札幌記念2021 追い切り情報
札幌記念2021 追い切り情報
8月22日(日)札幌芝2000m
ウインキートス 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段は馬なり中心に乗り込まれ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬にはいつも同入、先着していますし、今走も遅れるようなら注意が必要です。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線の伸びは優秀で、しっかり折り合いはついています。
馬なり調教でも終い12秒台の好時計を叩き出していて、加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
2走前の日経賞は15着に敗れましたが、続く前走は目黒記念で見事快勝しています。
2着に2馬身差をつける圧勝ですし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:目黒記念(1着)
5/19 美南W稍 馬なり
67.4 52.3 38.6 12.2 [6]
強めに追われた障害オープンのヒドゥンパラメータと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:札幌記念
8/12 札幌芝良 馬なり
64.2 50.3 36.0 12.0 [6]
今週は時計の出やすい芝コースでしたが、引き続き軽快なフットワークを見せています。
直線もいつも通り12.0秒の鋭い伸び脚で、全体時計もこの馬なりに優秀です。
しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:目黒記念(1着)
5/26 美南W良 馬なり
65.9 52.1 39.0 13.1 [7]
最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:札幌記念
8/19 札幌芝稍 馬なり
85.4 70.3 56.0 41.5 13.7 [7]
最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
今週もサッと流す程度の調教でしたが、引き続き軽快なフットワークを見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好と見て良いでしょう。
ソダシ 追い切り評価:A
1.この馬の追い切り傾向
普段は水曜追いに併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはいつも先着することが多いです。
特に最終追い切りはしっかり先着しているので、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
速い時計が出るタイプの馬ではありませんが、折り合いがスムーズなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
新馬戦は2着に2馬身以上差をつける圧勝で、続く札幌2歳Sもレコード勝ちと能力は非凡です。
G1阪神JF、G1桜花賞も見事快勝し、前走のG1オークスまでは無敗の5連勝を達成しています。
今回は相手関係が楽になりますし、しっかり休養を挟んだ今走も態勢が整えば改めて期待したいですね。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:オークス(8着)
5/12 栗CW良 馬なり
86.9 69.6 53.2 38.3 11.6 [6]
一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のカリボールと併せて、内を1.0秒先行してクビ差先着しました。
今回の一週前追い切り:札幌記念
8/11 函館芝重 強め
65.0 50.1 36.5 11.4 [5]
一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのユーキャンスマイルと併せて、外を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
今週は意欲的に追われると、絶好の動きで併走馬を楽に圧倒しています。
時計の出やすい芝コースとはいえ、直線も11.4秒の猛時計で、全体時計も自己ベストを大きく更新。
乗り込み量も十分で、仕上がりは良好です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:オークス(8着)
5/19 栗坂稍 馬なり
54.7 39.5 25.3 12.3
最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のルビーカサブランカと併せて、0.3秒先行して0.2秒先着しました。
今回の最終追い切り:札幌記念
8/18 函館芝不 馬なり
67.6 52.0 39.0 12.4 [3]
最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のロジマギーゴーと併せて、外を0.6秒追走して0.2秒先着しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めの調教でしたが、不良馬場でも絶好の動きを見せています。
時計の出やすい芝コースではありましたが、行きっぷりも抜群で終い12.4秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、態勢は整ったと考えて良いでしょう。
ブラストワンピース 追い切り評価:A
1.この馬の追い切り傾向
普段は水曜追いにウッドチップコースで併せ馬、日曜追いに坂路コースで交互に調整されています。
基本的に一週前追い切りは長めの調教で、意欲的な攻めの内容が多く、一週前追い切りの時計が基準となってきます。
一週前追い切りの攻めで良い動きをしていれば、押さえておくのが良いでしょう。
近走は衰えを感じますが、前走のG3鳴尾記念では3着に好走しています。
G1では正直厳しそうですが、G2,G3であればまだ通用すると思います。
当レースは2019年に制した舞台ですし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:鳴尾記念(3着)
5/27 美南W良 一杯
81.4 66.0 51.4 37.7 12.1 [7]
一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:札幌記念
8/11 函館芝重 強め
65.4 48.9 36.5 11.4 [5]
強めに追われた2歳未勝利のアンビションと併せて、外を1.3秒追走同入しました。
今週はやや押さえ目でしたが、絶好の動きで終い11.4秒の猛時計をマーク。
全体時計も自己ベストに近い数字ですし、重馬場でこの時計なら優秀です。
前走時以上に良い動きで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:鳴尾記念(3着)
6/2 美南W良 一杯
51.6 38.0 12.5 [7]
最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のセルヴァンと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒先着しました。
今回の最終追い切り:札幌記念
8/18 函館芝不 強め
50.5 37.2 11.9 [4]
最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のララパピヨンドメルと併せて、内を1.6秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、先週に続いてラストは11秒台の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、併走馬も楽に圧倒しています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。
ユーキャンスマイル 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段は併せ馬で気合付けをすることが多く、水曜追いは強めに追われる傾向があります。
比較的攻め動くタイプの馬ではありますが、一週前追い切りや最終追い切りの攻めの調教で、全体時計81秒前後の好時計を出している時は好成績を残しています。
そのため、意欲的に追われる一週前追い切りや最終追い切りの動きには注目ですよ。
そして、加速ラップを刻んだ調整ができていれば、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
併走馬には遅れることもありますが、最終追い切りでしっかり先着していれば心配はいりません。
近走は不振が続きましたが、2走前の阪神大賞典で2着に好走しています。
距離短縮にはなりますが、2000mは実績がありますし、相手関係が楽になる今走も仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:天皇賞春(7着)
4/21 栗CW良 一杯
94.2 78.3 63.8 49.9 36.7 12.1 [4]
一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳オープンのレッドジェネシスと併せて、内を2.1秒追走して0.3秒先着しました。
今回の一週前追い切り:札幌記念
8/11 函館芝重 強め
65.6 50.5 37.1 11.6 [4]
一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのソダシと併せて、内を0.4秒先行して0.2秒遅れました。
今週は意欲的に追われると、力強い反応で終い11.6秒の好時計をマーク。
併走馬には遅れを取りましたが、相手が相手なので特に心配はいらないです。
乗り込みも十分ですし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:天皇賞春(7着)
4/28 栗CW良 馬なり
88.4 71.1 55.0 40.0 12.5 [8]
最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:札幌記念
8/11 函館芝重 強め
65.6 50.5 37.1 11.6 [4]
最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのソダシと併せて、内を0.4秒先行して0.2秒遅れました。
併走馬には遅れましたが、意欲的に追われて時計は優秀です。
直線も11.6秒の鋭い伸び脚を見せていて、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。
ラヴズオンリーユー 追い切り評価:A
1.この馬の追い切り傾向
一週前追い切りと最終追い切りは騎手騎乗で乗り込まれることが多く、攻めの調教では併せ馬で実戦を意識した調整を行なっています。
毎回仕上がりは良好で、併走馬にしっかり先着しているようなら仕上がりは順調とみて良いでしょう。
また、坂路コースであれば、全体時計52秒を切るようなら押さえておきたい一頭です。
ラストは伸びる馬なので、終いの伸び脚も要チェックですよ。
良いときは強めに追われて、12秒を切ることもあります。
レース毎に成長しており、近走は海外遠征で好成績を残しています。
帰国後初戦にはなりますが、G2なら能力は十分通用しますし、今走も仕上がり万全なら楽しみですね。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:京都記念(1着)
2/4 栗CW稍 強め
96.1 80.1 64.4 50.7 37.2 12.0 [7]
日本で行われたレースの前走の追い切り情報と比較していきたいと思います。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのタイセイトレイルと併せて、内を0.7秒追走して0.8秒先着しました。
今回の一週前追い切り:札幌記念
8/12 函館芝稍 強め
52.6 38.4 11.4 [6]
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のリーゼントジャンボと併せて、外を2.9秒追走して0.4秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、抜群の反応でラストは11.4秒の好時計をマーク。
時計の出やすい芝コースでしたが、全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
併走馬にはかなり追走したにもかかわらず、あっさり先着していますし、仕上がりは良好です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:京都記念(1着)
2/10 栗CW良 強め
68.5 52.0 37.0 11.7 [9]
日本で行われたレースの前走の追い切り情報と比較していきたいと思います。
最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:札幌記念
8/18 函館W不 馬なり
73.0 56.1 41.6 12.9 [9]
今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快なフットワークで終い12.9秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、不良馬場で終い12秒台の時計が出ているのはこの馬なりに優秀です。
先週は良い動きを見せていましたし、今週もしっかり加速ラップを刻んだ調教ができています。
久々にはなりますが、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
②調教タイムだけでの判断はNG
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。