サウジアラビアロイヤルカップ2021 追い切り情報

サウジアラビアロイヤルカップ2021 追い切り情報

サウジアラビアロイヤルカップ2021 追い切り情報


10月9日(土)東京芝1600m

ウナギノボリ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目になるため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬には同入、先着が多く、今走も遅れをとっていなければ心配はいらないです。

直線は若干失速する傾向がありますが、全体時計は毎回優秀です。
栗東坂路で一杯に追われて4F52秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は出遅れましたが、直線はしっかり伸びて見事快勝しています。
距離延長がどうかではありますが、左回りで結果が出ているのは好感が持てますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/2 栗CW良 馬なり
86.4 69.1 53.6 39.6 12.3 [5]

一杯に追われた新馬のソクラテスと併せて、内を同入しました。

今回の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

9/30 栗坂良 馬なり
53.7 39.7 26.3 13.6

馬なりに追う新馬のロカビリークイッフと併せて同入しました。
一週前追い切りで2本目の調教で、今週は軽めに追われています。
軽めに追われたとはいえ、全体時計は平凡でしたし、直線も失速しているのは気がかりです。
併走馬には同入できていますが、動きはマズマズと言ったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

9/8 栗坂良 一杯
51.4 37.7 24.6 12.6

一杯に追われた新馬のマカンマカンと併せて、0.1秒追走してアタマ差先着しました。

今回の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

10/6 栗坂良 一杯
52.1 37.7 24.8 12.8

一杯に追われた2歳1勝のラキエータと併せて、0.1秒追走して0.2秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で好時計をマーク。
直線は若干失速していますが、12秒台の時計が出ていますし、いつも通りの傾向なので心配はいらないです。
併走馬にもあっさり先着しており、このひと追いで状態は良化したと考えていいでしょう。


コマンドライン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目になるため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています、。
併走馬には追走した形でもしっかり同入、先着ができているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。

比較的時計は出るタイプの馬で、馬なりでも4F52秒台の時計が出るようなら優秀です。
直線も12秒台の時計が多く、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は同じ舞台で2着に3馬身差をつける圧勝を見せていますし、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

5/26 美南W良 馬なり
67.6 52.7 39.1 12.5 [8]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のダノンマデイラと併せて、内を0.5秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

9/29 美南W良 馬なり
84.1 67.3 52.3 37.8 11.7 [2]

馬なりに追われた古馬1勝のサトノフォーチュンと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
いつも通り馬なり中心に追われていて、一週前追い切りで4本目の調教です。
今週も引き続き軽快なフットワークで、加速すると直線は11.7秒の鋭い伸び脚を見せています。
長めにやれているのも好感が持てますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

6/2 美南W良 馬なり
67.0 51.9 38.9 12.8 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のディアマンテールと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

10/6 美南W良 馬なり
83.1 66.1 51.6 37.2 11.5 [3]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のサトノラディウスと併せて、内を0.7秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで終い11.5秒の好時計をマーク。
前走時以上に良い動きで、全体時計も自己ベストを更新しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


スタニングローズ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、一週前追い切りで強め、最終追い切りで軽めに追われる傾向があります。
また、レース直前は併せ馬で気合付けをすること多く、併走馬に遅れたレースは敗れているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線の伸びは毎回優秀です。

馬なりでも終い12秒台前半の時計を出すようなら、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は初重賞で5着に敗れましたが、勝ち馬との差はそこまでないですし、掲示板内を確保できているのは好感が持てます。
左回りは適性がありますし、引き続き好調なら、今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟2歳ステークス(5着)

8/18 栗坂不 強め
53.4 38.7 25.0 12.4

今回の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

9/29 栗坂良 一杯
53.5 38.8 24.9 12.3

一杯に追われた2歳未勝利のタイセイディバインと併せて、0.2秒先行同入しました。
今週は一杯に追われましたが、格下の併走馬に追いつかれた形。
直線の伸びは優秀ですが、全体時計は平凡ですね。
そこまで悪いわけではないですが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟2歳ステークス(5着)

8/25 栗坂良 馬なり
51.3 37.4 24.5 12.1

馬なりに追われた古馬2勝のカーテンコールと併せて、クビ差先着しました。

今回の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

10/6 栗坂良 馬なり
53.2 38.9 25.3 12.5

馬なりに追われた2歳未勝利のカラフルキューブと併せて、クビ差先着しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
軽めでもフットワークは軽快で、直線は12.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


ステルナティーア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目になるため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは美浦南Wで実戦を意識した調教が多いです。
特にレース直前は併せ馬で気合付けをすることが多く、併走馬には同入する形が多いので、今走も遅れをとっていなければ問題はないでしょう。

全体時計はそこまで早い数字を出す馬ではありませんが、直線は馬なりでも11秒台の時計を出すことが多いです。
新馬戦では最終追い切りで終い11.3秒の鋭い伸び脚を見せており、今走も直線の伸びは注目です。
前走はマイル戦で2着に3馬身差をつける圧勝でしたし、さらに良化が見込めるようなら今走も押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

7/28 美南W稍 馬なり
84.5 68.8 53.5 38.6 11.5 [2]

強めに追われた古馬1勝のインナリオと併せて、内を0.3秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

9/29 美南W良 馬なり
96.7 80.8 65.5 50.5 36.3 11.6 [3]

馬なりに追われた古馬2勝のレガトゥスと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで直線は11.6秒の好時計をマーク。
長めにやれているのも好感が持てますし、全体時計もかなり優秀です。
しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

8/4 美南W良 馬なり
67.6 52.8 38.4 11.3 [4]

強めに追われた古馬1勝のインナリオと併せて、外を0.4秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ

10/6 美南W良 馬なり
68.0 52.7 38.1 11.5 [4]

馬なりに追われた古馬オープンのダーリントンホールと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週も馬なり長今日でしたが、引き続き絶好の動きでオープン馬を楽に圧倒。
直線は11.5秒の鋭い伸び脚で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
先週は自己ベストを更新していますし、態勢は整ったと考えていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。