皐月賞2021　追い切り情報

皐月賞2021　追い切り情報

4月18日（日）中山芝2000m

ヴィクティファルス　追い切り評価：A

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは意欲的に追われ、併せ馬で調整されることが多いです。
一週前追い切り栗東CWで長めに追われ、意欲的に追われる傾向があります。
併走馬には格上でも追走同入、先着していますし、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要です。

直線はしっかり伸びるタイプの馬で、ラストは12秒台の好時計を叩き出しています。
全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

3/10　栗ＣＷ良　一杯
81.8 65.9 50.9 37.1 11.7 ［８］

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのエルデュクラージュと併せて、内を0.6秒追走して0.6秒先着しました。

4/8　栗ＣＷ良　一杯
83.2 65.6 51.0 37.1 11.6 ［６］

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い11.6秒の好時計をマーク。
普段と比べると全体時計は平凡でしたが、直線の伸びは優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

3/17　栗坂良　馬なり
53.8 38.4 24.7 12.3

4/14　栗坂稍　馬なり
53.5 38.7 25.1 12.9

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めの調整でしたが、軽快な動きで前走時以上に良い動きを見せています。
直線は失速しましたが、12秒台の好時計をマーク。
先週は終い11.9秒と力強い反応を見せていましたし、仕上がりは万全と見て良いでしょう。

エフフォーリア　追い切り評価：A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教ですが、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
ウッドチップコースで追われ、併走馬にはしっかり先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。
馬なりでも直線の伸びは良好で、毎回終い12秒台の時計を叩き出しています。

折り合いもついていますし、今走も加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は初重賞ではありましたが、2着には2馬身以上も差をつけて圧勝しています。
3戦走って未だ無敗ですし、G1の舞台でも楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

2/3　美南Ｗ稍　馬なり
69.0 53.6 39.6 12.0 ［８］

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のトロワエスポワールと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒先着しました。

4/7　美南Ｗ良　馬なり
65.8 51.5 38.4 12.7 ［７］

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のマイネルミュトスと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
いつも通り今週は馬なり調教でしたが、絶好の動きで自己ベストを大きく更新。
抜群の行きっぷりで、直線は12.7秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

2/10　美南Ｗ良　馬なり
70.4 54.2 40.3 12.0 ［８］

4/14　美南Ｗ稍　馬なり
69.0 54.1 39.7 12.4 ［８］

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のクロパラントゥと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒遅れました。
今週も軽めの調整でしたが、抜群のいきっぷりで加速すると終い12.4秒の好時計をマーク。
併走馬に遅れたのは気になりますが、軽めなのでそこまで心配はいらないです。
折り合いはスムーズで、仕上がりは良好と見て良いでしょう。

ダノンザキッド　追い切り評価：A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは栗東CWで長めに調整されています。
栗東CWでは併せ馬で気合付けをしており、意欲的に追われる傾向があります。
そのため、好時計を出すことが多く、直線も11秒台の時計を叩き出しています。

比較的攻め動くタイプの馬ではありますが、折り合いのついた調教で直線も12秒前後の伸びを見せるようなら仕上がりは良好と見ていいでしょう。
プール調教もまだ若いので特に心配はいらないですし、併走馬にもしっかり同入・先着できています。
G1ホープフルSでは2着に1馬身以上を差をつけていますし、久々の前走も3着には好走できています。
ひと叩きして上積みが見込める今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

2/24　栗ＣＷ良　強め
97.4 81.2 65.8 51.7 38.4 11.7 ［７］

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のエストと併せて、外を0.3秒追走して1.4秒先着しました。

4/7　栗ＣＷ稍　馬なり
80.5 65.4 51.9 38.5 11.7 ［８］

一杯に追われた3歳1勝のリアンクールと併せて、内を0.9秒追走同入しました。
今週は馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで6F80秒台の好時計をマーク。
加速すると直線は11.7秒の鋭い伸び脚を見せています。
先週も直線は11秒台の時計が出ていますし、直線の伸びは優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

3/3　栗ＣＷ不　馬なり
84.2 67.6 53.0 38.9 11.7 ［６］

4/14　栗ＣＷ稍　馬なり
85.9 69.3 53.7 39.2 11.9 ［６］

今週も馬なり調教でしたが、先週に続いて直線は11秒台の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、ラストの伸びは優秀です。
先週は全体時計も好時計を叩き出していましたし、しっかり加速ラップを刻んだ調整で態勢は整ったと考えて良いでしょう。

タイトルホルダー　追い切り評価：B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われていますが、レース直前は美浦南Wで追われることが多いです。
馬なり中心ではありますが、ウッドチップでは好時計を出す傾向があるので要チェックです。
また、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをしていて、格上相手でも追走同入できています。

今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒台前半の時計なら仕上がりは良好と考えていいでしょう。
前走は久々でも絶好の動きで、終わってみれば2着に1馬身以上差をつける圧勝です。
今走は叩いた上積みも見込めますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

2/24　美南Ｗ良　馬なり
65.0 51.3 38.2 12.7 ［６］

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのシェダルと併せて、内を1.2秒追走して0.4秒先着しました。

4/7　美南Ｗ良　馬なり
65.5 51.9 39.2 12.9 ［５］

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調教でしたが、抜群の行きっぷりで全体時計は65.5秒の好時計を叩き出しています。
直線も12秒台の時計が出ていますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

3/4　美南Ｗ稍　馬なり
69.0 53.7 39.5 11.8 ［９］

4/14　美南Ｗ稍　馬なり
67.5 52.2 38.1 12.8 ［５］

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調整でしたが、引き続き軽快な動きを見せています。
直線は若干失速しましたが、終い12秒台の時計が出ていればこの馬なりに優秀です。
先週は好時計を叩き出していましたし、仕上がりは良好です。

グラティアス　追い切り評価：B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南W中心に乗り込まれていて、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には格上相手でも先着していましたし、遅れるようなら注意が必要です。
プール調教を併用していますが、若いので特に心配はいらないです。

一週前追い切りは意欲的に追われていて、最終追い切りはサッと流す傾向があるので、レース直前の2週の動きには注目しておきましょう。
前走は休養明けでしたが、初重賞でも余裕残しで快勝しています。
ひとレース毎に成長を感じますし、今走は相手のレベルが上がるとはいえ、仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

1/6　美南Ｗ良　強め
82.7 67.3 52.5 37.8 12.3 ［６］

一杯に追われた3歳未勝利のアドマイヤレビンと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。

4/7　美南Ｗ良　強め
84.8 69.4 53.7 39.5 13.1 ［７］

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のリフトトゥヘヴンと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは13.1秒とイマイチです。
折り合いがついているのは好感が持てますが、全体時計も平凡です。
併走馬にも先着していて、入念に乗り込まれてはいますが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。

3.最終追い切り

1/13　美南Ｗ稍　馬なり
67.5 51.6 38.7 12.8 ［７］

4/15　美南Ｗ稍　馬なり
68.0 53.0 39.1 12.6 ［７］

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのブランクエンドと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
先週強めに追われた分、今週はサッと流す程度の調整でしたが、馬なりでも終い12.6秒の好時計をマーク。
短めでも抜群のいきっぷりで、先週以上に良い動きを見せています。
乗り込み量も申し分なく、このひと追いで態勢は整ったと見て良いでしょう。

追い切り（調教のポイント）

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG！

②調教タイムだけでの判断はNG

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要

②コース追いの後のプール調整はどうか