紫苑ステークス2025 追い切り情報

紫苑ステークス2025追い切り情報

紫苑ステークス2025追い切り情報


9月7日(日)中山芝2000m

エストゥペンダ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中郷特別(1着)

8/6 美南W良 馬なり
81.4 65.9 51.1 36.6 11.3[3]

一週前追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のビッピレーヌと併せて、内で0.7秒追走0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/27 美坂良 馬なり
54.6 39.3 25.3 12.7[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.7秒としっかり負荷を掛けれています。
レース間隔を考えても充分負荷を掛けれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中郷特別(1着)

8/13 美坂良 G前仕掛け
53.8 39.2 24.9 12.0[8]

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 美南W良 馬なり
83.3 66.3 51.5 37.2 11.5 [7]

最終追い切りは田辺裕信騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、この馬自身ウッド追い切りでは勝ち切れない状況です。
この出来でどこまで走れるかがカギになりそうです。


サヴォンリンナ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:優駿牝馬(17着)

5/15 栗CW良 強め
82.8 67.0 51.9 36.8 11.0 [6]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの3歳未勝利のラファルと併せて、内で0.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/27 栗CW良 馬なり
86.3 70.0 54.2 38.5 11.9[5]

前走と同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬こそありませんが、この馬なりに調整出来ていますし最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:優駿牝馬(17着)

5/21 栗坂良 馬なり
58.5 42.4 27.0 12.6 [8]

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 栗CW良 馬なり
82.1 66.6 51.2 35.7 11.3 [5]

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
前走とは異なり、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.2-11.3と素晴らしい時計をマークしています。
ウッド追い切り時にこの馬自身好走が目立っています。
好走パターンに戻してきていますし、本番でも楽しみな一頭です。


セイキュート 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:矢車賞(2着)

4/23 栗CW稍 馬なり
83.6 67.8 53.5 38.4 11.5[7]

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/27 栗CW良 一杯
84.6 67.7 52.3 37.0 11.4[6]

一杯に追われる新馬のショコラプリンと併せて、内で0.7秒追走0.2秒遅れました。
強めに追われる3歳未勝利のジョヌフィーユと併せて、内で0.9秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.4秒と好時計をマークしています。
レース間隔を考えても充分負荷を掛けれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:矢車賞(2着)

4/30 栗CW良 馬なり
51.7 37.1 11.1[5]

強めに追われる3歳未勝利のセンノソブリンと併せて、外で0.4秒先行クビ先着しました。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 栗CW良 馬なり
85.7 69.5 54.2 39.0 11.8 [7]

これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8秒と素晴らしい時計をマークしています。
一週前追い切り含めウッド中心に入念に乗り込まれていますし、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ダノンフェアレディ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

6/26 栗CW稍 強め
83.3 67.9 52.5 36.6 11.0[8]

一杯に追われる3歳未勝利のエーグルドールと併せて、外で0.5秒追走0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/28 栗CW稍 一杯
80.7 66.2 51.7 37.0 11.7[6]

馬なりの3歳未勝利のバレアレスと併せて、内で1.1秒追走0.7秒先着しました。
馬なりの古馬1勝のマックスセレナーデと併せて、内で1.9秒追走0.7秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.7秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬も豪快に先着していますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

7/3 栗坂良 強め
54.2 38.4 24.2 11.8[8]

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

水曜日時点で最終追い切りはなし


ドマーネ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳未勝利(1着)

7/9 栗坂良 馬なり
55.4 40.5 25.8 12.7[8]

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/27 栗CW良 馬なり
70.5 55.9 40.3 12.4[8]

馬なりの障害オープンのディナースタと併せて、内で1.6秒追走同入しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終い12.4秒に留まっています。
中間の内容も強調部分に乏しく、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳未勝利(1着)

7/16 栗坂良 馬なり
55.8 40.4 25.9 12.7[8]

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 栗坂良 馬なり
54.8 39.5 25.0 12.4 [7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.6-12.4と加速ラップマークしています。
前走が芝で一変しましたが、最終追い切りで同様のパターンで好走しています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ラブリージャブリー 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳1勝クラス(1着)

5/7 美坂重 馬なり
56.1 40.6 26.3 12.8[8]

馬なりの障害未勝利のソルドラードと併せて、1.0秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/27 美南W良 馬なり
85.4 68.5 53.0 38.1 11.4[7]

一週前追い切りは大江原圭騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のプリムツァールと併せて、外で0.5秒先行同入しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.4秒と好時計をマークしています。
中間も坂路を交えて負荷を掛けれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳1勝クラス(1着)

5/14 美南W良 馬なり
83.7 67.7 52.8 38.1 11.3[5]

馬なりの3歳未勝利のウィステリアベルと併せて、内で0.7秒追走同入しました。
馬なりの古馬2勝のカンザシと併せて、内で1.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 美坂良 馬なり
53.8 38.8 25.2 12.4 [7]

最終追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる2歳未勝利のトワニと併せて、0.4秒追走同入しました。
前走とは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.8-12.4と加速ラップマークしています。
新馬戦も中山で坂路追い切りで勝利した点にも評価できます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


リンクスティップ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:優駿牝馬(5着)

5/15 栗CW良 馬なり
83.1 67.2 52.7 37.4 11.1 [7]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝プロトロポスと併せて、外で1.1秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/27 栗CW良 強め
81.0 66.0 52.0 37.2 11.0[8]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のリッケンバッカーと併せて、内で1.2秒追走0.3秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.0秒と素晴らしい時計をマークしています。
併せ馬で豪快に先着していますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:優駿牝馬(5着)

5/21 栗坂良 馬なり
55.9 40.7 26.3 12.6 [7]

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 栗坂良 馬なり
55.1 40.4 25.6 12.2 [7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い12.2秒と素晴らしい時計をマークしています。
一週前追い切り含め乗り込み自体は入念に乗り込まれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


キューティーリップ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:中郷特別(4着)

8/7 美南W稍 馬なり
82.4 66.2 51.2 37.0 11.6[7]

馬なりの古馬1勝のアサクサグレースと併せて、内で0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/28 美坂良 馬なり
56.6 40.7 26.6 12.7[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.7秒としっかり負荷を掛けれています。
レース間隔を考えても充分負荷を掛けれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:中郷特別(4着)

8/13 美南W良 G前仕掛け
68.3 52.7 37.5 11.4[6]

強めに追われる3歳未勝利のブライトビギニングと併せて、内で0.5秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 美P良 馬なり
67.8 52.6 38.4 12.0[7]

最終追い切りは武藤雅騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの障害未勝利のノーマジックと併せて、内で1.0秒追走同入しました。
これまでとは異なり、最終追い切りはポリトラックで行いました。
併せ馬を交えていますが、終い時計12.0秒に留まっており負荷不足に感じ取れます。
良化の余地を残している印象で、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ケリフレッドアスク 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(4着)

7/30 栗坂良 強め
53.6 38.0 24.1 12.0[8]

一週前追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/28 栗CW稍 馬なり
82.0 66.3 51.2 36.0 11.0[3]

一週前追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のルージュソリテールと併せて、内で0.8秒追走同入しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.0秒と素晴らしい時計をマークしています。
併せ馬を交えて更に負荷を掛けれていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(4着)

8/6 栗坂良 強め
55.0 38.2 23.8 11.9[8]

最終追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 栗坂良 馬なり
55.8 39.7 25.3 12.6[8]

最終追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.7-12.6と加速ラップマークしています。
ただ、前走時と比較するとやや終い時計が物足りない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


サタデーサンライズ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(2着)

7/9 栗CW良 一杯
99.4 83.0 68.5 54.3 38.7 11.3[8]

馬なりの古馬2勝のネーヴェフレスカと併せて、内で0.4秒追走クビ遅れました。

今回の一週前追い切り:紫苑ステークス

8/28 栗坂稍 馬なり
56.0 40.5 26.0 12.7[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.7秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、調教パターン含め大きな強調部分は感じ取れず最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(2着)

7/16 栗坂良 馬なり
54.5 39.9 25.0 11.9[8]

今回の最終追い切り:紫苑ステークス

9/3 栗CW良 G前一杯追
94.4 79.3 65.8 52.2 37.5 11.9[8]

一杯に追われる古馬2勝のネーヴェフレスカと併せて、外で0.2秒先行0.2秒遅れました。
一杯に追われる3歳未勝利のアドラビーレと併せて、内で0.5秒追走0.2秒遅れました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中チグハグラップになっていますし、格下相手に大きく併せ馬で遅れています。
現状良化の余地を残している印象で、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。