高松宮記念2020 追い切り情報

高松宮記念2020 追い切り情報

高松宮記念2020 追い切り情報


3月29日(日)中京芝1200m

アウィルアウェイ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースを中心に調整され、一週前追い切りと最終追い切りで一杯に追う傾向があります。
攻めは動くタイプの馬で一杯に追われると、終い12秒台の鋭い伸び脚を見せています。
ただ、フィリーズレビューの時のように最終追い切りで全体時計51秒の好時計を出していても結果は出ていないので、時計だけで判断するのは危険ですよ。

昨年は京阪杯4着で終わりましたが、態勢を立て直した今年は初戦シルクロードSを見事快勝!
着実に力はつけているので、G1でどこまで通用するかといったところでしょう。
あまり期待はできませんが、展開次第では3着以内なら可能性はあるかもしれないですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シルクロードステークス(1着)

1/22 栗坂良 一杯
53.4 38.4 25.0 12.5

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 栗坂良 強め
51.8 37.6 24.7 12.6

一週前追い切りは松山騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は直線一杯に追われ、反応はイマイチでしたが、全体時計は51秒台の好時計をマーク。
前走よりも速い時計を出しているのは好感が持てますが、失速ラップなのは気がかりです。
攻め動くタイプの馬ですし、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待ですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シルクロードステークス(1着)

1/29 栗坂重 一杯
53.4 38.5 25.2 12.6

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 栗坂良 一杯
52.8 37.9 24.6 12.3

今週も意欲的に追われ、3週連続で強めにやれているのは好感が持てます。
追われた反応は抜群で、ひと追い毎に状態は良化。
最終追い切りも前走時の時計を上回り、ひと叩きした上積みが見込めます。
今週はしっかり折り合いのついた調整で、このひと追いで仕上がったと見て良いでしょう。

 


グランアレグリア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

藤沢厩舎のため馬なり中心の調教スタイルです。
併せ馬ではラストはしっかり伸びる馬で、終い12秒台の好タイムを出していれば仕上がり良好とみて良さそうです。
攻め動くタイプの馬ではないので速い時計は出ませんが、サウジアラビアRCの時のように併走馬に遅れを取っていても結果がでているので、調教の動き次第では遅れは心配いらないでしょう。

調教では楽な手応えで追っているかどうかと、折り合い面は要チェックですね。
レースごとに力をつけており、前走はG2阪神カップで2着馬に5馬身差をつける圧勝。
さらに距離短縮とはなりますが、仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(1着)

12/11 美坂稍 馬なり
51.6 37.9 24.9 13.0

馬なりに追われた古馬オープンのレッドゲルニカと併せて、0.6秒追走同入しました。
一週前追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 美南W良 馬なり
69.3 53.0 39.0 12.2 [5]

一週前追い切りは池添騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
2月27日から入念に乗り込まれ、一週前追い切りで14本目。
今週も馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計もこの馬なりに優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(1着)

12/18 美坂稍 馬なり
54.1 39.6 25.8 12.6

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 美坂良 馬なり
51.9 37.5 24.4 12.3

最終追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調整でしたが、抜群の行きっぷりで全体時計51台の好時計をマーク。
ラストは若干失速しましたが、スピード感ある走りで態勢は整ったと見て良いでしょう。
今週で18本目の調整と乗り込み量も申し分なく、久々でも一発目から期待したい一頭です。

 


ステルヴィオ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

たまに終い重点に追われることはありますが、基本的には馬なり中心の調教です。
一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で実戦を意識した調教をしていて、一週前追い切りで好時計を叩き出している時は、本番でも結果を残していることが多いです。
そこそこ安定感のあった馬でしたが、近走は不振が続き、約9ヶ月ぶりの前走はG3で5着に敗退。

久々ということもありましたが、スタートもイマイチ。
ひと叩きしてそこが改善されれば可能性はありそうですが、芝1200mはまだ未知の距離。
調教の動き次第では様子見したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪急杯(5着)

2/19 美南W良 強め
83.8 68.4 53.3 39.1 12.8 [4]

強めに追われた3歳オープンのオーソリティと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 美南W良 一杯
67.9 53.2 39.1 11.8 [5]

一杯に追われた古馬オープンのワイルドカードと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われましたが、反応は良好で終い11秒台の好時計をマーク。
全体時計も前走時より速く、折り合いもスムーズで仕上がりは順調と見て良いでしょう。
久々の前走を叩いて馬体も絞られてきており、最終追い切りで万全に仕上がれば軽視禁物です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪急杯(5着)

2/26 美南W重 馬なり
68.4 52.4 38.8 12.1 [3]

一杯に追われた古馬オープンのランガディアと併せて、内を0.2秒追走して0.6秒先着しました。
最終追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 美南W良 馬なり
70.1 53.7 39.0 12.6 [2]

馬なりに追われた古馬2勝のエスタジと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
最終追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
先週強めに追われた分、今週はサッとの流した程度の内容でしたが、軽快なフットワークで、直線は力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついており、仕上がりは良好です。

 


ダイアトニック 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で入念に調整されていますが、一週前追い切りは栗東CWで追われることが多いです。
実戦を意識した調整が行われることが多いので、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。
また、プール調教を併用していますが、しっかり結果は出ているので特に心配は要りません。

併せ馬では先着している時の成績が良好で、格上格下問わず併走馬に遅れを取るようなら注意が必要ですね。
マイルチャンピオンシップでは10着に敗れたものの、4走前はG2スワンSを快勝し、近走も2戦連続G3で3着以内に好走しています。
今走は相手のレベルが高くなりますが、着実に力はつけていますし、距離短縮がプラスに働けば可能性はありそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪急杯(3着)

2/20 栗坂良 強め
50.4 36.4 23.6 11.7

一杯に追われた古馬1勝のスワーヴシャルルと併せて、1.3秒追走して0.2秒遅れました。
一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 栗坂良 強め
49.9 36.8 23.9 11.9

一杯に追われた3歳未勝利のミッキーウィンと併せて、0.8秒追走して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは北村友一騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は直線強めに追われましたが、全体時計は50秒を切る猛時計をマーク。
追われた反応は抜群で、直線も11.9秒の力強い伸び脚を見せています。
前走時以上に良い動きで、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪急杯(3着)

2/26 栗坂稍 馬なり
51.9 37.6 24.3 12.0

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 栗坂良 馬なり
53.4 38.3 24.8 12.2

最終追い切りは北村友一騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週で2本目の調整ですが、馬なりでも直線は12.2秒の鋭い伸び脚。
先週は強めに追われて好時計を叩き出していますし、態勢は整ったと見て良いでしょう。
相手のレベルは上がりますが、上積みが見込める今走は軽視禁物ですよ。

 


ダノンスマッシュ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路コースで馬なり中心に調教されており、一週前追い切りか最終追い切りのどちらかで一杯に追われる傾向があります。
また、水曜追いは基本的に騎手騎乗のもと調教が施されており、比較的攻め動くタイプの馬なので毎回好時計を叩き出しています。
中でも一週前追い切りで好時計を出しているレースでは、成績も良好なので、実戦を意識した一週前追い切りの動きは要チェックですね。

また、軽めに流す最終追い切りでも、折り合いのついた調教ができていれば仕上がりは良好と見て良いでしょう。
休み明けの動きも良好で、前走のG3オーシャンSでも鋭い伸び脚で2着に1馬身以上差をつける圧勝!
このレースは昨年4着の舞台で、ひと叩きして上積みが見込める今走は改めて期待ですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オーシャンステークス(1着)

2/26 栗坂稍 一杯
49.6 36.7 24.0 12.2

一杯に追われた古馬2勝のライオネルカズマと併せて、0.9秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/19 栗CW良 馬なり
82.2 66.7 52.0 37.8 11.7 [8]

一週前追い切りは三浦騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
レース間隔が短いため、今週はサッと流す程度の調整でしたが、抜群の行きっぷりで終い11秒台の好時計をマーク。
長めにやれているのも好感が持てます。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
最終追い切りでも好調キープなら楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オーシャンステークス(1着)

3/4 栗坂良 馬なり
49.8 35.9 23.3 11.9

最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 栗CW良 馬なり
54.6 39.3 11.9 [8]

今週も馬なり調教でしたが、先週に続いて終い11秒台の好時計をマーク。
フットワークも軽快で、前走時に続いて動きは良好です。
しっかり加速ラップを刻んでおり、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
高松宮記念は昨年4着した舞台ですが、さらに力をつけている今年は改めて期待したいです。

 


タワーオブロンドン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段の調教は美浦坂路コースで馬なり主体の調教です。
一週前追い切りか最終追い切りに併せ馬で気合いづけをすることが多く、併走馬に遅れをとっていなければ問題はなさそうです。
仕上がりは毎レース良好ですし、一週前追い切りに折り合いのついた調教ができていれば、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

休養明けでも一発目から走れる馬で、軽快な動きをしていれば軽視禁物ですよ。
近走はひとレース毎に力をつけており、昨年はG1スプリンターズSで初G1制覇。
今年の一発目はオーシャンSで3着でしたが、叩いて上積みが見込める今走は改めて期待したいです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オーシャンステークス(3着)

2/26 美南W重 馬なり
65.5 50.9 37.9 12.6 [7]

馬なりに追われた古馬オープンのレッドゲルニカと併せて、内を1.0秒追走同入しました。
一週前追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 美南W良 馬なり
70.1 54.9 41.7 13.4 [6]

レース間隔が短いので、一週前追い切りで一本目の調整。
今週はさっと流す程度の調整でしたが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
動きも悪くなく、引き続き好調キープと見て良いでしょう。
最終追い切りの動きは要チェックですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オーシャンステークス(3着)

3/4 美南W良 馬なり
77.5 63.2 51.0 39.1 14.0 [6]

馬なりに追われた古馬オープンのレッドゲルニカと併せて、内を0.6秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 美南W良 馬なり
67.6 53.0 39.5 12.6 [8]

最終追い切りは北村宏司騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
レース間隔が短いですが、今週で4本目の調整。
軽く流す程度の調教でも力強さはありますし、ひと追い毎に状態は良化しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。
昨年はG1スプリンターズSを制すなど実績は十分で、久々を叩いて上積みが見込める今走は押さえておきたい一頭です。

 


ナックビーナス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りで強目に調教を行い、最終追い切りは馬なりで調整する傾向があります。
間隔が短くても一週前追い切りか最終追い切りで、一杯にやれている方が結果を残しています。
そのため、追われて好時計を出すようなら押さえておくのが良さそうですね。

調教では折り合いや併せ馬との動きに注目して、格下に遅れるようなら注意が必要ですよ。
高松宮記念は過去3度走って8着、3着、14着と、馬券に絡んだのは1回のみ。
近走は重賞でも安定感が落ちてきたので、調教でも大きな変化がない限りは様子見したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オーシャンステークス(2着)

2/26 美南W重 強め
63.3 49.6 36.7 12.4 [4]

馬なりに追われた古馬2勝のイキオイと併せて、外を1.0秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

一週前追い切りは行われておりませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オーシャンステークス(2着)

3/4 美南W良 馬なり
67.0 51.3 37.3 12.0 [4]

強めに追われた古馬2勝のイキオイと併せて、外を1.7秒先行して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 美南W良 馬なり
64.8 49.9 36.8 11.7 [4]

馬なりに追われた古馬2勝のオルクリストと併せて、外を0.6秒追走同入しました。
前走とのレース間隔が短いため、最終追い切りで2本目の調整。
今週はサッと流した程度の調整でしたが、全体時計は前走時を大きく上回る好時計。
ラストも11.7秒の鋭い伸びを見せており、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
引き続き動きは軽快で、仕上がりは良好と見て良いでしょう。

 


ノームコア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

基本的に馬なり中心の調教ですが、近走は一週前追い切りにビッシリ追われて結果を残しています。
力強い末脚が武器で、調教でも終い12秒台の好時計をマークしていれば仕上がりは良好と見て良いでしょう。
毎回ノーザンファーム天栄で仕上げられているため、厩舎での乗り込み量は少ないですが、仕上がりはいつも万全なので状態面の心配はいらないです。

昨年はヴィクトリアマイルでレコード勝ち。
G1でも抜群の安定感を見せており、掲示板を外したのは勝負所でうまく動けず7着に敗れた中山牝馬Sのみ。
今走は帰国後一発目で久々の出走ではありますが、仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:富士ステークス(1着)

10/9 美南W良 一杯
64.7 50.6 37.5 13.0 [7]

馬なりに追われた2歳未勝利のエストロと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
国内レースの前走時の一週前追い切り情報です。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 美南W良 一杯
65.2 50.8 37.5 12.4 [7]

強めに追われた3歳未勝利のリングアベルと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週は意欲的に追われ、全体時計は自己ベストに近い好時計をマーク。
直線の伸びも鋭く、先週も終い11秒台の時計を叩き出しています。
ひと追い毎に状態は良化し、久々でも楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:富士ステークス(1着)

10/16 美南W良 馬なり
54.5 39.5 11.9 [9]

国内レースの前走時の最終追い切り情報です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 美南W良 馬なり
67.6 52.8 38.6 12.0 [8]

馬なりに追われた3歳未勝利のサトノレガリアと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週はサッと流した程度の調整でしたが、軽快なフットワークで楽に好時計をマーク。
直線の伸び脚も鋭く、格下の併走馬にもあっさり同入しています。
折り合いもついており、仕上がりは万全と見て良いでしょう。

 


モズアスコット 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり主体の調教ですが、最終追い切りに強めの調教が行われることが多いです。
比較的攻め動くタイプの馬ではありますが、調教でも好時計を出している時はその動きが本番でも反映されています。
そのため、強めに追われる最終追い切りで速い時計を出すようなら、押さえておくのが良いでしょう。

また、最終追い切りでは併せ馬をすることが多く、普段通り鋭い伸び脚で追走先着しているなら仕上がりは万全と見て良いでしょう。
身のこなしは軽やかで、直線はしっかり伸びる馬です。
近走はダートで資質を発揮してG1を制しましたが、芝に戻ってどこまでやれるか注目ですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェブラリーステークス(1着)

2/14 栗坂稍 馬なり
52.1 38.0 24.9 12.6

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェブラリーステークス(1着)

2/19 栗坂良 強め
51.4 37.6 24.8 12.4

一杯に追われた3歳1勝のクレパトと併せて、0.8秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 栗坂良 馬なり
50.2 36.5 24.2 12.3

一杯に追われた古馬2勝のカフジジュピターと併せて、0.8秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りはM.デムーロ騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
ひと追い毎に状態は良化し、今週は馬なりで前走時を上回る好時計をマーク。
ラストは若干失速したものの、抜群の行きっぷりで態勢は整ったと見て良いでしょう。
2戦叩いて更に上積みが見込める今走は楽しみな一頭です。

 


モズスーパーフレア 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りで強めに調教されることが多く、最終追い切りは馬なりで調整されています。
いつもフットワークは軽快ですし、良く動いているので状態面での心配は特にいらないでしょう。
休み明けのレースも苦にしないタイプで、久々でも普段通りの動きなら押さえておくのが無難です。

近走はますます状態が上向いており、調教でもベストタイムを更新する動きを見せています。
昨年はG1高松宮記念で15着に敗れましたが、秋はG1スプリンターズステークスで2着に好走。
近走は中々結果を残せていませんが、自分のペースで走れればG1でも軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シルクロードステークス(4着)

1/22 栗坂良 強め
50.5 36.7 24.0 12.5

強めに追われた古馬2勝のファンタジステラと併せて、0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:高松宮記念

3/18 栗坂良 強め
50.6 37.0 23.8 12.1

一杯に追われた古馬オープンのスティッフェリオと併せて、0.2秒追走して0.8秒先着しました。
一週前追い切りは松若騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は騎手騎乗で意欲的に追われ、実戦を意識した調整。
ラストは若干失速しましたが、追われた反応は良好で全体時計は50秒台の好時計。
併走馬を大きく突き放す動きで、仕上がりは良好と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シルクロードステークス(4着)

1/29 栗坂重 馬なり
50.3 36.4 24.1 12.4

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:高松宮記念

3/25 栗坂良 馬なり
48.9 36.1 24.0 12.4

最終追い切りは松若騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
先週は強めに追われ、全体時計50秒台の好時計でしたが、今週は馬なりで48.9秒の猛時計を叩き出しています。
直線はいつも通り硬さはありますが、それでも12.4秒なら許容範囲。
自己ベストを大きく更新し、仕上がりは万全と考えて良いでしょう。
昨年のスプリンターズS以降は不振が続きますが、良化が見られる今走は軽視禁物ですよ。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。