ホープフルステークス2020 追い切り情報

ホープフルステークス2020 追い切り情報

ホープフルステークス2020 追い切り情報


12月26日(土)中山芝2000m

アオイショー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の追い切り内容から傾向を見ていきたいと思います。
前走時は一週前追い切りで直線一杯に追われ、最終追い切りは軽めの調整が行われています。
時計はそこまで速い数字を出す馬ではありませんが、直線は12秒台前半の時計を出すことが多いです。

折り合いもついていますし、今走も終いの伸びが良好で、加速ラップを刻むようなら仕上がりは良好と考えていいでしょう。
また、併せ馬にも格上相手に先着していましたので、併走馬に先着するようなら問題はないでしょう。
今走は一気に相手のレベルは上がりますが、前走は2着に2馬身以上も差をつけて圧勝でしたし、更に成長が見込めるなら注意が必要ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)

11/26 美南W稍 一杯
68.5 52.3 39.3 12.8 [7]

強めに追われた古馬2勝のコンドゥクシオンと併せて、内を0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/19 美坂良 強め
55.9 40.5 26.0 12.3

前走とのレース間隔が短いため、今週が一本目の調整です。
今週は直線の伸びを確かめる内容で、直線は12.3秒と力強い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡ですが、しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調です。
最終追い切りでも好調キープなら楽しみですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)

12/2 美坂良 馬なり
55.3 40.2 25.1 12.2

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/23 美坂良 馬なり
53.2 38.7 24.2 12.0

レース間隔が短いため、最終追い切りで2本と乗り込みは少ないですが、先週は負荷を掛けた調整ができています。
追われた反応も良好で、ラストは12.3秒の好時計をマーク。
今週は軽めに追われると、軽快なフットワークで前走時以上に良い動きを見せています。
直線も先週以上に早い時計で、全体時計も優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好と見ていいでしょう。


オーソクレース 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目なので、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で気合付けをしていて、馬なり中心に追われています。
併走馬には追走同入することが多いので、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

プール調教を併用していますが、まだ若いので特に心配は要りません。
攻めは比較的動くタイプの馬で、ウッドチップなら4F52秒台の時計が出ていれば優秀です。
ひとレース毎に力をつけていますし、初重賞でも仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アイビーステークス(1着)

10/14 美南W良 馬なり
65.7 51.5 38.2 13.0 [7]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のサンダーブリッツと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 美南W良 強め
66.7 52.3 39.3 12.6 [7]

馬なりに追われた古馬2勝のエフェクトオンと併せて、内を1.2秒追走同入しました。
今週は意欲的に追われると、力強い反応で併走馬を楽に追走同入。
直線も12.6秒と鋭い伸び脚で、折り合いがついているのも好感が持てます。
全体時計も優秀ですし、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アイビーステークス(1着)

10/21 美南P良 馬なり
66.5 51.9 38.5 12.3 [6]

馬なりに追われた古馬1勝のミッキーチャイルドと併せて、内を1.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/23 美南W良 馬なり
69.1 55.0 40.4 12.6 [8]

馬なりに追われた古馬3勝のステイブラビッシモと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、行きっぷりは良好で直線は12.6秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡ですが、軽快なフットワークで古馬3勝の併走馬に0.8秒追走同入しているのは好感が持てます。
先週は強めに追われて好時計を出していますし、今週もしっかり折り合いのついた調教で仕上がりは良好です。


タイトルホルダー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
初戦では、一週前追い切りは意欲的に追われて、最終追い切りは軽めの調教が行われています。
直線は失速することもありますが、全体時計が速ければ特に問題はないでしょう。

過去2戦とも最終追い切りでは軽めの調整でしたが、折り合いはスムーズで直線も12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることも多いですが、先行しても遅れは取っていないです。
今走も併走馬にしっかり同入、先着して、最終追い切りでしっかり態勢が整えば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス(2着)

11/12 美南W良 馬なり
66.9 51.8 38.4 12.2 [5]

馬なりに追われた新馬のフレーズメーカーと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 美南W良 馬なり
65.3 51.5 38.7 12.8 [6]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のホウオウカトリーヌと併せて、内を1.0秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで加速すると直線も12.8秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、自己ベストを1秒以上も更新しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス(2着)

11/19 美南W良 馬なり
68.7 53.1 39.2 12.3 [8]

最終追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/23 美坂良 馬なり
55.0 40.1 25.9 12.5

先週は自己ベストを更新する絶好の動きで、古馬3勝の併走馬を圧倒しています。
今週はサッと流す程度の調整ですが、抜群の行きっぷりで終い12.5秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、乗り込みも十分で仕上がりは万全です。


ダノンザキッド 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けを行っています。
新馬戦では最終追い切りで遅れを取りましたが、追走してのものですし、格上相手だったので、遅れても動けていれば特に心配はいらないです。

直線は伸びるタイプの馬で、意欲的に追われて終い12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
毎回折り合いはついていますし、今走も折り合い面には注目です。
今走は3戦目になりますが、過去2戦とも圧勝ですし、どんどん動きは良化しているので、相手のレベルが上がる今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス(1着)

11/11 栗CW良 一杯
79.5 64.2 50.5 37.3 12.1 [7]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳1勝のポールスターと併せて、内を0.2秒追走して0.9秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 栗CW良 強め
81.8 66.7 53.1 39.3 11.9 [9]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のカレングロリアーレと併せて、外を0.2秒追走して0.6秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、外コースを回って全体時計は81.8秒は優秀です。
直線も11.9秒の鋭い伸びを見せていますし、併走馬を楽に圧倒しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東京スポーツ杯2歳ステークス(1着)

11/19 栗坂良 一杯
51.6 37.5 24.2 12.1

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/23 栗CW良 馬なり
85.9 69.5 53.8 39.0 11.9 [7]

馬なりに追われた古馬3勝のメイショウウズマサと併せて、内を0.5秒追走同入しました。
先週強めに追われた分、今週はサッと流す程度の調整です。
それでも抜群の行きっぷりで、加速すると直線は11.9秒の好時計を叩き出しています。
併走馬にもあっさり追走同入できていますし、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見ていいでしょう。


ヨーホーレイク 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りと最終追い切りは一杯に追われる傾向があります。
全体時計は過去2戦とも優秀で、今走も一杯に追われるようなら栗東CWで6F82秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。

直線の伸びも優秀で、新馬戦時には終い11.9秒の好時計を叩き出しています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをすることが多く、併走馬には遅れることが多いですが、大きく追走していてのものなら特に心配はいらないでしょう。
道悪で2勝できているのはプラス材料ですし、特に馬場が荒れるようなら一発警戒しておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:紫菊賞(1着)

10/7 栗CW良 一杯
82.4 66.7 51.9 38.4 12.3 [7]

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのアンコールプリュと併せて、内を1.5秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/17 栗CW良 一杯
82.8 66.2 51.5 37.8 12.4 [7]

一週前追い切り藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳オープンのアドマイヤザーゲと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒先着しました。
今走は負荷を掛ける調整が多く、3週連続で強めに追われています。
ひと追い毎に状態は良化していて、先週は自己ベストを更新。
今週は一杯に追われると力強い反応で、楽に好時計を叩き出しています。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:紫菊賞(1着)

10/14 栗坂良 一杯
53.8 39.0 25.3 12.5

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/23 栗CW良 強め
83.5 68.0 52.7 38.9 13.3 [5]

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のエカテリンブルクと併せて、内を0.9秒追走してアタマ差先着しました。
今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、ラストは13.3秒と伸びはイマイチです。
併走馬に先着できているのは好感が持てますが、失速ラップなのは気になります。
それでも先週は良い動きを見せていましたし、乗り込み量は十分なので、仕上がりは良好とみていいでしょう。


ランドオブリバティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われていて、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には追走同入が多く、先行した形でもしっかり先着はできています。
そのため、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

馬なり調教でも直線の伸びは優秀で、いつも終い12秒台の時計を出しています。
いつも折り合いはついていますし、今走も折り合いがついて直線も鋭い伸びを見せるようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
前走は余力残しの状態で2着に3馬身以上差をつける圧勝でしたし、不良馬場にも対応できる点はプラス材料です。
ひとレース毎に力をつけていて、G1で一気に相手のレベルが上がる今走も押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:芙蓉ステークス(1着)

9/24 美南W重 馬なり
68.2 53.3 39.4 12.7 [6]

一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のストームリッパーと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:ホープフルステークス

12/16 美南W良 馬なり
66.7 52.5 39.0 12.7 [8]

一週前追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のグラナタスと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今走も馬なり中心の調教ですが、ひと追い毎に動きは良化しています。
フットワークは軽快で、加速すると直線も12.7秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
今週で6本目と乗り込み量も十分で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:芙蓉ステークス(1着)

9/30 美南W良 馬なり
70.0 54.0 40.0 12.7 [8]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた新馬のルージュシャルマンと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:ホープフルステークス

12/23 美南W良 馬なり
71.7 56.4 41.8 12.3 [8]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳未勝利のコスモスケアヘッドと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、軽快なフットワークで終い12.3秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、引き続き好調と考えていいでしょう。
先週は良い動きを見せていましたし、初重賞となる今走も軽視禁物ですよ。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。