函館スプリントステークス2023 追い切り情報

函館スプリントステークス2023 追い切り情報

函館スプリントステークス2023 追い切り情報


6月11日(日)函館芝1200m

ジャスパークローネ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:駿風ステークス(1着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:函館スプリントステークス

5/31 栗坂稍 馬なり
52.4 37.6 24.1 12.0

一週前追い切りで1本目の調教です。
今週は軽めの調教でしたが、全体時計は優秀ですし、直線も12.0秒の鋭い伸び脚を見せています。
軽快なフットワークで、折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:駿風ステークス(1着)

5/3 栗坂良 末強め
51.8 37.2 24.1 11.8

今回の最終追い切り:函館スプリントステークス

6/8 函館W重 馬なり
57.2 42.0 13.2 [7]

最終追い切りは浜中騎手が騎乗しての調教です。
今週は函館で追われましたが、サッと流す程度の調教です。
最終追い切りで2本のみの調教でしたが、折り合いはついていますし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。


ジュビリーヘッド 追い切り評価:未定

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:春雷ステークス(9着)

4/5 栗CW良 馬なり
83.3 68.7 54.2 38.7 11.7 [9]

一週前追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳オープンのダノンタッチダウンと併せて、外を0.3秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:函館スプリントステークス

一週前追い切りはなし

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:春雷ステークス(9着)

4/12 栗坂良 馬なり
53.1 38.6 25.0 12.2

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:函館スプリントステークス

6/7 函館芝稍 G前仕掛け
67.6 51.6 38.2 11.9 [7]

最終追い切りは西村淳也騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のハイアーレルムと併せて、外を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われえる内容で、ラストは11.9秒の猛時計をマーク。
芝コースとはいえ、全体時計も優秀ですし、併走馬にもあっさり先著しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


トウシンマカオ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:高松宮記念(15着)

3/15 美南W良 直一杯
82.5 66.0 51.5 36.9 11.2 [5]

一週前追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のメイショウホオズキと併せて、内を0.5秒追走して1.0秒先着しました。

今回の一週前追い切り:函館スプリントステークス

5/31 美南W稍 強め
64.9 50.7 35.9 11.4 [4]

馬なりに追われた古馬1勝のセッカチケーンと併せて、内を1.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週は意欲的に追われましたが、全体時計は自己ベストを同等の時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は11.4秒の力強い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり先着していますし、乗り込みも十分で仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:高松宮記念(15着)

3/22 美南W良 馬なり
81.4 65.3 51.0 36.6 11.2 [5]

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のメイショウホオズキと合わせて、内を1.4秒追走して0.8秒先着しました。

今回の最終追い切り:函館スプリントステークス

6/7 函館芝稍 G前仕掛け
61.1 45.9 33.7 11.2 [6]

最終追い切りは鮫島克駿騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のビップナージャと併せて、内を1.4秒追走して0.9秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは11.2秒の猛時計をマーク。
4F時計は45秒台と驚異的な数字で、併走馬も突き放す動きを見せています。
ひと追い毎に状態は良化しており、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ブトンドール 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(9着)

3/29 栗CW良 強め
83.0 67.5 52.5 37.1 11.5 [7]

一週前追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:函館スプリントステークス

5/31 栗坂稍 馬なり
52.9 37.5 23.4 11.3

今走は馬なり中心の調教で、一週前追い切りで3本目。
全体時計も優秀でしたが、絶好の動きで直線は11.3秒の猛時計を叩き出しています。
先週も長めに追われて抜群のフットワークを見せていましたし、しっかり加速ラップを刻んだ調教で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(9着)

4/5 栗坂良 強め
52.4 37.9 24.1 11.8

今回の最終追い切り:函館スプリントステークス

6/7 函館芝稍 馬なり
67.4 51.4 37.8 11.6 [5]

今走は馬なり中心の調教で、最終追い切りで4本目。
今週も軽めの調教でしたが、行きっぷりは抜群で、加速すると直線は11.6秒の鋭い伸び脚を見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、仕上がりは万全です。


ムーンプローブ 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:桜花賞(17着)

3/29 栗坂良 馬なり
52.0 38.4 25.0 12.3

今回の一週前追い切り:函館スプリントステークス

5/31 函館ダ稍 一杯
69.7 55.5 41.3 12.5 [8]

一週前追い切りで2本目の調教です。
2本連続意欲的に追われ、今週はビッシリ終われると直線は12.5秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、追われた反応は良好です。
ただ、失速ラップなのは気になりますし、仕上がりはまずまずといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:桜花賞(17着)

4/5 栗坂良 馬なり
52.2 37.6 24.9 12.7

今回の最終追い切り:函館スプリントステークス

6/7 函館W重 馬なり
68.1 53.4 39.2 12.7 [5]

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のノレッジビューティと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒先着しました。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡ですが、軽快なフットワークで直線も12秒台の時計なら優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。