阪神カップ2023 追い切り情報

阪神カップ2023 追い切り情報

阪神カップ2023 追い切り情報


12月22日(土)阪神芝1400m

アグリ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スプリンターズステークス(7着)

9/22 栗坂重 馬なり
54.3 39.0 24.9 12.2 [8]

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/13 栗坂良 強め
50.3 36.8 24.4 12.6 [8]

これまでと同様で、一週前追い切り坂路で行いました。
全体時計50.3秒と優秀ですし、終いは減速ラップですが11.8-12.6と11秒台を交えています。
中間もしっかり乗り込めていますし、状態は上り調子の印象です。
最終追い切り加速ラップであれば更に楽しみです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スプリンターズステークス(7着)

スプリンターズステークス(7着)
9/27 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 栗坂良 馬なり
54.4 38.7 24.3 11.7 [8]

これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.6-11.7と11秒台の加速ラップを刻んできました。
終い11秒台初めてかつ、安田隆行厩舎の勝負調教に該当します。
本番でも楽しみな一頭です。


アサヒ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:奥多摩ステークス(1着)

11/2 美南W良 強め
65.4 49.8 36.0 11.4 [8]

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/14 美南W良 一杯
66.2 52.1 37.6 11.5 [9]

これまでと同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒と好時計をマークしました。
前走と同様のパターンですし、1400なら底を見せていません。
最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:奥多摩ステークス(1着)

奥多摩ステークス(1着)
11/8 美南W良 強め

強めに追われる古馬2勝のセナリストと併せて、内で1.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 美南W良 強め
67.5 51.9 37.0 11.3 [6]

これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3の好時計をマークしました。
ただ、この中間に一本も坂路調教が無かった点に不満を感じます。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ウイングレイテスト 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スワンステークス(1着)

10/19 美南W良 一杯
65.9 50.1 36.0 11.2 [6]

一週前追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/14 美南W良 G前仕掛け
66.4 51.5 36.9 11.1 [7]

一週前追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のアルママと併せて、内で0.5秒追走0.1秒先着しました。
一杯に追われる古馬3勝のミシシッピテソーロと併せて、内で0.1秒追走0.2秒先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、併せ馬ではしっかり先着しています。
終いも変わらずに11.1秒と好時計をマークしていますし、最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スワンステークス(1着)

スワンステークス(1着)
10/25 美南W良 馬なり

最終追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 美南W良 馬なり
67.4 52.0 37.3 11.2 [2]

最終追い切りは松岡正海騎乗しての調教です。
これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
相変わらず調教は動くタイプで、綺麗な加速ラップを刻んで終い11.2秒と好時計をマークしました。
1400に切り替えて結果を出して、状態も維持している印象。

本番でもしっかり力を出せそうです。


ウインマーベル 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スワンステークス(5着)

10/18 美南W良 馬なり
85.8 69.2 53.8 39.2 12.3 [8]

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/13 美南W稍 一杯
65.7 50.8 37.2 12.2 [8]

これまでと同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
終いは12秒台に留まっていますが、全体時計は自己ベストをマークしました。
この中間も乗り込み量は豊富で、状態は上り調子の印象。
最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スワンステークス(5着)

スワンステークス(5着)
10/25 美南W良 G前仕掛け

馬なりの2歳未勝利のマイネルヴォルムスと併せて、内で1.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 美南W良 馬なり
66.3 50.7 36.7 11.8 [6]

馬なりの2歳未勝利のブレイフルネスと併せて、内で1.0秒追走0.2秒先着しました。
馬なりの2歳未勝利のエンビリカルルールと併せて、内で1.8秒追走0.4秒先着しました。
今回の最終追い切りで自己ベストをマークしました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8秒の好時計をマークしました。
併せ馬でも豪快に先着して、調教でここまで動けてきたのも成長を感じます。
本番でもしっかり力を出せそうです。


エイシンスポッター 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京阪杯(3着)

11/15 栗坂良 強め
52.4 37.7 24.6 12.2 [8]

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/15 栗坂良 馬なり
56.1 40.1 25.8 12.8 [8]

これまでと同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
レース間隔が詰まっており、全体時計56.1秒と軽めの時計になっています。
その中でも負荷は掛けれていますし、最終追い切りの動きが注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京阪杯(3着)

京阪杯(3着)
11/22 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 栗坂良 馬なり
52.9 38.0 24.8 12.4 [8]

これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
今回は前走と異なり加速ラップを刻んで、全体時計も52.9秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、この馬自身最終追い切りでは53秒台時に好走傾向にあります。
わずかにずれがありますが、この馬の力をしっかり出せそうです。


エエヤン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ(10着)

11/8 美坂良 強め
51.8 38.1 24.8 12.1 [8]

馬なりの古馬1勝のコスモジョセフと併せて、0.9秒追走0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/13 美南W稍 馬なり
82.3 65.3 50.9 37.0 11.6 [5]

前走とは異なり、一週前追い切りウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けてきました。
調教はしっかり動けていますし、レースも見せ場ある状況です。
前走と変化を付けていますし、最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ(10着)

マイルチャンピオンシップ(10着)
11/15 美南W良 馬なり

馬なりの古馬2勝のアマイと併せて、内で3.1秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 美坂良 馬なり
52.1 38.4 24.8 12.0 [8]

前走とは異なり、最終追い切り坂路で行いました。
全体時計52.1秒は優秀ですし、終い12.8-12.0としっかり負荷を掛けれています。
未勝利勝利時以来の坂路調教で、変化を付けてきた点にも好感を持てます。
本番でも楽しみな一頭です。


グレイイングリーン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:オーロカップ(2着)

11/1 栗坂良 馬なり
54.1 39.1 25.3 12.3 [8]

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/14 栗CW良 一杯
83.4 67.1 52.8 37.8 11.7 [9]

前走とは異なり、一週前追い切りウッドで行いました。
終いは11.7秒と負荷を掛けていますが、道中ややチグハグなラップになっています。
前走が坂路で好走しているので、前走と異なる点も不安なところ。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:オーロカップ(2着)

オーロカップ(2着)
11/8 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 栗坂良 馬なり
53.2 38.2 24.6 12.3 [8]

これまでと同様で、最終追い切り坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.3としっかり負荷を掛けれています。
ただ、一週前追い切りより大きく変わったようには感じません。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


グレナディアガーズ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:スワンステークス(6着)

10/18 栗CW良 馬なり
82.4 66.7 51.8 37.0 11.4 [8]

馬なりの古馬2勝のレッドバリエンテと併せて、0.5秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/14 栗CW良 強め
83.6 67.8 53.0 37.3 11.1 [8]

前走と同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.1秒としっかり負荷を掛けてきました。
ただ、これまでの好走パターンと比較すると併せ馬を行っていない点も不安なところ。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:スワンステークス(6着)

スワンステークス(6着)
10/25 栗CW良 馬なり

一杯に追われる古馬1勝のアウサンガテと併せて、内で0.4秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 栗坂良 馬なり
52.3 37.1 23.8 11.7 [8]

前走とは異なり、最終追い切り坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.7秒と好時計をマークしました。
昨年の阪神カップも終い11秒台の加速ラップで好走しているので前走より更に上向きに感じます。
本番でもこの馬の走りはできそうです。


ダディーズビビッド 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京王杯スプリングカップ(3着)

5/3 栗CW良 馬なり
83.6 67.8 53.4 38.5 11.6 [8]

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/13 栗CW良 馬なり
86.0 69.9 53.7 37.5 11.9 [6]

一週前追い切りは鷲頭虎太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの新馬のタガノヘラクレスと併せて、内で0.9秒追走アタマ先着しました。
これまでと同様で、一週前追い切りウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けてきました。
中間もしっかり乗り込めていますし、状態は上向きです。
最終追い切りも注目の一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京王杯スプリングカップ(3着)

京王杯スプリングカップ(3着)
5/10 栗CW良 強め

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 栗CW良 強め
84.8 69.2 54.1 38.6 11.5 [7]

これまでと同様で、最終追い切りウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.5としっかり負荷を掛けれています。
この中間も坂路調教を交えて緩めずに乗り込めています。
本番でもしっかり力を出せそうです。


ダノンスコーピオン 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ(13着)

11/9 栗坂良 強め
52.3 37.3 24.2 12.1 [8]

一週前追い切りは団野大成騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:阪神カップ

12/14 栗坂良 馬なり
52.7 38.1 24.7 12.8 [8]

これまでと同様で、一週前追い切り坂路で行いました。
全体時計は52.7秒と負荷を掛けていますが、終いが0.9秒減速しています。
現状調教パターンも変わっておらず、やや不安なところ。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ(13着)

マイルチャンピオンシップ(13着)
11/15 栗坂良 馬なり

今回の最終追い切り:阪神カップ

12/20 栗P良 馬なり
82.4 65.9 50.7 37.0 11.2 [7]

これまでとは異なり、最終追い切りポリトラックで行いました。
変化を付けた点は好感を持てますが、ポリトラックとなりと負荷不足に感じます。
今回は静観し、どのような走りをするかに注文したいです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。