阪神牝馬ステークス2022 追い切り情報

阪神牝馬ステークス2022 追い切り情報

阪神牝馬ステークス2022 追い切り情報


4月9日(土)阪神芝1600m

アカイトリノムスメ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には同入、先着をしているので、今走も併走馬に遅れを取るようなら注意が必要です。
馬なりでも加速力は十分で、最終追い切りは毎回好時計を叩き出しています。

直線の伸び脚も鋭く、ラストは12秒台の時計が出ていれば優秀です。
前走はG1エリザベス女王杯で7着に敗れましたが、2走前のG1秋華賞は見事快勝しています。
ひとレース毎にパワーアップしていますし、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:エリザベス女王杯(7着)

11/4 美南W良 馬なり
68.4 52.3 37.7 11.6 [3]

馬なりに追われた古馬1勝のフィアスプライドと併せて、内を0.7秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:阪神牝馬ステークス

3/30 美南W稍 馬なり
84.6 67.6 52.5 37.9 11.7 [4]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のパラレルヴィジョンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エリザベス女王杯(7着)

11/10 美南W稍 馬なり
84.3 67.4 52.4 37.9 11.9 [6]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のミッキーパンチと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:阪神牝馬ステークス

4/6 美南W稍 馬なり
66.5 51.5 37.4 11.5 [3]

馬なりに追われた3歳未勝利のパラレルヴィジョンと併せて、外を0.3秒先行同入しました。
2月末から入念に乗り込まれ、最終追い切りで13本目の調教です。
先週に続いて今週も馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで終い11.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
4週連続で終い11秒台の時計を出していますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


ジェラルディーナ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWで馬なり中心に追われています。
全体時計は平凡ですが、直線の伸びが優秀で、馬なりでも終い11秒台の時計が多いです。
しっかり加速ラップを刻んでいて、ラストも鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

近走は4着が続きますが、G3チャレンジカップ4着、G2京都記念4着と昇級戦でも掲示板内を確保しています。
古馬相手でも十分通用していますし、今走も展開次第では可能性はありそうです。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都記念(4着)

2/3 栗CW良 馬なり
84.0 68.2 53.1 37.1 11.2 [7]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:阪神牝馬ステークス

3/31 栗CW良 馬なり
70.7 54.3 37.8 11.2 [9] 

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都記念(4着)

2/10 栗CW良 馬なり
73.0 56.5 39.4 11.3 [7]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:阪神牝馬ステークス

4/6 栗CW良 馬なり
86.4 69.6 53.9 38.0 11.4 [6]

最終追い切りは幸英明騎手が騎乗しての調教です。
今週もサッと流す程度の調教でしたが、直線は11.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
5週連続で直線は11秒台の時計を出していますし、引き続き直線の伸びは優秀です。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。


デゼル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
基本馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りは栗東CWで意欲的に追われ、最終追い切りは栗東坂路で軽めに追われる傾向があります。
一週前追い切りは実戦を意識した調教が多く、早い時計を出すので、特に一週前追い切りの動きは注目です。

直線も11秒台の時計を出すことが多く、しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
併せ馬には遅れることもありますが、結果は出ていますし、レース直前で先着していれば心配は入りません。
当レースは昨年快勝していますし、得意の舞台なら今走も期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:愛知杯(3着)

1/5 栗CW稍 馬なり
86.3 69.8 53.5 37.1 11.3 [8]

今回の一週前追い切り:阪神牝馬ステークス

3/30 栗CW良 強め
83.4 67.7 52.3 36.8 11.1 [6]

一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳オープンのドウデュースと併せて、外を0.6秒先行同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:愛知杯(3着)

1/12 栗CW稍 一杯
83.1 67.3 52.0 36.5 11.5 [6]

今回の最終追い切り:阪神牝馬ステークス

4/6 栗CW良 馬なり
53.4 38.1 11.8 [4]

先週は強めに追われる内容で、直線は11.1秒の猛時計をマーク。
軽めに追われた今週も抜群の行きっぷりで直線の伸びは優秀です。
短めの調教ではありましたが、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。