京成杯オータムハンデキャップ2020 追い切り情報

京成杯オータムハンデキャップ2020 追い切り情報

京成杯オータムハンデキャップ2020 追い切り情報

9月13日(日)中山芝1600m

アンドラステ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に乗り込まれ、水曜追いはウッドチップで追われています。
比較的時計は出るタイプの馬で、栗東CWなら4F50秒台の時計を出しています。
直線も11秒台の時計を出すことが多く、折り合いがついていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。

レース本番も直線はしっかり伸びるので、調教でもラストの動きは要チェックです。
前々走は初重賞でしたが、4着なら上々の内容で、続く関屋記念は3着に好走しています。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走も引き続き好調なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:関屋記念(3着)

8/6 栗CW良 強め
85.1 67.5 51.9 37.5 11.6 [4]

今回の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/3 栗CW良 強め
68.5 52.7 38.6 12.0 [8]

一週前追い切りは意欲的に追われましたが、力強いフットワークで楽に好時計をマーク。
特にデキ落ちもなく、前走時の疲れは感じないですね。
外コースを回って4F52秒台の時計が出ていれば、好調と考えて良いでしょう。
追われた反応も良好で、終い12秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:関屋記念(3着)

8/12 栗CW良 馬なり
87.1 70.1 53.2 38.2 11.9 [9]

今回の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/9 栗CW良 馬なり
55.4 40.0 12.8 [4]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
今週はサッと流す程度でしたが、軽快な動きで直線の伸びも良好です。
折り合いもついていますし、引き続き好調と考えていいでしょう。


シゲルピンクダイヤ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

坂路コースを中心に乗り込まれ、最終追い切りは強めに追われる傾向があります。
また、プール調教併用をしていますが、しっかり結果を残していますし、まだ若いので特に心配はいらないです。
終い12秒台の時計を出していれば、普段通り好調キープと考えて良いでしょう。

昨年は掲示板内を安定して確保していましたが、今年は不振が続きます。
ただ、前走のヴィクトリアマイルは上手く噛み合って6着に入っていますし、力を発揮できるならG1でも通用できそうです。
復調気配は感じますし、良化が見込めるようなら今走は軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(6着)

5/6 栗CW良 一杯
84.1 68.4 53.0 38.5 11.5 [8]

一杯に追われた3歳1勝のエイシンパラディンと併せて、外を2.5秒追走して0.8秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/2 栗CW良 強め
84.1 67.7 52.7 38.1 12.1 [9]

強めに追われた古馬1勝のセロシアと併せて、外を1.4秒追走して0.1秒先着しました。
今週は強めに追われましたが、力強いフットワークで前走時よりも良い動きを見せています。
直線も12.1秒と鋭い伸び脚で、追われた反応も良好です。
併走馬にも楽に先着していますし、折り合いがついているのも好感が持てます。
久々でも動きは軽快で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(6着)

5/13 栗坂良 馬なり
55.4 39.7 25.3 12.5

馬なりに追われた古馬オープンのヴァルディゼールと併せて同入しました。

今回の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/9 栗CW良 一杯
80.8 65.2 50.7 37.2 12.3 [6]

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
今週も意欲的に追われると、力強い反応で全体時計80秒台の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、直線の伸び脚も良好です。
先週よりも動きは良化していて、仕上がりは順調と考えていいでしょう。


スイープセレリタス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

レース直前は併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れをとっておらず、追走同入が多いですね。
そのため、格下の併走馬に遅れをとるようなら注意が必要ですよ。

前走は古馬になって初の重賞でしたが、12着に大敗しています。
3勝クラスでは実績はありますが、重賞ではまだ能力が通用しない印象です。
今走はハンデ戦となるので、ハンデの恩恵と良化次第でどこまでやれるかといったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館スプリントステークス(12着)

6/10 函館W良 馬なり
72.8 56.9 41.4 13.2 [5]

一週前追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/2 美南W稍 馬なり
57.0 41.5 13.7 [7]

一週前追い切りは杉原騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのアルーシャと併せて、外を1.0秒先行して0.2秒先着しました。
併走馬に追いつかれた形ではありますが、先着しているのは好感が持てます。
軽めの調教とはいえ、折り合いはついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館スプリントステークス(12着)

6/18 函館W稍 馬なり
70.9 56.0 41.0 12.9 [6]

最終追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のラザフォードと併せて、内を1.0秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/9 美南W良 馬なり
68.0 53.3 39.3 12.2 [7]

最終追い切りは大江原騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のレッドルレーヴと併せて、外を0.6秒先行同入しました。
引き続き今週も馬なり調整でしたが、軽快なフットワークで好時計をマーク。
直線の伸びも良好ですし、乗り込みも十分で仕上がりは良好です。


スマイルカナ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に乗り込まれています。
水曜日はウッドチップコースで調整されることが多く、併せ馬など実戦を意識した調整が多いので要チェックですよ。
攻めの反応はいつも良好で、一週前追い切りや最終追い切りで4F51秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と見て良いでしょう。

前々走のオークスは距離が合わず16着に敗れましたが、得意のマイルに戻した前走は見事快勝しています。
今走は相手のレベルはあがりますが、得意距離なら重賞でも楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:米子ステークス(1着)

6/10 美南W良 馬なり
70.6 54.8 40.3 12.6 [8]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/2 美南W稍 一杯
66.0 51.0 37.2 11.7 [9]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
今週は直線一杯に追われる内容でしたが、抜群の反応で終い11.7秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、力強い動きを見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調とみていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:米子ステークス(1着)

6/17 美南W良 馬なり
73.8 58.3 43.4 12.9 [8]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/9 美南W良 馬なり
67.5 52.1 38.8 11.9 [9]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
今週は馬なり調教でしたが、先週に続いて直線は11秒台の好時計をマーク。
直線はしっかり伸びる馬で、今走も3週連続で11秒台の時計を出しています。
引き続き折り合いもついていますし、態勢は整ったと考えていいでしょう。


トロワゼトワル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われています。
一週前追い切りと最終追い切りは意欲的な調整が多く、両方ともビッシリ追われてる方が成績は旅行です。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、一杯に追われて直線12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。

今年は不振が続きましたが、徐々に状態は良化して左回りで結果を残しています。
そのため、昨年制した舞台ではありますが、走るかどうかは微妙なところですね。
調子は取り戻していますし、万全に仕上がるようなら押さえておくのが良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:関屋記念(2着)

8/6 栗坂良 一杯
52.9 38.5 24.8 12.3

今回の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/3 栗坂良 強め
55.5 40.4 25.8 12.7

一週前追い切りで一本目の調整。
普段通り今週は意欲的に追われ、直線はしっかり12秒台の時計をマーク。
前走と比べるとやや抑えめではありますが、追われた反応は悪くないですね。
時計は平凡でも折り合いはついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:関屋記念(2着)

8/12 栗坂良 一杯
52.4 37.9 24.6 12.3

今回の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/9 栗坂良 強め
53.3 38.7 24.8 12.2

先週に続いて今週も意欲的な調整。
終い重点に追われると、力強い反応で終い12.2秒の好時計を叩き出しています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いはスムーズで、このひと追いで仕上がったと見ていいでしょう。
徐々に状態は良化していますし、昨年制した舞台なら楽しみですね。


ルフトシュトローム 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われています。
一週前追い切りは美浦南Wで追われ、4F時計53秒台くらいが通常です。
あまり時計を出す馬ではありませんが、直線はしっかり伸びています。

前走は5着に敗れましたが、その前は3連勝と結果を残していますし、終い12秒台の時計で折り合いもついていれば、仕上がりは順調と見ていいでしょう。
前々走は出遅れても直線で巻き返して勝ちましたが、G1だと出遅れが大きく響きましたね。
相変わらずラストの伸びは良好なので、スタートが改善されれば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:NHKマイルカップ(5着)

4/30 美南W良 馬なり
71.8 55.5 40.8 12.5 [7]

今回の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/2 美南W稍 強め
69.7 53.6 38.4 12.9 [7]

一週前追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のサトノオンリーワンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
8月13日から調教を開始して、今週で8本目。
今週は騎手騎乗で意欲的に追われると、力強いフットワークで併走馬を圧倒しています。
直線は失速しましたが、12秒台の伸び脚で仕上がりは順調とみていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:NHKマイルカップ(5着)

5/6 美南W稍 馬なり
69.0 53.0 39.0 12.9 [6]

最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ

9/10 美南W稍 馬なり
55.4 40.7 12.6 [8]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
先週強めに追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡でしたが、フットワークは軽快で直線は12秒台の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、引き続き好調と考えていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。