大阪杯2022 追い切り情報

大阪杯2022 追い切り情報

大阪杯2022 追い切り情報


4月3日(日)阪神芝2000m

アカイイト 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
直線は若干失速する傾向がありますが、12秒台の時計は出ています。
全体時計も51秒台の時計が出ることも多いですし、全体的に早い数字が出ていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

近走は成績も安定しており、G1エリザベス女王杯では見事快勝しています。
休養明けの前走もG2金鯱賞で3着に好走していますし、実績は十分です。
ひと叩きして上積みが見込める今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:金鯱賞(3着)

3/2 栗坂稍 強め
51.7 37.7 24.9 12.8

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:大阪杯

3/24 栗坂稍 一杯
52.2 37.5 24.6 12.6

一週前追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
今週で一本目の調教でしたが、一杯に追われており、前走時の疲れは感じません。
追われた反応も抜群で、直線は12.6秒の好時計をマーク。
失速ラップではありますが、普段通りの傾向ですし、特に心配はいらないです。
全体時計もこの馬なりに優秀で、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:金鯱賞(3着)

3/9 栗坂良 強め
53.4 38.1 24.6 12.5

今回の最終追い切り:大阪杯

3/30 栗坂良 強め
53.9 37.7 24.5 12.5

今週はやや抑え目でしたが、2本とも意欲的にやれているのは好感が持てます。
直線も12.5秒の力強い走りで、失速ラップではありますが、普段通りの傾向なので特に心配はいらないです。
馬体も充実していますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。


エフフォーリア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教ですが、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
ウッドチップコースで追われ、併走馬にはしっかり先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。
馬なりでも直線の伸びは良好で、毎回終い12秒台の時計を叩き出しています。

折り合いもついていますし、今走も加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
G1日本ダービーでは、惜しくも2着に敗れましたが、続くG1天皇賞秋、G1有馬記念は実力馬相手に快勝しています。
能力はこのメンバーでもトップクラスで、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:有馬記念(1着)

12/15 美南W稍 馬なり
84.1 67.9 52.9 38.2 11.8 [7]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のレッドライデンと併せて、内を1.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:大阪杯

3/24 美南W重 一杯
83.1 66.5 51.4 37.2 11.6 [7]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
3月6日から入念の乗り込まれ、一週前追い切りで12本目。
今週は一杯に追われると、力強い反応で終い11.6秒の力強い伸び脚を見せています。
重馬場でも時計は優秀で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったとみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(1着)

12/22 美南W良 強め
69.0 52.8 38.0 11.4 [8]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のマイネルミュトスと併せて、外を0.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:大阪杯

3/30 美南W稍 強め
82.5 66.0 51.4 37.3 11.2 [8]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのルッジェーロと併せて、外を0.7秒先行同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは11.2秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化しており、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ジャックドール 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは併せ馬で気合い付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ていますので、そこまで気にする必要はなさそうです。
最終追い切りは意欲的に追われる傾向があり、直線は伸びるタイプです。

一杯に追われて終い11秒台の時計を出すことも多いので、直線の動きには注目ですよ。
折り合いもついていて、終い12秒前半の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
昨年秋から本格化して、前走はオープン戦を制して5連勝を決めています。
ひとレース毎に力をつけており、初G1でも仕上がり万全なら楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:金鯱賞(1着)

3/2 栗坂稍 一杯
52.7 38.3 24.7 12.2

馬なりに追われた古馬オープンのビオグラフィーと併せて、0.1秒先行してクビ差先着しました。

今回の一週前追い切り:大阪杯

3/27 栗坂重 馬なり
55.5 40.6 25.9 12.8

今週はサッと流す程度の調教です。
フットワークは軽快で、直線は12.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡ですが、折り合いはついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:金鯱賞(1着)

3/9 栗CW良 一杯
80.8 64.5 49.6 35.6 11.3 [4]

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のスーパーホープと併せて、内を1.4秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:大阪杯

3/30 栗CW良 一杯
66.9 50.8 36.1 10.8 [4]

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のスーパーホープと併せて、内を1.2秒追走してクビ差先着しました。
今週で2本目の調教でしたが、最終追い切りは一杯に追われ、実戦を意識した調教ができています。
直線も10.8秒の力強い伸び脚で、併走馬も楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


ヒシイグアス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで乗り込まれ、水曜追いはウッドチップコースで追われています。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはいつも同入、先着をしています。
遅れるレースでも結果は残していますが、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

比較的時計は出るタイプの馬ではありますが、直線は失速する傾向があります。
全体時計が優秀なら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
天皇賞秋では5着に敗れましたが、G2までなら実績がありますし、初海外の前走は香港カップで2着に好走しています。
帰国後一発目にはなりますが、国内G1でも十分能力は通用するので、今走も態勢が整えば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:天皇賞秋(5着)

10/21 美南W良 馬なり
84.4 67.9 53.0 38.6 12.2 [5]

今回の一週前追い切り:大阪杯

3/24 美南W重 強め
66.8 51.6 37.1 11.2 [4]

強めに追われた古馬オープンのフォルコメンと併せて、外を0.3秒先行同入しました。
今週は終い重点に追われ、ラストは11.2秒の猛時計をマーク。
併走馬には追いつかれた形ではありますが、しっかり同入はできています。
普段と比べても全体時計は優秀ですし、折り合いもスムーズで仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:天皇賞秋(5着)

10/27 美南W稍 馬なり
68.7 53.0 38.4 12.2 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のカフェクラウンと併せて、外を0.6秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:大阪杯

3/30 美南W稍 強め
67.7 52.6 39.0 11.7 [3]

今週は直線強めに追われ、ラストは11.7秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、2週連続で終い11秒台の時計を出しているのは好感が持てます。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、帰国後一発目でも仕上がりは良好です。


レイパパレ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれています。
併せ馬で気合付けをすることが多く、レース直前ではしっかり同入先着しています。
今走も併せ馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

直線も12秒前半の時計が多く、折り合いもスムーズなら仕上がりは良好です。
昨年秋はなかなか結果を残せていませんでしたが、前走のG2金鯱賞では2着に好走しましたし、当レースは昨年制した舞台です。
前走は帰国後一発目で使えたのはプラスですし、ひと叩きした上積みが見込めて得意の舞台である今走も軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:金鯱賞(2着)

3/2 栗坂稍 強め
54.5 39.8 25.7 12.4

今回の一週前追い切り:大阪杯

3/27 栗坂重 馬なり
54.9 39.9 25.8 12.5

馬なりに追われた古馬3勝のタイセイシリウスと併せて、0.1秒先行同入しました。
今週は軽めの調教でしたが、軽快な動きで直線は12.5秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡ですが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
一週前追い切りで一本目ですが、併走馬にも同入できていますし、引き続き好調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:金鯱賞(2着)

3/9 栗坂良 一杯
52.7 38.1 24.7 12.2

今回の最終追い切り:大阪杯

3/30 栗坂良 強め
53.4 39.3 25.1 12.2

今週は終い重点に追われる内容で、ラストは12.2秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いはついています。
先週よりも動きは良化していますし、仕上がりは順調です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。