レパードステークス2019 追い切り情報

レパードステークス2019&小倉記念2019 追い切り情報

レパードステークス2019 追い切り情報


8月4日(日)新潟ダート1800m

デルマルーヴル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

ポリトラックで追われる傾向があり、一週前追い切りか最終追い切りのどちらか一方で強めに追われています。
水曜追いは併せ馬で気合い付けをしており、併走馬に遅れることもありますが、最終追い切りで同入または先着していれば心配いらないです。
ポリトラックコースなので時計は出ますが、終い12秒台前半の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

また、普段はしっかり折り合いのついた調教ができているので、一週前追い切りと最終追い切りの加速ラップは要チェックですよ。
全日本2歳優駿では実力馬相手にしっかり2着を確保しており、休み明けの前走ジャパンダートダービも2着。
ひと叩きして上積みが見込める今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャパンダートダービー(2着)

7/3 美南P良 馬なり
69.7 54.6 40.2 11.4 [8]

強めに追われた障害未勝利馬のアンヴェイルドと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/24 美坂稍 馬なり
53.5 39.8 26.5 13.1

強めに追われた古馬3勝のアメリカンファクトと併せて、0.3秒先行同入しました。
今週は軽めに追われましたが、軽快なフットワークで粘り強さも良好。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができているのも好感が持てます。
一週前追い切りで1本目の調整でしたが、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャパンダートダービー(2着)

7/9 美坂良 馬なり
65.8 47.5 30.4 14.7

今回の最終追い切り:レパードステークス

7/31 美南P良 馬なり
65.1 51.1 37.8 11.9 [7]

馬なりに追われた3歳未勝利馬のクーダルジャンと併せて、内を1.2秒追走同入しました。
最終追い切りで2本目の調教。
今週はポリトラックで軽めに追われましたが、軽快なフットワークで自己ベストを大きく更新しています。
ラストの伸び脚も鋭く11秒台の好時計を叩き出しています。
折り合いもついており、仕上がりは万全と見て良いでしょう。


ブラックウォーリア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは基本的に強めに追われることが多く、普段は併せ馬で調整されています。
調教ではあまり動かないため、併走馬には格下でも遅れることがありますが、結果を残しているので特に心配はいらないでしょう。
時計も平凡ですが追われて終い12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

前走は約3ヶ月半ぶりの出走でも抜群の伸び脚でレコード勝ち。
ひと叩きしてさらにパワーアップしている今走は初重賞でも軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:インディアトロフィー(1着)

7/3 栗CW稍 一杯
84.8 66.9 50.8 37.3 12.7 [5]

馬なりに追われた古馬1勝のカセドラルベルと併せて、外を1.4秒先行して0.5秒遅れました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/24 栗CW重 馬なり
80.7 65.1 50.8 38.1 12.7 [6]

一杯に追われた2歳オープン馬のレジェーロと併せて、内を0.6秒先行同入しました。
この馬も一週前追い切りで1本目の調教です。
今週は軽めに追われましたが、重い馬場を物ともせず抜群の行きっぷりで自己ベストを大きく更新。
ラストの伸び脚も良好で、全体時計80秒台の好時計を叩き出しています。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:インディアトロフィー(1着)

7/10 栗坂良 一杯
54.7 38.4 24.8 12.6

一杯に追われた新馬のグランスピードと併せて、0.8秒追走して0.6秒遅れました。

今回の最終追い切り:レパードステークス

7/31 栗CW良 馬なり
83.3 65.1 50.6 37.7 12.8 [6]

強めに追われた新馬のルガーサントと併せて、外を0.4秒先行して0.6秒遅れました。
今走は軽めでの追い切りでしたが、全体時計は水準以上。
格下の併走馬に遅れたのは気がかりですが、この馬の傾向的にはそこまで悲観する必要はなさそうです。
ラストも12秒台の伸び脚を使えていますし、折り合いもスムーズで仕上がりは順調でしょう。


サトノギャロス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

栗東坂路を中心に調整されており、一週前追い切りと最終追い切りは強めの調教が施されています。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合い付けをしており、併走馬にはしっかり先着しています。
レース直前の一週前追い切り、最終追い切りで併走馬に遅れを取るようなら注意が必要ですね。

取り消しや除外がありましたが、4戦走って連対率は100%。
近走は特に状態も安定しており、前走は2勝クラスで圧勝。
直線の伸びは抜群で今走も万全に仕上がれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:清里特別(1着)

6/12 栗坂良 強め
54.3 38.6 25.0 12.6

一杯に追われた3歳未勝利馬のツールドフォースと併せて、1.2秒追走して0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/25 栗坂良 一杯
51.8 37.3 24.5 12.5

一杯に追われた3歳未勝利馬のジャングリオンと併せて0.2秒先着しました。
普段通り栗東坂路で追われ今週はビッシリやれています。
全体時計も優秀で前走時よりもさらに早い時計を叩き出しています。
追われた時の反応も抜群ですし、好調キープと考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:清里特別(1着)

6/19 栗坂良 一杯
54.0 38.3 24.3 12.1

今回の最終追い切り:レパードステークス

7/31 栗坂良 一杯
55.9 39.2 24.9 12.4

一杯に追われた3歳未勝利馬のジャングリオンと併せて、0.1秒先行して0.2秒先着しました。
全体時計は平凡でしたが、3週連続で一杯にやれているのは好感が持てます。
追われてからの反応も良好でラストも鋭い伸び脚を見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

小倉記念2019 追い切り情報


8月4日(日)小倉芝2000m

メールドグラース 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りは強めに追われて最終追い切りは軽めに追われることが多いです。
普段は栗東CWで調整されており、併せ馬で気合い付けをしております。
比較的攻め動くタイプの馬で、全体時計80秒台の時計を叩き出しています。

近走は特に状態も良好で一杯に追われて好時計が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
併せ馬には遅れることもありますが、調教で力強い反応を見せていれば心配は入りません。
前走はG3鳴尾記念で快勝しており、続く今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:鳴尾記念(1着)

5/22 栗CW良 強め
80.4 65.4 51.2 37.9 11.8 [7]

強めに追われた1600万クラスのビッグスモーキーと併せて、外を1.0秒追走してアタマ差遅れました。

今回の一週前追い切り:小倉記念

7/24 栗CW重 一杯
82.2 65.6 51.1 37.8 11.9 [8]

一杯に追われた2歳未勝利馬のサングレデクリストと併せて、内を2.1秒追走してクビ差遅れました。
一週前追い切りは黒岩騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われ、重馬場でも終い11秒台の好時計をマーク。
追われた時の反応も良好でしっかり折り合いの付いた調教ができています。
順調に乗り込まれており仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:鳴尾記念(1着)

5/29 栗CW重 馬なり
73.3 56.5 40.9 12.6 [7]

今回の最終追い切り:小倉記念

7/31 栗CW良 強め
84.1 67.5 52.2 38.3 12.2 [9]

馬なりに追われた古馬2勝のマジックバローズと併せて、外を0.4秒追走同入しました。
最終追い切りは黒岩騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われましたが、一週前追い切り時よりも動きは硬いように感じます。
全体時計も平凡でマズマズのデキ。
能力は高い馬ですが、前走時からの良化は特に見られないので、軸で狙うなら注意が必要ですよ。


アイスストーム 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に乗り込まれており、強めに追われても一週前追い切りと最終追い切りのどちらかです。
時計を出す調教は行われていませんが、馬なり調教でも終い12秒台前半の時計が出ていれば仕上がりは良好と見て良いでしょう。
また、併せ馬で気合い付けを行うこともありますが、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

併走馬にはしっかり先着して、時計も優秀なら押さえておきたい一頭です。
近走は状態も安定して前走はトップハンデを背負いながら2着馬に1馬身以上差をつけて快勝。
今走も引き続き好調キープなら軽視禁物ですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:垂水ステークス(1着)

6/13 栗坂良 馬なり
53.6 39.2 25.7 12.4

今回の一週前追い切り:小倉記念

7/25 栗坂良 強め
52.3 37.3 23.7 11.8

今週は終い重点に追われ、ラストは鋭い伸び脚で11秒台の好時計をマーク。
前走時よりも良い動きを見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができており、フットワークも軽快です。
坂路コースで入念にやれており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:垂水ステークス(1着)

6/19 栗坂良 強め
53.2 38.3 24.8 12.2

今回の最終追い切り:小倉記念

7/31 栗坂良 強め
53.5 37.7 24.1 12.1

一杯に追われた古馬3勝のセパヌイールと併せて、0.5秒追走して0.2秒先着しました。
今週は力強いフットワークで併走馬を圧倒。
追われてからの反応も上々でラストも鋭い伸び脚を見せています。
引き続き動きも良好で態勢は整ったと見て良いでしょう。


ノーブルマーズ 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

レース間隔が短いため、プール調教や馬なり調教が多いですが、重賞でもそれなりの結果は出ているため追い不足でも軽視は禁物です。
軽快なフットワークで動きもスムーズなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3着以内に入れていない時の追い切り傾向としては、一週前追い切りに強めの調教をしていて、最終追い切りで軽めに調整されている場合で、過去6戦中馬券に絡めているのは1回のみ。

一週前追い切りで攻めの調教をしている時は、好走率が下がるので注意しましょう。
昨年10月から結果を残しておらず、昨年3着した宝塚記念も今年は6着に敗れています。
調教の動きは良いですが、結果に結びついていないので注意が必要ですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:宝塚記念(6着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:小倉記念

7/24 栗坂重 一杯
53.1 38.4 25.1 12.4

プール調教を併用しながら一週前追い切りで8本目の調教メニューを消化。
今週は一杯に追われラストは力強い伸び脚を見せています。
重馬場ということもありますが、普段と比べると時計は遅め。
折り合いもついていますし、終いの伸び脚は良好なので状態は悪くなさそうですね。
最終追い切りの動きに期待したい。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:宝塚記念(6着)

6/19 栗坂良 一杯
51.4 37.7 24.6 12.6

最終追い切りは高倉騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:小倉記念

7/31 栗坂良 馬なり
53.8 39.0 25.4 12.5

最終追い切りは高倉騎手が騎乗しての調教です。
一週前追い切りでビッシリ追われた分、最終追い切りは軽めに流した程度。
前走時よりも大きな上積みはありませんが、動きは軽快で終いの伸び脚も良好です。
折り合いもついており引き続き好調キープと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。