阪急杯2023 追い切り情報

阪急杯2023 追い切り情報

阪急杯2023 追い切り情報


2月26日(日)阪神芝1400m

アグリ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:六甲アイランドS(1着)

12/8 栗坂良 馬なり
53.6 38.2 24.8 12.4

一週前追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のエリカシャンスと併せて、0.1秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:阪急杯

2/16 栗坂重 強め
51.7 37.1 23.8 12.1

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのジュビリーヘッドと併せて、0.7秒追走して0.4秒先着しました。
今週はやや抑え目でしたが、意欲的に追われて前走時以上の時計をマーク。
直線は失速していますが、併走馬にもあっさり先着しています。
先週も自己ベストは更新していましたし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:六甲アイランドS(1着)

12/14 栗坂良 馬なり
54.5 39.9 25.9 13.0

今回の最終追い切り:阪急杯

2/22 栗坂重 馬なり
53.2 38.8 25.0 12.4

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡でしたが、重馬場でも力強いフットワークを見せています。
直線の伸びも良好ですし、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは万全です。


グレナディアガーズ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(2着)

12/15 栗CW良 一杯
79.6 64.0 49.8 36.1 11.3 [7]

強めに追われた古馬2勝のレッドバリエンテと併せて、内を0.6秒追走して0.5秒先着しました。

今回の一週前追い切り:阪急杯

2/16 栗坂重 一杯
52.2 37.9 24.1 11.8

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のスーリールダンジュと併せて、0.7秒追走して0.1秒遅れました。
今週はビッシリ追われ、ラストは11.8秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬には遅れをとりましたが、かなり追走してのものなので特に心配はいらないです。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(2着)

12/21 栗坂良 強め
53.3 37.8 23.8 11.6

最終追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳1勝のダノントルネードと併せて、0.7秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:阪急杯

2/22 栗坂重 馬なり
52.5 37.6 23.9 11.8

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
今週は馬なり調教でしたが、絶好の動きで前走時以上の数字をマーク。
直線も11.8秒の鋭い伸び脚で、引き続き直線の伸びは良好です。
折り合いもついていますし、このひと追いで仕上がったとみて良いでしょう。


ダディーズビビッド 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:睦月ステークス(6着)

1/11 栗CW良 馬なり
83.5 67.8 53.3 38.0 11.9 [9]

強めに追われた古馬2勝のルミネイトと併せて、外を2.6秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:阪急杯

2/15 栗CW不 馬なり
82.6 67.7 53.4 38.7 11.9 [7]

今走は馬なり中心の調教で、一週前追い切りで2本目。
不良馬場ではありましたが、軽快なフットワークで全体時計は前走時以上の時計をマーク。
道中失速ラップはありましが、直線も11.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
馬体も充実していますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:睦月ステークス(6着)

1/18 栗CW良 馬なり
86.5 70.4 55.5 39.7 11.7 [8]

今回の最終追い切り:阪急杯

2/22 栗CW重 強め
82.4 67.2 52.8 37.9 11.5 [8]

今週は終い重点に追われる内容で、ラストは11.5秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、ひと追い毎に状態は良化しています。
馬体も充実しており、仕上がりは万全とみて良いでしょう。


ホープフルサイン 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:淀短距離ステークス(1着)

12/28 美坂良 馬なり
55.3 40.3 26.0 12.7

今回の一週前追い切り:阪急杯

2/15 美坂良 馬なり
52.8 38.4 25.1 12.6

一週前追い切りで2本目の調教です。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、全体時計は前走時以上の時計をマーク。
直線は若干失速していますが、12.6秒ならこの馬なりに優秀です。
まだ硬さはありますが、仕上がりはマズマズ順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:淀短距離ステークス(1着)

1/4 美坂良 馬なり
53.8 39.2 25.2 12.2

今回の最終追い切り:阪急杯

2/22 美坂良 馬なり
55.3 39.6 25.1 12.0

今週も軽めの調教でしたが、抜群の行きっぷりで直線は12.0秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、直線の伸びは良好です。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。


ルプリュフォール 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神カップ(13着)

12/14 栗CW良 強め
79.0 63.8 49.7 36.0 11.6 [5]

今回の一週前追い切り:阪急杯

2/15 栗CW不 一杯
93.6 78.7 65.4 52.6 38.8 12.6 [7]

一週前追い切りで2本目の調教です。
今週はビッシリ追われる内容でしたが、力強いフットワークで6F78.7秒の猛時計をマーク。
長めにやれているのも好感が持てますし、直線は12.6秒の力強い伸び脚を見せています。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(13着)

12/21 栗CW良 一杯
94.4 78.2 63.7 50.5 37.2 12.2 [5]

今回の最終追い切り:阪急杯

2/22 栗CW重 一杯
94.9 78.4 63.6 50.2 36.7 11.8 [5]

今週もビッシリ追われる内容で、重馬場でも6F時計は自己ベストと同等の時計をマーク。
攻め動くタイプの馬ではありますが、ラストは11.8秒と追われた反応も抜群です。
いつも通りの動きで、引き続き好調キープと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。