京阪杯2020 追い切り情報

京阪杯2020 追い切り情報

京阪杯2020 追い切り情報


11月29日(日)阪神芝1200m

アンヴァル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、水曜追いは意欲的な調整が多いです。
攻めは動くタイプの馬で、一杯に追われて4F52秒台の時計なら優秀です。
直線もしっかり伸びていますし、終い12秒台前半で折り合いがスムーズなら、仕上がりは良好と考えていいでしょう。

前々走のCBC賞は休養明けで、苦手な稍重馬場だったにも関わらず2着に好走し。
徐々に状態は良化していますし、前走は調子が悪いのに4着には入っています。
G3では成績も安定してきましたし、今走も仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:北九州記念(4着)

8/12 栗坂良 一杯
52.7 38.0 24.3 12.0

今回の一週前追い切り:京阪杯

11/18 栗坂良 一杯
53.8 38.8 25.0 12.1

一杯に追われた新馬のテーオーマシェリと併せて、0.3秒追走して0.4秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:北九州記念(4着)

8/19 栗坂良 馬なり
53.6 39.2 25.2 12.2

今回の最終追い切り:京阪杯

11/25 栗坂良 馬なり
60.4 43.8 28.7 14.4

一週前追い切りで意欲的に追われて、最終追い切りは軽めに追われる傾向があります。
今週もサッと流す調整ですが、15-15で追われています。
もしかしたら木曜日、金曜日にも調教が行われるので、動きは要チェックですよ。
先週も時計は出ていませんが、直線は鋭い伸びを見せていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


シヴァージ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていて、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
特に速い時計を出す一週前追い切りの動きは要チェックですよ。
攻めは動くタイプの馬ではありますが、ラスト1Fで12秒台前半の時計を出していれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

昨年の阪神カップから芝に転向して、芝コースは今回8戦目。
G1高松宮記念では5着に好走していますが、重賞では未だに一度も3着以内に好走できていません。
前走はG2スワンSで5着なので、相手関係が楽になる今走はどうかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スワンステークス(5着)

10/21 栗CW良 馬なり
85.4 68.7 53.5 39.5 12.4 [6]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京阪杯

11/18 栗CW良 馬なり
84.6 69.0 53.9 39.1 12.5 [6]

馬なりに追われた2歳1勝のデイトンウェイと併せて、外を0.5秒先行同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スワンステークス(5着)

10/28 栗CW良 一杯
86.1 69.1 53.5 39.2 11.8 [6]

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京阪杯

11/25 栗CW良 一杯
85.2 68.7 53.7 39.0 12.1 [5]

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
今週は一杯に追われて直線の伸びは評価できますが、攻め動くタイプにしては全体時計は平凡です。
ただ、前走時よりも時計は早いですし、折り合いがついているのは好感がもてます。
先週の反応も微妙ではありますが、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。


ジョーカナチャン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれています。
一週前追い切りに強めに追われ、最終追い切りは軽めに調整される傾向があります。
速い時計は出るタイプの馬ではありませんが、ラストで12秒台の時計が出ていれば仕上がりは良好と見ていいでしょう。

韋駄天ステークスは2着に敗れたものの、スタートは上々でゴール前まで粘り強さを見せていましたし、素晴らしいスピードを見せていました。
続くG3アイビスSDはライオンボスを押さえて快勝しています。
ただ、1200mの前走は7着に敗れたので、今走も1200mの距離に上手く対応できるかがカギになってくるでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:北九州記念(7着)

8/13 栗坂良 強め
53.7 38.2 24.6 12.0

今回の一週前追い切り:京阪杯

11/11 栗坂良 馬なり
53.4 38.8 25.5 12.7

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:北九州記念(7着)

8/20 栗坂良 馬なり
55.3 39.3 24.9 12.2

今回の最終追い切り:京阪杯

11/19 栗坂良 一杯
52.1 37.4 24.4 12.2

今走は珍しく最終追い切りで意欲的に追われています。
追われた反応も良好で、直線は12.2秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、前走時以上に良い動きを見せています。
折り合いもスムーズで、久々でも仕上がりは万全と見て良いでしょう。


フィアーノロマーノ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われ、水曜追いは意欲的な調整が多いです。
日曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、オープン馬相手でも同入しています。
併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

攻め駆けするタイプの馬ではありますが、栗東坂路で4F52秒を切る時計なら仕上がりは良好と見て良いでしょう。
昨年はG2阪神カップで2着した実績はありますが、1200mはG3でも結果を残せていません。
前走のキーンランドカップも10着に敗れましたし、今走も距離に上手く対応できるかがカギとなってくるでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:キーンランドカップ(10着)

8/23 札幌ダ良 馬なり
87.2 71.0 56.1 41.7 13.7 [9]

今回の一週前追い切り:京阪杯

11/18 栗坂良 一杯
52.7 38.3 24.5 12.0

一杯に追われた古馬オープンのリバティハイツと併せて、0.2秒先行して0.2秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:キーンランドカップ(10着)

8/26 札幌芝良 馬なり
64.7 49.0 35.2 11.6 [7]

最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京阪杯

11/25 栗坂良 一杯
52.4 38.3 24.2 11.9

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
3週連続で一杯に追われ、ひと追い毎に反応は良化しています。
今週も力強い反応で、直線は11.9秒の鋭い伸び脚。
攻め動くタイプなのでこの馬なり全体時計は平凡ですが、折り合いもスムーズで仕上がりは良好です。
距離の不安はありますが、得意の阪神なら改めて期待したいですね。


タイセイアベニール 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

栗東坂路を中心に乗り込まれ、最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
プール調教を併用していますが、結果は出ているので特に心配は要りません。
比較的時計は出る馬ですが、強めに追われて4F52秒台なら優秀です。

また、直線で失速する傾向がありますが、終い12秒台の時計が出ていれば問題ないでしょう。
折り合いがつけば強い馬ですし、最終追い切りの動きは要チェックですよ!
今年はひとレース毎に力をつけており、前走もG2セントウルSで4着に好走しています。
まだ重賞では結果を残せていませんが、相手関係が楽になる今走は軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:セントウルステークス(4着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:京阪杯

11/18 栗坂良 一杯
52.7 37.1 24.1 12.1

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:セントウルステークス(4着)

9/9 栗坂良 一杯
54.5 38.2 24.8 12.6

今回の最終追い切り:京阪杯

11/25 栗坂良 一杯
55.1 38.5 24.4 12.0

今走は坂路コースで入念に乗り込まれ、5本連続で意欲的な調整が行われています。
一週前追い切りは直線で若干失速したものの、前走時以上に良い動き。
今週も全体時計は平凡でしたが、直線は力強い反応で終い12秒の好時計を叩き出しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。


レッドアンシェル 追い切り評価:未定

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで調整されていて、一週前追い切りは栗東CWで実戦を意識した調整が多いです。
最終追い切りは栗東坂路で軽めに追われ、ここでも好時計を出すようなら本番も楽しみですよ。
追われた反応はいつも良好で、ウッドチップコースなら終い11秒台の時計が出ています。

折り合いもついて、併走馬にしっかり先着するようなら、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
近走は徐々に力をつけていて、G3では成績も安定しています。
前走は相手も強かったですが、G1で6着ならマズマズ評価できますし、相手関係が楽になる今走は改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(6着)

9/24 栗坂良 馬なり
52.5 37.8 24.1 12.4

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京阪杯

11/19 栗坂良 一杯
52.6 38.2 24.4 11.8

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(6着)

9/30 栗坂良 馬なり
53.1 38.8 25.1 12.8

今回の最終追い切り:京阪杯

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。