新潟2歳ステークス2020 追い切り情報

新潟2歳ステークス2020 追い切り情報

新潟2歳ステークス2020 追い切り情報


8月30日(日)新潟芝1600m

シュヴァリエローズ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目のため、新馬戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
基本併せ馬で気合付けをしていて、一週前追い切りと最終追い切りは栗東CWで長めに追われています。
馬なり調整ではありましたが、フットワークは軽快で全体時計81秒前後の時計をマーク。

直線も12秒の伸びを見せていますので、今走も同様の時計なら仕上がりは良好と見ていいでしょう。
また、折り合いはついているので、折り合い面も要チェックですよ。
前走はエンジンの掛かりが遅いように感じましたが、それでも差し切り勝ちした強さはあるので、そこが改善されていたら重賞でも楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)

6/10 栗CW良 馬なり
80.3 65.1 50.8 37.8 12.1 [8]

一杯に追われた3歳未勝利のホシムスメと併せて、内を0.8秒先行して0.9秒先着しました。
一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:新潟2歳ステークス

8/19 栗CW良 馬なり
80.4 65.4 51.3 38.4 12.5 [8]

前走時と同様に一週前追い切りは馬なり調整です。
一杯に追われた古馬2勝のフィオリキアリと併せて、外を1.3秒先行して0.4秒先着しました。
行きっぷりは良好で、加速していくと直線も12.5秒の好時計を叩き出しています。
追いつかれる形とはいえ、格上相手でもしっかり先着しているのも好感が持てますし、全体時計80.4秒は優秀です。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)

6/17 栗CW良 馬なり
81.5 65.5 50.8 37.7 12.0 [8]

一杯に追われた3歳未勝利のアルセストと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:新潟2歳ステークス

8/26 栗CW良 強め
83.9 67.5 52.4 38.9 12.2 [8]

一杯に追われた2歳未勝利のショウナンアイビーと併せて、内を1.5秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りは藤懸騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われ、格下の併走馬を楽に圧倒!
全体時計は平凡でしたが、追われた反応は良好です。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えていいでしょう。


ハヴァス 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目のため、新馬戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
水曜追いは併せ馬で調整され、意欲的に追われることが多いです。
栗東CWで追われた一週前追い切りは、格上古馬2勝の併走馬に遅れたものの全体時計80.8秒の高度計を出しています。

失速ラップを刻む傾向ではありますが、結果は出ているので時計が速いなら注意が必要ですね。
少し掛かり気味なのでマイルなら問題ないとは思いますが、相手のレベルは上がるので前走のようにはいかないとは思います。
もう少し折り合いがつくようなら、今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)

7/22 栗CW重 一杯
80.8 66.4 52.7 39.6 13.9 [5]

一杯に追われた古馬2勝のアルディテッツァと併せて、内を0.5秒追走して1.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:新潟2歳ステークス

8/21 栗坂良 馬なり
53.8 39.9 27.7 14.7

水曜日にも追われていましたが、栗東Eコースで時計不明のため金曜日の調教内容を見ていきたいと思います。
前走時と違って今週は馬なり中心に追われていて、折り合い面は徐々に良化している印象です。
金曜は全体時計も平凡でしたが、動きは悪くなく、引き続き好調と見ていいでしょう。
最終追い切りも良い動きなら軽視は禁物です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)

7/29 栗坂稍 一杯
52.9 38.1 25.2 13.1

一杯に追われた新馬のエマージングロールと併せて、1.5秒追走して1.0秒先着しました。

今回の最終追い切り:新潟2歳ステークス

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。


フラーズダルム 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目のため、新馬戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
前走は2週前追い切りから意欲的に追われていて、併せ馬で実戦を意識した調整が行われています。
特に一週前追い切りは栗東CWで長めにやれていて、福永騎手騎乗で6F82.2秒の好時計をマーク。

ラストは失速していますが、併走馬を大きく突き放す走りを見せています。
速い時計を出してくる一週前追い切りの動きは要チェックですね。
併走馬にも遅れる傾向はありますが、折り合いがスムーズなら仕上がりは良好と考えていいでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

6/3 栗CW良 一杯
82.2 66.2 51.2 37.8 12.7 [5]

一杯に追われた新馬のメイショウゴウホウと併せて、内を0.5秒先行して0.9秒先着しました。
一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:新潟2歳ステークス

8/19 栗CW良 強め
86.7 70.3 54.2 39.4 12.1 [4]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のメイショウベンガルと併せて、内を1.0秒追走して0.3秒先着しました。
今週はやや抑えめでしたが、強めに追われると抜群の反応で終い12.1秒の好時計をマーク。
格上の併走馬にもしっかり先着していますし、前走時と違って加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

6/10 栗坂良 強め
55.8 40.2 25.6 12.8

馬なりに追われた新馬のメイショウゴウホウと併せて、0.2秒追走して0.3秒遅れました。

今回の最終追い切り:新潟2歳ステークス

8/26 栗坂良 一杯
55.7 40.3 25.8 12.5

今週は終い重点に追われて、ラストは12.5秒の好時計をマーク。
前走時以上に直線の反応は良好です。
折り合いはついていますし、仕上がりは万全と考えていいでしょう。
前走はセンスの高さを見せていましたし、今走も攻め通りなら押さえておきたい一頭です。


ブルーシンフォニー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目のため、新馬戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は併せ馬で気合付けをしていて、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われています。
併走馬にはしっかり同入しているので、遅れるようなら注意が必要ですよ。

一週前追い切りは直線で失速していましたが、最終追い切りはしっかり加速ラップを刻んでいます。
騎手騎乗で実戦を意識した最終追い切りで、動いているようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走はスタートで失敗したにも関わらず、1馬身以上差をつけて勝利していますから、今走もスタートが上手く行けば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

6/11 美南W良 一杯
68.0 52.3 38.3 12.9 [5]

一杯に追われた新馬のシンヨモギネスと併せて、外を1.3秒追走して0.3秒先着しました。
一週前追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:新潟2歳ステークス

8/19 美南W良 馬なり
63.6 49.3 36.6 12.6 [6]

一杯に追われた古馬1勝のスズカコーズマンボと併せて、外を0.9秒追走同入しました。
今週は見習騎手が騎乗しての調整でしたが、抜群の行きっぷりで自己ベストを2秒以上も更新しています。
併走馬にも0.9秒差をあっさり追走同入していますし、直線も12.6秒なら優秀です。
失速ラップではありますが、一週前追い切りは前走時も同様の内容なので特に心配はいらないでしょう。
最終追い切りでも好調キープなら楽しみな一頭です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

6/17 美南W良 強め
65.7 51.1 37.7 12.5 [6]

強めに追われた新馬のシンヨモギネスと併せて、外を0.6秒追走同入しました。
最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:新潟2歳ステークス

8/26 美南W良 馬なり
67.3 52.4 38.3 12.7 [6]

強めに追われた古馬オープンのゴールドギアと併せて、内を1.0秒先行同入しました。
最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
今週も馬なり調教でしたが、強めに追う併走馬と遜色ない動きを見せています。
先週速い時計を出したので今週は抑えめでしたが、力強い走りで態勢は整ったと見ていいでしょう。


ブルーバード 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で3戦目のため、過去2戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦南Wで追われていて、馬なり中心の調教が多いです。
直線は伸びるタイプの馬で、過去2戦ともラストは12秒前後の時計を叩き出しています。

折り合いはついていますし、全体時計は平凡でも5F70秒を切る時計なら仕上がりは順調です。
併走馬にも遅れを取っていませんし、折り合いがスムーズで直線も12秒台の時計を出すようなら押さえておきましょう。
あとは今走距離延長となるので、マイルに対応できるかが鍵ですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ダリア賞(1着)

7/30 美南W稍 馬なり
69.9 54.4 40.2 12.0 [7]

一杯に追われた古馬1勝のニシノレオニダスと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:新潟2歳ステークス

水曜日時点では一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダリア賞(1着)

8/5 美南W良 馬なり
69.4 53.9 39.6 12.2 [7]

今回の最終追い切り:新潟2歳ステークス

8/26 美南W良 馬なり
68.8 52.7 39.0 12.6 [7]

最終追い切りで一本目の調整。
前走に続いて馬なり調整でしたが、時計は前走より速いですし、直線の伸びも良いですね。
フットワークも軽快で前走時の疲れも感じません。
折り合いもスムーズで、引き続き好調です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。