函館2歳ステークス2020 追い切り情報

函館2歳ステークス2020 追い切り情報

函館2歳ステークス2020 追い切り情報


7月18日(土)函館芝1200m

グレイトミッション 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目となるので、新馬戦から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
美浦南Wで馬なり中心に乗り込まれ、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
最終追い切りは格上古馬3勝と併せて、0.6秒遅れましたが、0.6秒追走しているので、そのまま追走した分遅れたという形です。

新馬の時点で古馬3勝の併走馬と同等の走りを見せていますし、能力は高い馬ですね。
ラストは失速していましたが、速い時計を出すようなら特に心配はいらないでしょう。
前走は外枠でコースでロスを生じましたが、直線は抜群の伸びで2着に1馬身以上差をつけて圧勝。
まだ余裕はありましたし、好枠なら重賞でも楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

5/28 美南W良 馬なり
69.8 54.1 39.9 12.0 [8]

強めに追われた新馬のスイートカルデアと併せて、外を0.1秒先着しました。
一週前追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:函館2歳ステークス

7/8 美南W重 馬なり
65.9 51.5 38.4 12.6 [6]

一杯に追われた新馬のマイネルキュリアスと併せて、内を0.7秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。
前走時と同様に今週は馬なり調教でしたが、自己ベストを更新する絶好の動きを見せています。
直線も12.6秒の鋭い伸び脚で、一杯に追う併走馬を大きく突き放しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

6/3 美南W良 馬なり
66.3 52.4 38.8 13.4 [7]

馬なりに追われた古馬3勝のベイビーステップと併せて、内を0.6秒追走して0.6秒遅れました。
最終追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:函館2歳ステークス

7/15 函館芝良 馬なり
53.0 39.6 12.6 [6]

最終追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。
今週もサッと流す内容でしたが、動きは軽快でラストもしっかり伸びています。
折り合いもついていますし、引き続き好調と見ていいでしょう。
馬体も充実していますし、2戦目も期待したいですね。


ディープエコロジー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目となるので、新馬戦から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
前走は2本のみの調整で、2本とも馬なり調教です。
どちらも騎手騎乗で乗り込まれ、一週前追い切りは芝コースで好時計を出しています。

最終追い切りはサッと流す程度でしたが、しっかり折り合いのついた調教です。
前走の内容からも直線は伸びるタイプの馬なので、調教でも直線の伸びは要チェックですね。
前走は乗り込みが少なかったですが、今走はひと叩きして良化が見込めます。
今走も引き続き好調なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

6/17 函館芝良 馬なり
63.2 48.6 36.1 11.5 [7]

一杯に追われた新馬のノアジェニシスと併せて、0.8秒先行して0.8秒先着しました。
一週前追い切りは菱田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:函館2歳ステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

6/24 函館W良 馬なり
68.7 53.8 40.9 13.6 [8]

最終追い切りは菱田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:函館2歳ステークス

7/15 函館W良 馬なり
69.3 53.2 40.1 13.5 [5]

馬なりに追われた古馬1勝のエピックガールと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒先着しました。
最終追い切りは菱田騎手が騎乗しての調教です。
今走はレース間隔を短いため、最終追い切りのみの調整。
併走馬には先着しましたが、ラスト1Fで失速しているのは気がかりです。
実戦タイプの馬ではありますが、過信は禁物ですよ。


ブルースピリット 追い切り評価:未定⇛放牧

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目となるので、新馬戦から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
前走は2週前追い切りで強めに追われ、最終追い切りは函館に輸送して軽めの調整です。
直線はしっかり伸びるタイプの馬で、前走時もラストは12秒前後の速い時計を出しています。

前走の内容からも加速力があることがわかりますし、調教でもしっかり加速ラップを刻んだ調整ができていれば仕上がりは順調と見ていいでしょう。
前走はメンバー最速の上がりで2着に1馬身以上差をつけて圧勝。
ひと叩きして上積みが見込める今走も軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:函館2歳ステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。


モンファボリ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目となるので、新馬戦から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で調整されていて、一週前追い切りと最終追い切りは強めに追われています。
前走は最終追い切りで終い重点に追われると、時計の出やすい芝コースとはいえラストは11.4秒の好時計をマーク。

スピードのある馬で、前走は逃げてレコード勝ちを決めています。
スタートも上手な馬ですし、洋芝は問題ないでしょう。
今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

6/10 函館W良 強め
69.1 53.5 39.9 12.9 [7]

馬なりに追われた古馬2勝のブレイニーランと併せて、外を0.8秒先行同入しました。
一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:函館2歳ステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

6/17 函館芝良 強め
65.1 50.0 36.8 11.4 [6]

強めに追われた3歳未勝利のアドマイヤメティスと併せて、内を同入しました。
最終追い切りは畑端騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:函館2歳ステークス

7/15 函館芝良 馬なり
67.7 51.6 37.8 11.6 [7]

強めに追われた新馬のフォルテデイマルミと併せて、外を0.2秒追走同入しました。
最終追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
今週は時計の出やすい芝での調教でしたが、抜群の行きっぷりで直線は11.6秒の好時計をマーク。
前走時と同様にラストの伸び脚は鋭く、引き続き好調と考えていいでしょう。


ラヴケリー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目となるので、新馬戦から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
普段は併せ馬で調整されていて、函館に輸送後も併せ馬で気合付けをしています。
格上相手でも遅れはとっていないので、遅れるようなら注意が必要ですよ。

前走時は2週前追い切りに一杯に追う格上オープン馬を馬なりで0.4秒も先着。
時計は出るタイプの馬ではなく、ラストも失速する傾向はありますが、終い12秒台の時計が出ていれば問題ないでしょう。
本番も2着に3馬身差をつける圧勝で、能力の違いを見せています。
スタートも上手ですし、今走も好調なら注目の一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:函館2歳ステークス

7/8 函館W重 一杯
69.9 53.9 39.8 13.6 [8]

一杯に追う古馬1勝のサウンドワイズと併せて、外を同入しました。
今週はビッシリ追われましたが、一杯に追われた割には時計は平凡です。
ラストも失速していますし、前走の内容と比べても動きは物足りないですね。
併走馬には同入できていますが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

6/10 函館芝良 強め
54.6 39.4 12.1 [7]

強めに追われた新馬のハンデンローズと併せて、外を0.4秒先着しました。
最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:函館2歳ステークス

7/15 函館W良 馬なり
69.6 52.9 39.3 12.9 [7]

一杯に追われた古馬1勝のサウンドワイズと併せて、外を0.4秒先着しました。
最終追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
4本連続併せ馬で調整され、先週強めに追われた分、今週は軽めの調整でした。
軽快なフットワークで今週はしっかり併走馬に先着しています。
直線の伸びも良好で、このひと追いで態勢は整ったと見ていいでしょう。


レディステディゴー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目となるので、新馬戦から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
前走は栗東坂路中心に乗り込まれ、併せ馬での調整が多かったです。
一週前追い切りは併せ馬で気合付けをしていて、騎手騎乗で好時計をマーク。

実戦を意識した調整が行われる一週前追い切りの動きは要チェックです。
最終追い切りでは終い重点に追われ、ラストは鋭い伸びを見せています。
前走も最速の上がりを出しているように、直線はしっかり伸びる馬ですね。
また、パワータイプの馬なので前走はダートで好走しましたが、力のいる洋芝とはいえ芝替わりに上手く対応できるかは鍵となるでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:栗東ステークス(1着)

6/14 栗坂不 馬なり
51.9 38.1 25.1 12.5

馬なりに追われた新馬のゼンノアンジュと併せて、0.5秒先行して0.2秒先着しました。
一週前追い切りは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:函館2歳ステークス

一週前追い切りは行われていませんでした。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:栗東ステークス(1着)

6/17 栗坂良 一杯
57.4 41.0 25.6 12.4

今回の最終追い切り:函館2歳ステークス

7/15 函館芝良 一杯
66.8 50.6 36.7 11.8 [5]

最終追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今走は最終追い切りのみの調整で、終い重点に追われていました。
速い時計を出していますが、前走時の内容を見ると調教は動くタイプの馬ですし、騎手騎乗で一杯に追われたことを考えると平凡ですね。
ただ、折り合いがついた調教はできているので、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。