています。
併走馬にはいつも同入または先着しているので、今走も遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
一週前追い切りと最終追い切りは騎手騎乗で調整される傾向があり、ここの動きが本番でも反映されています。

特に好時計を出す一週前追い切りの動きは要チェックです。
近走は不振が続きますが、古馬相手でもマズマズ走れている印象です。
芝1200mは初距離にはなりますが、距離短縮でうまく対応できるかが鍵になるでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ(6着)

11/11 美南W良 馬なり
65.0 50.1 36.0 11.0 [5]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のサトノフウジンと併せて、内を0.8秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/17 美南W良 一杯
64.1 49.4 35.5 11.0 [4]

一杯に追われた古馬オープンのスマイルと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、絶好の動きで自己ベストを大きく更新。
追われた反応も抜群で、直線は11.0秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ(6着)

11/17 美南W良 馬なり
67.4 52.6 38.2 12.1 [6]

馬なりに追われた新馬のダノンベルーガと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/23 美南W稍 馬なり
65.6 50.4 36.3 11.0 [4]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のルーカスと併せて、内を0.5秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度でしたが、先週に続いて終い11.0秒の猛時計を叩き出しています。
先週は自己ベストを更新していましたし、今週も全体時計は優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


ダイアトニック 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで入念に調整され、一週前追い切りは併せ馬で実戦を意識した調整が多いです。
意欲的に追われることが多く、速い時計を出すので、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。
また、プール調教を併用していますが、普段通りの傾向なので特に心配は要りません。

併せ馬では先着している時の成績が良好で、格上格下問わず併走馬に遅れを取るようなら注意が必要です。
近走は大敗が続きましたが、G3阪急杯では見事快勝しています。
当レースは昨年3着舞台ですし、得意のコースなら今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪急杯(1着)

2/16 栗CW良 一杯
82.8 67.5 52.6 37.3 11.1 [9]

一週前追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのダノンザキッドと併せて、外を0.3秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/16 栗坂良 強め
52.0 37.6 24.0 11.7

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今週は意欲的に追われると、力強い反応で終い11.7秒の好時計をマーク。
全体時計もこの馬なりに優秀で、前走時以上の動きを見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪急杯(1着)

2/23 栗坂良 強め
55.6 39.7 24.6 11.6

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/23 栗坂稍 強め
53.7 38.4 24.5 12.1

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは12.1秒の好時計をマーク。
先週と比べると直線強めの割に伸びはイマイチですが、12.1秒なら優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。


メイケイエール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に乗り込まれていて、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをすることが多いです。
併走馬には遅れを取ることもありますが、重賞でも結果は残しているので、しっかり動いていれば問題はないでしょう。
毎回直線の伸びは良好ですし、行きたがる馬なので、失速ラップでも終い12秒台の時計が出ていれば要注意です。

ひとレース毎に力をつけていて、2走前はG1スプリンターズSで4着と実力馬相手に善戦しています。
前走のG3シルクロードSでも見事快勝しており、芝1200mなら実績は十分です。
今走は相手のレベルが上がりますが、今走も力を発揮できれば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シルクロードステークス(1着)

1/19 栗CW良 馬なり
53.5 36.7 11.4 [7]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/16 栗CW良 強め
51.5 36.0 11.6 [5]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは11.6秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、4F時計で見れば自己ベストを更新しています。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シルクロードステークス(1着)

1/26 栗CW稍 強め
54.2 37.9 11.5 [6]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/23 栗CW稍 馬なり
52.1 36.0 11.3 [4]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
馬なりでも直線は11.3秒の鋭い伸び脚で、前走時以上に良い動きを見せています。
先週は自己ベストを更新していましたし、態勢は整ったと見て良いでしょう。


レシステンシア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路が中心で、毎回乗り込み量は少ないです。
傾向としては一週前追い切りで強めに追われ、最終追い切りで軽めに調整されることが多いです。
直線の伸びは素晴らしく、毎回終い12秒前後の時計を叩き出しています。

全体時計も優秀で、折り合いもついていれば、仕上がりは万全と見ていいでしょう。
昨年は中々勝ちきれないレースが続きましたが、連対率は高くG1でも安定感は抜群です。
能力はかなり高い馬で、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(2着)

9/24 栗坂良 馬なり
56.0 41.6 27.3 13.3

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/16 栗坂良 一杯
50.1 36.1 23.4 11.7

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い11.7秒の好時計を叩き出しています。
攻め動くタイプの馬ではありますが、全体時計も優秀です。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(2着)

9/29 栗坂良 強め
52.1 37.5 24.5 12.2

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/23 栗坂稍 一杯
52.7 37.9 24.6 12.1

今週は終い重点に追われる内容でしたが、直線は12.1秒の好時計をマーク。
攻め動くタイプの馬ではありますが、全体時計も優秀です。
先週は一杯に追われて4F50.1秒の数字を出していますし、2週とも動きは悪くないですね。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。