東京スプリント2019 追い切り情報

東京スプリント2019 追い切り情報

東京スプリント2019 追い切り情報


4月10日(水)大井ダート1200m

アシャカダイキ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

最終追い切りで終い重点に追われることもありますが、普段は馬なり中心の調教です。
基本的に併せ馬で調整されており、先行同入や遅れることも少なくありません。
ただ、追走先着しているレースの方が好成績を残している傾向があり、調教で併走馬に遅れるレースは注意が必要ですよ。

近走は入念に乗り込まれている方が結果を残しており、最終追い切りで力強い走りを見せるようなら軽視禁物です。
時計も53秒くらいならこの馬なりに順調と考えて良いでしょう。
前走は久々を叩いて快勝し、上積みの見込める今走はどこまでやれるか注目です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:春風ステークス(1着)

3/13 美南W良 馬なり
69.5 54.6 40.2 13.5 [8]

強めに追われた3歳未勝利馬のトモジャバロンドの外を0.2秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:東京スプリント

一週前追い切りは行われておりませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:春風ステークス(1着)

3/20 美南W良 馬なり
85.8 69.4 54.2 39.9 12.8 [7]

一杯に追われた3歳未勝利馬のトモジャバロンドの外を0.4秒先行同入しました。
最終追い切りでは松岡騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:東京スプリント

4/6 美南W良 馬なり
56.2 40.3 13.1 [8]

馬なりに追われた3歳未勝利馬のバイカマロンと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
レース間隔が短いため最終追い切りで1回目の調教。
軽く流した程度の調整でしたが、フットワークは軽快で動きは良好です。
しっかり加速ラップを刻んでおり、引き続き好調キープとみて良いでしょう。


コパノキッキング 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教をしていて、少し太めの場合に最終追い切りで強めに追われています。
ラストは良く伸びる馬で、最終追い切りで終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
連闘が続いているためか乗り込み量は毎回少ないですが、落ち着いて元気いっぱいに動けているのでいつも気配は良好です。

行きたがって思うような調教ができなかった大阪スポーツ杯では、4着に敗れましたが、それ以外はフェブラリーS(G1)を除いて連対率100%9戦中7勝の実績です。
前走のフェブラリーSでは、展開がやや向かなかったが、直線は素晴らしい伸びを見せて5着を確保しています。
G1でも十分通用する能力を持ち合わせており、地方重賞でも楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェブラリーステークス(5着)

2/6 栗CW稍 馬なり
71.9 55.2 40.2 13.0 [6]

今回の一週前追い切り:東京スプリント

3/27 栗CW良 馬なり
85.3 68.5 52.5 37.9 12.3 [5]

一週前追い切りで1本目の乗り込みです。
馬なり調教で軽めに流した程度ではありますが、普段同様にラストの伸び脚は秀逸です。
折り合いもスムーズですし、フットワークも軽快で仕上がりは順調とみていいでしょう。
最終追い切りでも好調キープなら押さえておきたい一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェブラリーステークス(5着)

2/13 栗CW良 馬なり
83.8 65.9 51.2 38.0 12.7 [5]

今回の最終追い切り:東京スプリント

4/6 栗CW良 馬なり
85.9 67.3 51.8 37.8 12.7 [6]

最終追い切りは軽めに追われた程度の調整。
前走時と比べると時計は出ていませんが、行きっぷりは良好で終いも鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで仕上がりは万全とみて良いでしょう。
前走はG1フェブラリーステークスでも上位人気馬に劣らない末脚で5着。
能力は高い馬なので、レベルの下がる今走は改めて期待したい。


テーオーヘリオス 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

栗東坂路コースを中心に乗り込まれ、一週前追い切りと最終追い切りは栗東CWで強めに追われることが多いです。
攻め動くタイプの馬で時計は出ますが、良い時計を出す時ほど本番で走れていない傾向があります。
また、併せ馬で調整されることもありますが、併走馬に遅れた5レースの中で馬券に絡めたのはたったの1度のみ。

調教で併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
近走は不信が続きますが、今年は休養明けを一度叩いて状態が上向けば、JPN3クラスならチャンスはありそうですね。
仕上がり次第では軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:黒船賞(6着)

3/13 栗CW稍 一杯
79.6 64.6 50.6 37.4 12.3 [7]

馬なりに追われた3歳オープン馬のマイネルフラップの外を0.5秒追走して1.1秒差遅れました。
一週前追い切りでは浜中騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:東京スプリント

3/27 栗坂良 馬なり
59.8 43.6 28.8 14.3

一週前追い切りは15-15でしっかり調整されています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができているのは好感が持てます。
前走時よりも大きな上積みはなさそうですが、デキ落ちはなさそうですね。
最終追い切りに期待したい。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:黒船賞(6着)

3/13 栗坂稍 馬なり
52.8 38.0 24.2 11.9

最終追い切りでは武豊騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:東京スプリント

4/7 栗坂良 一杯
52.1 37.8 25.0 12.9

最終追い切りは柴田未崎騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われましたが、この馬なりに時計は平凡です。
終い12秒台の脚を使えているのは評価できますが、一杯に追われた割に反応はイマイチでした。
3月末からしっかり乗り込まれ、状態は悪くなさそうですが、大きな上積みもなく今走は様子見したい一頭です。


ヒロシゲゴールド 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

レース間隔が空いている時は最終追い切りで軽めの調整をすることが多いですが、短い時でもビッシリ追われる傾向にあります。
近走は時計も出ていて良い動きをしているので、追われてしっかり伸びていれば状態は良好と考えて良いでしょう。
最終追い切りで併走馬に先着するようなら押さえておきたい一頭です。

近走はブリンカーを着用してから成績も安定しており、今年は一気に3連勝で1600万クラスを勝利!
ひとレース毎に力をつけていて、調教時のスピードも目立ちます。
シャドーロールもつけてさらに良い動きを見せているので、好調キープなら地方重賞でも好走を期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:なにわステークス(1着)

3/6 栗CW良 一杯
84.8 67.7 52.4 38.2 11.9 [8]

強めに追われた3歳500万クラスのヒルノダカールの内を0.8秒追走して0.1秒先着しました。
一週前追い切りでは亀田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:東京スプリント

一週前追い切りは行われておりませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:なにわステークス(1着)

3/13 栗坂稍 馬なり
52.8 38.0 24.2 11.9

最終追い切りでは武豊騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:東京スプリント

4/3 栗CW良 一杯
81.0 65.3 51.0 37.7 12.2 [8]

一杯に追われた1000万クラスのフォーラウェイと併せて、内を0.7秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りは亀田騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われ、もの凄い脚捌きで格下の併走馬を圧倒。
追われてからの反応は抜群で、全体時計は自己ベストを更新しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができており、仕上がりは万全と見て良いでしょう。


ホウショウナウ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段一週前追い切りと最終追い切りは一杯に追われており、レース間隔が空いている時は2週前追い切りから攻めの調教が施されています。
水曜追いは併せ馬で調整されることが多く、格下の併走馬に遅れることもありますが、調教では動かないタイプの馬なので遅れは特に心配はいらないでしょう。
実戦ではしっかり結果を残しているので、力強いフットワークで動いていれば押さえておくのが良さそうですね。

休み明けを苦にしないタイプの馬で、久々で走った3歳500万下や3歳上1000万下は余裕の手応えが快勝しています。
今走も約3ヶ月ぶりの出走となりますが、態勢が整えば軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ジャニュアリーステークス(1着)

1/4 栗CW良 一杯
84.8 68.5 53.6 39.9 12.7 [8]

強めに追われた1000万クラスのヴェゼールの外を0.9秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:東京スプリント

3/27 栗坂良 一杯
51.6 37.4 24.8 12.8

馬なりに追われた1000万クラスのメイショウロセツと併せて、0.2秒追走してクビ差遅れました。
一週前追い切りは岩崎翼騎手が騎乗しての調教です。
併走馬に遅れはしましたが、この馬の特徴上心配はいりません。
追われて終い12秒台の時計を出しているのは好感が持てますし、全体時計は自己ベストを更新しています。
フットワークも軽快で仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャニュアリーステークス(1着)

1/10 栗坂稍 一杯
54.3 39.1 25.1 12.6

一杯に追われた1000万クラスのヴェゼールを0.1秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:東京スプリント

4/5 栗坂良 一杯
52.5 37.7 24.4 12.3

強めに追われた1000万クラスのメイショウロセツと併せて、0.3秒先行同入しました。
一週前追い切りに続いて最終追い切りも岩崎翼騎手が騎乗しての調教です。
5週続けてビッシリ追われており、今週は終い12.3秒の好時計を叩き出しています。
追われた時の反応も抜群で、仕上がりは万全と考えて良さそうですね。
前走はオープンクラスで楽勝のレースを見せていたので、態勢の整った今走も楽しみな一頭です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。