レパードステークス2021 追い切り情報

レパードステークス2021 追い切り情報

レパードステークス2021 追い切り情報


8月8日(日)新潟ダート1800m

アリエノール 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬に追走する形も多いですが、同入または先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。
時計は出るタイプの馬ではありませんが、4F53秒前後の時計を出しています。

直線はしっかり伸びていますし、折り合いがついて終い12秒台の時計なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
芝の新馬戦では12着と大敗しましたが、ダートに転向してからは2連勝していますし、2着に4馬身以上もつける圧勝を決めています。
今走は相手のレベルも上がりますが、まだ底を見せていないですし、更に良化が見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

6/2 美坂良 馬なり
52.9 38.6 25.2 12.4

強めに追われた古馬3勝のワンダーコノシュアと併せて、0.8秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/28 美坂稍 強め
52.4 38.4 24.7 12.1

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のリアンフィーユと併せて、1.4秒追走して0.1秒先着しました。
今週は意欲的に追われると、絶好の動きで自己ベストを更新。
併走馬も大きく追走したにも関わらず、あっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳以上1勝クラス(1着)

6/9 美坂稍 馬なり
53.1 38.5 25.3 12.7

最終追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/4 美坂良 強め
53.1 38.1 24.6 12.1

今週も意欲的に追われると、力強い反応で終い12.1秒の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストに近い時計を出していますし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ハンディーズピーク 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、基本併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、結果は残していますし、最終追い切りで同入できていれば特に心配はいらないです。
水曜追いは意欲的に追われる傾向があり、直線は鋭い伸び脚を見せています。

毎回折り合いがついていますし、今走もラストでしっかり伸びて、加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走はひと追い毎に状態も良化して、前走は昇級戦でも3着には3馬身以上も差をつけて圧勝しています。
今走は相手のレベルは上がりますが、ひと叩きした上積みも見込めますし、初重賞でも軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:西部スポニチ賞(1着)

6/24 栗CW良 一杯
82.3 65.7 51.5 37.8 11.7 [5]

強めに追われた新馬のダノンピーカブーと併せて、外を0.5秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/29 栗CW良 一杯
82.1 66.3 51.5 38.1 12.0 [9]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のチュウワノキセキと併せて、外を0.6秒先行して0.1秒遅れました。
今週はビッシリ追われて併走馬に遅れましたが、全体時計は外コースを回って自己ベストを更新。
追われた反応も抜群で、直線は12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:西部スポニチ賞(1着)

6/30 栗坂良 強め
54.1 38.7 24.8 12.1

馬なりに追われた古馬1勝のジャミールフエルテと併せて、0.5秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/4 栗坂良 強め
54.4 39.2 24.7 12.0

馬なりに追われた古馬2勝のチュウワフライヤーと併せて、0.4秒先行同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、先週に続いて終い12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いスムーズです。
今週は併走馬にも同入できていますし、仕上がりは良好と見て良いでしょう。


ホッコーハナミチ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けを行う傾向があります。
併走馬に遅れることもありますが、結果は出ていますし、大きく追走してのものなら心配はいらないです。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線は毎回鋭い伸び脚を見せています。

今走もしっかり加速ラップを刻んで、終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけていて、前走は3戦目にして2勝クラスを勝利しています。
近走の成長具合で重賞でも通用するかどうかがカギになりそうですが、仕上がり万全でさらに良化が見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:インディアトロフィー(1着)

7/4 栗坂稍 馬なり
61.2 44.7 28.5 14.1

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/28 栗坂良 一杯
52.0 37.4 24.1 11.8

一週前追い切りは浜中騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のマジストラルと併せて、0.2秒追走して0.2秒先着しました。
今週はビッシリ追われましたが、自己ベストと同等の時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は11.8秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬も楽に圧倒していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:インディアトロフィー(1着)

7/7 栗坂良 馬なり
55.8 39.9 25.1 12.4

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/4 栗坂良 馬なり
55.1 39.9 25.4 12.3

先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
それでも抜群の行きっぷりで、加速すると終い12.3秒の好時計をマーク。
前走時以上に早い時計を出していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
先週はビッシリ追われて絶好の動きを見せていましたし、このひと追いで仕上がったと見て良いでしょう。


メイショウムラクモ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、水曜追いはウッドチップで実戦を意識した調教が多いです。
一週前追い切りで併走馬に遅れることもありますが、最終追い切りでしっかり同入できていれば心配はいらないでしょう。
直線はしっかり伸びるタイプの馬で、強めに追われて12秒台の時計を出すことも多いです。

攻め動くタイプの馬ではありませんが、比較的好時計を出す最終追い切りの動きには注目ですよ。
前々走は3歳オープンの伏竜Sで2着に好走し、勝った馬はジャパンDDで2着に好走しています。
久々の前走は2勝クラスでしたが、古馬相手でも2着に7馬身差もつける圧勝で、ひと叩きしてさらに上積みが見込める今走も楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:いわき特別(1着)

6/30 美南W稍 強め
67.0 52.5 38.7 12.0 [6]

一週前追い切りは柴田善臣騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のロングランと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/28 美南W稍 強め
66.2 51.5 37.5 11.9 [9]

一週前追い切りは柴田善臣騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のソウシュラリクリと併せて、外を0.2秒追走して0.6秒先着しました。
今週は意欲的に追われましたが、外コースを回って自己ベストを大きく更新しています。
直線も11.9秒の力強い伸び脚で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:いわき特別(1着)

7/7 美南W稍 強め
68.6 53.7 39.4 12.0 [6]

最終追い切りは柴田善臣騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のロングランと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:レパードステークス

8/4 美南W良 馬なり
84.1 68.9 53.7 39.0 12.0 [6]

最終追い切りは柴田善臣騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のイカロスカフェと併せて、内を1.1秒追走同入しました。
今週は軽めに追われましたが、長めにやれていて、直線も12.0秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、先週に続いて直線の伸びは優秀です。
折り合いもついていますし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


レプンカムイ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いはウッドチップで意欲的に追われる傾向があります。
特に一週前追い切りは併せ馬で気合付けをすることも多く、好時計を出すことも多いので、一週前追い切りの動きには注目ですよ。
比較的時計は出るタイプの馬ではありますが、直線は11秒台を叩き出すこともあります。

全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ダートでは安定した成績を残していて、前々走の1勝クラスでは2着に5馬身差の圧勝を決めています。
徐々に力をつけていますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:インディアトロフィー(2着)

6/30 栗CW良 馬なり
79.7 64.2 50.2 37.0 12.2 [7]

一杯に追われた古馬2勝のハーランズハーツと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:レパードステークス

7/28 栗CW良 一杯
80.9 64.2 49.2 36.6 12.3 [6]

一杯に追われた新馬のシュティルと併せて、外を2.1秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、全体時計は80秒台の好時計をマーク。
ラストは若干失速しましたが、12.3秒の時計なら優秀です。
併走馬にも大きく追走したにも関わらず、あっさり先着できていますし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:インディアトロフィー(2着)

7/7 栗CW良 強め
87.2 70.8 54.7 40.3 12.1 [4]

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:レパードステークス

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。