毎日王冠2021 追い切り情報

毎日王冠2021 追い切り情報

毎日王冠2021 追い切り情報


10月10日(日)東京芝1800m

ヴァンドギャルド 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWを中心に乗り込まれています。
一週前追い切りはウッドチップコースで調整され、騎手騎乗で併せ馬をすることが多いです。
実戦を意識した調整が多いので、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。

最終追い切りは軽く調整するスタイルなので、最終追い切りでも軽快な動きを見せるようなら押さえておきたい一頭です。
近走も状態は安定しており、前走はドバイターフで2着に好走しています。
今走は帰国後一発目にはなりますが、G2なら実績がありますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京新聞杯(4着)

1/31 栗CW良 馬なり
86.3 70.1 54.0 39.5 13.0 [4]

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/29 栗CW良 馬なり
66.2 50.5 36.7 12.3 [4]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のストーンリッジと併せて、内を1.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快なフットワークで終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京新聞杯(4着)

2/3 栗芝重 馬なり
52.9 37.8 11.9 [1]

採取追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/6 栗CW良 馬なり
67.5 51.5 37.8 12.0 [4]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調教でしたが、引き続き絶好の動きで楽に好時計を叩き出しています。
行きっぷりも抜群で、加速すると直線は12.0秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、態勢は整ったと考えていいでしょう。


ケイデンスコール 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、一週前追い切りと最終追い切りに併せ馬で実戦を意識した調教をしています。
併走馬には遅れることもありますが、かなり追走してのものであれば心配はいらないです。
また、プール調教を併用していますが、結果は出ているので問題はないでしょう。

攻めの調教では抜群の反応を見せており、ラスト12.0秒近い時計を出すことが多いです。
一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があるので、特にチェックしておきましょう。
前走の安田記念では10着に大敗しましたが、1800mは実績はありますし、G2なら十分通用すると思います。
レース感覚を開けてしっかり態勢が整えば、改めて期待したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:安田記念(10着)

5/26 栗坂良 馬なり
55.6 39.7 24.9 11.7

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 栗坂良 一杯
52.0 37.2 24.0 11.8

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今週は一杯に終われると、力強い反応でラストは11.8秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計も前走時以上に早い数字を出していますし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:安田記念(10着)

6/2 栗坂良 強め
54.7 38.9 24.4 11.6

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/6 栗坂良 馬なり
52.8 37.6 23.8 11.7

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
馬なりでもフットワークは軽快で、直線は11.7秒の猛時計をマーク。
乗り込みも十分ですし、久々でも仕上がりは良好です。


シュネルマイスター 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われています。
水曜追いは美浦南Wで追われ、併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、レース直前ではしっかり同入・先着出来ているので、一週前追い切りか最終追い切りで遅れていなければ心配はいらないです。

また、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があるので、好時計を出すようなら要チェックですよ。
直線はそこまで目立った時計は出ませんが、終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は古馬相手でしたが、全く劣らず3着に好走しています。
勝ち馬との能力差も感じませんし、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:安田記念(3着)

5/28 美南W重 キリ
キリ不明

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
古馬3勝のムスコローソと併せて、内を同入しました。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/29 美南W良 一杯
82.9 66.9 51.6 36.9 11.4 [7]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのココロノトウダイと併せて、内を1.4秒追走して0.4秒遅れました。
今週は一杯に追われて、直線は11.4秒の猛時計をマーク。
併走馬には遅れを取りましたが、かなり追走してのものなので特に心配はいらないです。
長めにやれているのも好感が持てますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:安田記念(3着)

6/2 美南W良 馬なり
68.1 52.9 38.6 12.6 [8]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのセダブリランテスと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/6 美南W良 強め
82.5 65.7 51.2 37.1 11.4 [8]

最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのマイネルファンロンと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われると、力強い反応で終い11.4秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、先週以上に良い動きを見せています。
ひと追い毎に状態は良化しており、態勢は整ったと見ていいでしょう。


ダノンキングリー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは併せ馬で調整することが多く、美南Wコース中心に調整されています。
普段はしっかり同入または先着しているので、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
近走は一週前追い切りで一杯に追われ、最終追い切りで軽めの調整をして仕上げられています。

一週前追い切りと最終追い切りの動きが、そのまま本番でも反映されているので、追われた時の反応や折り合い面は要チェックですよ。
近走は不振が続きましたが、休養明けの前走は安田記念で見事快勝しています。
能力は高い馬ですし、引き続き好調キープなら今走も押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:安田記念(1着)

5/26 美南B良 馬なり
85.0 68.5 53.3 38.7 12.0 [9]

強めに追われた3歳1勝のパラノイドと併せて、外を追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/29 美南W良 強め
66.8 51.7 37.3 11.7 [8]

一杯に追われた古馬2勝のリアムと併せて、内を0.7秒追走して0.4秒先着しました。
今週は意欲的に終われると、力強い反応で直線は11.7秒の好時計をマーク。
先週は自己ベストを更新しており、引き続き今週も絶好の動きを見せています。
併走馬も楽に圧倒していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:安田記念(1着)

6/2 美南B良 強め
84.6 68.9 54.0 39.1 12.2 [8]

馬なりに追われた古馬1勝のトライフォーリアルと併せて、外を1.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/6 美南B良 馬なり
68.8 54.0 39.5 12.0 [6]

強めに追われた古馬1勝のセレンゲティと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
ダートコースでの調教でしたが、馬なりでも自己ベストを更新。
直線も12.0秒の鋭い伸び脚で、併走馬にもあっさり同入できています。
折り合いもついていますし、このひと追いで仕上がったと見ていいでしょう。


ポタジェ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路やポリトラックで調整され、水曜追いは栗東CWで追われる傾向があります。
特に水曜追いは併せ馬で気合いづけをすることが多く、意欲的に追われて好時計を叩き出しています。
併走馬に遅れることもありますが、しっかり動いていれば心配はいらないです。

最終追い切りはポリトラックで追われる傾向がありますが、折り合いがスムーズなら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
前走は初重賞でも長く良い脚を使って見事快勝しており、ひとレース毎にパワーアップしている印象です。
今走は相手のレベルが上がりますが、左回りは得意ですし、万全に仕上がれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟大賞典(2着)

4/28 栗CW良 馬なり
83.0 67.1 52.2 38.8 11.9 [6]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳オープンのレッドジェネシスと併せて、内を0.9秒追走してクビ差遅れました。

今回の一週前追い切り:毎日王冠

9/30 栗CW良 一杯
82.3 66.9 52.0 38.1 11.9 [5]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのヒートオンビートと併せて、内を0.6秒追走して0.1秒先着しました。
今週は一杯に追われましたが、前走時以上に良い動きを見せています。
追われた反応も抜群で、直線は11.9秒の好時計をマーク。
先週は自己ベストを更新していますし、乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟大賞典(2着)

5/5 栗芝良 馬なり
83.1 67.0 51.9 38.2 12.1 [5]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳オープンのレッドジェネシスと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:毎日王冠

10/6 栗坂良 馬なり
54.6 39.5 26.1 13.3

いつも通り最終追い切りはサッと流す程度の調教です。
軽めとはいえ直線で失速しているのは気がかりですね。
ただ、乗り込み量は申し分なく、先週は絶好の動きを見せています。
今週の動きは少し気になりますが、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。