鳴尾記念2021 追い切り情報

鳴尾記念2021 追い切り情報

鳴尾記念2021 追い切り情報


6月5日(土)中京芝2000m

サンレイポケット 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていて、水曜追いは栗東CWで追われることが多いです。
基本的に水曜日は意欲的な調整が多く、力強い伸び脚を見せています。
あまり攻め動くタイプの馬ではないですが、毎回直線の伸びは良好です。

併走馬にも遅れる傾向がありますが、ラストがしっかり伸びていれば心配はいらないでしょう。
近走は不振が続きましたが、前走はG3新潟大賞典で見事快勝しています。
叩いて更に良化が見込める今走も、仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新潟大賞典(1着)

4/28 栗CW良 一杯
79.6 64.6 49.8 36.6 12.0 [6]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のアイロンワークスと併せて、内を0.5秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/26 栗CW良 一杯
80.4 65.1 51.2 37.8 11.9 [8]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新潟大賞典(1着)

5/5 栗坂良 一杯
54.1 38.1 24.7 12.3

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:鳴尾記念

6/2 栗坂良 一杯
52.5 37.7 24.4 12.0

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のパーティナシティと併せて、0.7秒追走同入しました。
今週もビッシリ追われると、力強い反応で終い12.0秒の好時計をマーク。
前走時以上に良い動きを見せており、全体時計も優秀です。
先週は6F80秒台の猛時計を叩き出していましたし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ヒンドゥタイムズ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東CWで乗り込まれ、毎回併せ馬で気合い付けをしています。
併走馬に遅れることもありますが、結果は出ているのでしっかり動いていれば問題はないでしょう。
馬なり調教が多いですが、直線は11秒台の脚を使うことも多いです。

折り合いがついていて、直線も鋭い伸びを見せるようなら仕上がりは良好と見て良いでしょう。
近走はオープン戦でも4着に敗れることはありますが、重賞でも3着に好走していますし、掲示板は過去一度もはずしていません。
安定感は抜群の馬で、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪城ステークス(1着)

2/24 栗CW良 馬なり
83.1 66.8 51.8 37.9 12.2 [7]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのリュヌルージュと併せて、内を1.2秒追走して0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/26 栗CW良 強め
88.0 70.5 54.9 40.1 11.9 [7]

一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳オープンのラーゴムと併せて、外を0.4秒先行してアタマ差遅れました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪城ステークス(1着)

3/3 栗CW不 馬なり
88.3 70.7 54.0 38.8 11.6 [9]

強めに追われた古馬オープンのクロノジェネシスと併せて、外を1.1秒先行してクビ差先着しました。

今回の最終追い切り:鳴尾記念

6/2 栗CW良 馬なり
84.0 66.4 51.3 37.4 11.8 [5]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
行きっぷりは抜群で、加速すると終い11.8秒の好時計をマーク。
全体時計もこの馬なりに優秀で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、このひと追いで態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ブラヴァス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段はプール調教を併用して、栗東ポリトラックで追われることが多いです。
ポリトラックなので時計は出やすいですが、82秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
毎回乗り込み量は申し分ないですが、あまり脚に負担がかからないような調教が多いように感じます。

近走は不振が続きますが、G2金鯱賞、G1大阪杯では能力が劣らずといった印象です。
G3では安定した成績を残していますし、今回相手関係が楽になるのはプラス材料です。
ひとレース毎に力はつけていますし、今走も仕上がり良好なら改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:大阪杯(8着)

3/25 栗P良 馬なり
81.1 64.2 50.0 37.0 11.6 [8]

一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:鳴尾記念

5/26 栗CW良 一杯
80.5 65.9 51.3 37.7 12.8 [4]

一杯に追われた古馬3勝のフライライクバードと併せて、外を1.3秒先行して1.0秒遅れました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:大阪杯(8着)

3/31 栗CW良 一杯
95.4 81.0 67.0 53.4 40.0 13.5 [8]

今回の最終追い切り:鳴尾記念

6/2 栗P良 馬なり
80.0 64.0 49.7 36.6 11.7 [8]

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
時計の出やすいポリトラックでの調教でしたが、抜群の行きっぷりで直線は11.7秒の好時計を叩き出しています。
全体時計も80.0秒と優秀で、先週よりも動きは良化しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。