紫苑ステークス2023 追い切り情報

紫苑ステークス2023 追い切り情報

紫苑ステークス2023 追い切り情報


9月9日(土)中山芝2000m

モリアーナ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:NHKマイルカップ(6着)

4/27 美南W稍重 馬なり
67.5 51.3 36.7 11.3 [6]

一週前追い切りは武藤雅騎手が騎乗しての調教です。
強めの3歳未勝利アルファインデイと併せて、内で0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/31 美南W良 馬なり
96.9 80.2 65.5 51.3 37.1 11.5 [6]

一週前追い切りは武藤雅騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの障害オープンアトラクティーボと併せて、内で同入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
長めから時計を出して、しっかり負荷を掛けれています。
ただ、週末坂路がメインだっただけに坂路が使えないのが痛い所。
その点をどこまで上げれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:NHKマイルカップ(6着)

NHKマイルカップ(6着)
5/3 美南W良 馬なり

最終追い切りは武藤雅騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 馬なり
83.5 67.1 52.1 37.8 11.6 [5]

最終追い切りは武藤雅騎手が騎乗しての調教です。
最終追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んで、終いも11.6秒としっかり加速しています。
また、騎手が乗って単走もこの馬のいつも通りの最終追い切りパターンです。

現状しっかり仕上がっていますし、坂路が使えないなかではありますが力は出せそうです。


ヒップホップソウル 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(6着)

5/10 美南W良 馬なり
95.5 65.4 51.2 37.6 12.0 [3]

直一杯の3歳1勝ココクータと併せて、内で同入しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

5/30 美南W良 馬なり
83.4 67.5 51.8 37.7 11.1 [3]

馬なりの古馬3勝レガトゥスと併せて、内で同入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
これまでと同様のパターンですが、終いのキレがこれまでとは違います。
11.1秒は自己ベストですし、乗り込み量も豊富です。

週末坂路使えない点は大きいですが、それを覆すだけのものを持っています。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(6着)

オークス(6着)
5/17 美南W良 馬なり

馬なりの古馬2勝ジャングルキングと併せて、内で0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 馬なり
66.7 51.6 37.1 11.3 [4]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬オープンゴールデンシロップと併せて、外で0.2秒先着しました。
強めの古馬2勝ジャングルキングと併せて、内で0.4秒先着しました。
最終追い切りはウッドで行いました。
全体時計も66.7秒と早めですし、加速ラップを刻んで終い11.3秒と抜群の動きを見せています。
併せ馬でも先着していますし、本番でも楽しみな一頭です。


アップトゥミー 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

5/25 美南W稍重 馬なり
66.2 51.4 37.0 11.4 [6]

馬なりの古馬3勝プラチナトレジャーと併せて、外で同入しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/31 美南W良 馬なり
65.8 51.0 36.3 11.4 [4]

強めの古馬1勝スティルディマーレと併せて、内で0.1秒先着しました。
馬なりの古馬1勝ルージュクレセントと併せて、内で0.6秒先着しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
時計面も優秀ですし、併せ馬で豪快に先着した点も評価できます。
また、この馬自身坂路調教は不要なタイプ。
最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

3歳以上1勝クラス(1着)
5/31 美南W稍重 馬なり

馬なりの古馬オープンファイアスプライドと併せて、内で同入しました。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 G前仕掛け
66.6 51.5 37.2 11.5 [5]

最終追い切りは田辺裕信騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳新馬シックスペンスと併せて、内で同入しました。
最終追い切りはウッドで行いました。
全体時計も66.6秒と優秀ですし、終い11.5秒としっかり加速しています。
また、5ハロンの時計はレース毎に自己ベスト更新し、確実に成長も伺えます。
本番でも楽しみな一頭です。


ミシシッピテソーロ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:豊栄特別(1着)

7/20 美南W良 一杯
67.4 51.1 37.2 11.6 [6]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/31 美南W良 馬なり
82.4 66.8 52.4 38.1 11.3 [5]

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
強めの古馬オープンウイングレイテストと併せて、外で0.2秒先着しました。
強めの古馬2勝ヒットザシーンと併せて、内で0.4秒先着しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
併せたウイングレイテストは調教駆けするタイプでその馬に先着した点は大きく評価できます。
時計もしっかり出していますし、最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:豊栄特別(1着)

豊栄特別(1着)
7/26 美南W良 一杯

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 馬なり
68.5 53.2 38.6 11.8 [7]

最終追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
馬内の古馬2勝ヒットザシーンと併せて、内で0.2秒遅れました。
馬なりの古馬オープンウイングレイテストと併せて、外で同入しました。
最終追い切りはウッドで行いました。
加速ラップではありますが、終い重点の調教内容です。
併せ馬で遅れていますが、追走したものなのでデキには問題なさそうです。


フィールザオーラ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

6/29 美南W良 馬なり
84.0 67.1 51.3 37.2 11.3 [6]

一週前追い切りは小林美駒騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/31 美南W良 馬なり
69.3 53.2 38.5 11.8 [3]

一週前追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
一週前追い切りはウッドで行いました。
標準的な時計で、終い重点の調教になります。
約2か月空いていますが、乗り込み自体も標準的な本数。

特に強調部分が無い状況です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

3歳以上1勝クラス(1着)
7/5 美南W良 馬なり

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 強め
65.6 50.8 36.9 12.1 [5]

最終追い切りはウッドで行いました。
全体時計は早めですが、終いの2ハロンから1ハロンにかけて0.2秒の減速ラップになっています。
ただ、自己ベストは更新していますし確実に成長は伺えます。
乗り込み量もしっかり乗り込んでいますので、体調は上向きにあります。


ダルエスサラーム 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:豊明ステークス(15着)

7/12 栗坂良 強め
55.0 39.2 24.9 11.9 [8]

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/30 栗坂良 強め
56.8 40.5 25.4 11.9 [5]

一週前追い切りは坂路で行いました。
終い重点の調教内容です。
ただ、全体時計をかなり緩めた印象で、もう少し負荷を掛けてほしい状況。
春からの成長は疑問点が残ります。

最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:豊明ステークス(15着)

豊明ステークス(15着)
7/19 栗坂良 馬なり

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 栗坂良 強め
53.8 38.7 24.7 12.0 [5]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
最終追い切りは坂路で行いました。
終い2ハロン12秒台でまとめた加速ラップです。
一週前追い切りでは物足りない動きでしたが、最終追い切りは全体時計を縮めてしっかり負荷を掛けてきました。

先週よりは状態は上向きにあります。


アグラシアド 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ラジオNIKKEI賞(10着)

6/22 栗CW稍重 馬なり
82.3 67.3 53.0 38.4 12.6 [5]

馬なりの古馬1勝サンデーヒーローと併せて、外で0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/31 栗CW良 馬なり
68.8 52.2 37.5 11.2 [6]

馬なりの2歳未勝利エルフストラックと併せて、外で同入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
綺麗な加速ラップを刻んで、終い11.2秒とかなり動けています。
終い11.2秒はこの馬にとって最速の終いになり、成長を感じます。

最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ラジオNIKKEI賞(10着)

ラジオNIKKEI賞(10着)
6/28 栗坂稍重 馬なり

強めの古馬1勝エグモントと併せて、0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 栗坂良 馬なり
52.3 37.7 24.5 12.2 [5]

一杯の2歳未勝利ヤマニンアラクリアと併せて、同入しました。
最終追い切りは坂路で行いました。
終い2ハロンを12秒台前半でまとめた加速ラップです。
全体時計も52.3秒と早めですし、併せ馬を交えてしっかり加速しています。

一週前追い切りの状態からも本番でも楽しみな一頭です。


アマイ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

一週前追い切りなし。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/30 美南W良 馬なり
71.3 54.9 39.9 12.5 [8]

馬なりの3歳未勝利ウォーカーカップと併せて、外で同入しました。
馬なりの2歳未勝利シャトーブレールと併せて、外で同入しました。
一週前追い切りはウッドで行いました。
夏競馬でレース数を多く使ったので、軽めの調教になります。
軽めの調整ですが併せ馬を交えているのは好内容です。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

3歳以上1勝クラス(1着)
最終追い切りなし。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 馬なり
67.4 51.8 37.2 11.6 [8]

馬なりの古馬1勝ニシノコウフクと併せて、外で0.1秒遅れました。
最終追い切りはウッドで行いました。
今回全体時計を自己ベスト更新し、綺麗な加速ラップを刻んでいます。
本数自体は少ないものの、夏に多くレースを使ったのでその点も問題ありません。

この一本で本番も楽しみになりました。


エミュー 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オークス(13着)

5/10 美南W良 馬なり
80.1 65.1 50.8 36.9 12.0 [6]

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/30 美南W良 強め
69.2 53.7 38.5 11.9 [7]

一週前追い切りはウッドで行いました。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、調教本数も豊富です。
また、坂路調教が不要なタイプでその点も好材料。
最終追い切りも楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オークス(13着)

オークス(13着)
5/17 美南W良 強め

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 美南W良 馬なり
69.2 52.6 38.4 12.6 [6]

最終追い切りはウッドで行いました。
終い2ハロンが0.4秒減速しています。
また、この馬としては終いがもう少しキレるタイプだけに物足りなさを感じます。
現状どこまでやれるかがカギになりそうです。


キミノナハマリア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:HTB賞(3着)

7/26 函W良 馬なり
68.4 53.4 38.7 12.4 [5]

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/30 栗坂良 馬なり
55.2 40.2 26.0 12.7 [5]

一週前追い切りは坂路で行いました。
北海道からの輸送明けで終い重点の調教内容です。
ただ、これまでの好走時は一週前追い切りでウッド調教でした。
この馬のパターンではないですし、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:HTB賞(3着)

HTB賞(3着)
8/2 函W良 馬なり

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/6 栗CW良 馬なり
88.8 72.8 57.3 41.2 12.4 [6]

最終追い切りはウッドで行いました。
この馬の勝利時は全体時計も60秒台で、終いも11秒台の加速ラップです。
好走時と比較するとかなり軽めですし、終いも12.4秒と物足りません。
現状どこまでやれるかがカギになりそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。