ニュージーランドトロフィー2022 追い切り情報

ニュージーランドトロフィー2022 追い切り情報

ニュージーランドトロフィー2022 追い切り情報


4月9日(土)中山芝1600m

ジャングロ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは意欲的に追われる傾向があります。
併せ馬で気合付けをすることも多く、併走馬には先着することが多いです。
今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要です。

比較的時計は出るタイプの馬で、強めに追われて4F50秒台の時計も出しています。
直線は失速することもありますが、全体時計が優秀なら仕上がりは順調とみて良いでしょう。
1勝クラスでは6着に敗れましたが、それ以外は全て3着以内に入れていますし、近走はオープン戦で2連勝を決めています。
初重賞にはなりますが、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マーガレットステークス(1着)

2/18 栗坂良 一杯
51.5 37.3 24.2 12.4

馬なりに追われた3歳1勝のハナキリと併せて、0.9秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/1 栗坂良 一杯
50.6 36.8 24.3 12.3

馬なりに追われた古馬3勝のグレイトゲイナーと併せて、0.6秒追走して0.2秒遅れました。
今週はビッシリ追われる内容でしたが、力強いフットワークで自己ベストと同等の時計をマーク。
併走馬には遅れを取りましたが、遅れ以上に追走してのものなのでそこまで心配はいらないです。
直線失速してはいますが、いつも通りの傾向ですし、全体時計は早いので仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マーガレットステークス(1着)

2/24 栗坂良 強め
54.2 39.7 25.5 12.3

馬なりに追われた古馬2勝のオレオレサララと併せて、0.8秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/6 栗坂良 一杯
52.8 37.9 24.4 12.0

強めに追われた古馬3勝のジャスパージャックと併せて、0.3秒追走して0.1秒遅れました。
今週もビッシリ追われましたが、併走馬には遅れをとっています。
全体時計は平凡でしたが、加速ラップを刻んでいるのはプラス材料です。
先週は自己ベストと同等の時計を出していましたし、仕上がりは良好と見て良いでしょう。


マテンロウオリオン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われています。
基本的に併せ馬で気合付けをしており、先着や同入が多いです。
併走馬に遅れることもありますが、結果は出ているので動けていれば心配はいらないでしょう。

直線は伸びるタイプの馬で、馬なりでも終い11秒台の時計を出しています。
加速ラップを刻んだ調教で、直線も鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は初重賞でしたが、力強い伸びで見事G3シンザン記念を快勝しています。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シンザン記念(1着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:ニュージーランドトロフィー

3/30 栗CW良 一杯
95.0 79.2 65.5 51.2 36.4 11.3 [7]

一週前追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のヒルノショパンと併せて、内を0.9秒追走してクビ差先着しました。
今週は一杯に追われると、絶好の動きで6F80秒を切る猛時計をマーク。
長めにやれているのも好感が持てますし、直線も11.3秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり先着していますし、乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:シンザン記念(1着)

1/6 栗CW良 馬なり
85.0 68.9 53.7 38.2 11.9 [8]

今回の最終追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/6 栗CW良 一杯
80.6 65.1 49.7 35.0 11.0 [5]

最終追い切りは横山典弘騎手が騎乗しての調教です。
今週はやや抑え目でしたが、力強い反応で終い11.0秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、ひと追い毎に状態は良化しています。
先週は自己ベストを大きく更新していましたし、乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


リューベック 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、水曜追いは直線強めに追われる傾向があります。
全体時計は平凡ですが、直線は馬なりでも11秒台の時計を出すことが多いです。
折り合いもついていて、ラストも好時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

併せ馬で気合付けをすることもありますが、同入、先着が多いので、遅れを取るようなら注意が必要です。
重賞では未だに結果は残せていませんが、オープン戦の若駒ステークスでは2着に1馬身以上差をつけて圧勝しています。
能力は重賞でも十分通用すると思いますし、今走も万全に仕上がれば軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:弥生賞(6着)

2/24 栗CW良 馬なり
70.9 54.5 37.9 11.2 [8]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ニュージーランドトロフィー

3/31 栗CW良 強め
84.0 67.0 51.4 36.2 11.3 [9]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のフォルテデイマルミと併せて、外を0.6秒追走して0.2秒先着しました。
いつも通り今週は終い重点に追われると、ラストは11.3秒の猛時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
併走馬も楽に圧倒していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:弥生賞(6着)

3/2 栗CW稍 強め
67.9 52.0 36.9 11.3 [4]

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ニュージーランドトロフィー

4/6 栗坂良 馬なり
52.8 38.3 24.7 11.9

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のサトノアイと併せて、0.9秒追走同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
軽快なフットワークで、加速すると直線は11.9秒の好時計をマーク。
併走馬にもあっさり追走同入していますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。