フェブラリーステークス2021 追い切り情報

フェブラリーステークス2021 追い切り情報

フェブラリーステークス2021 追い切り情報


2月21日(日)東京ダート1600m

アルクトス 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りに実戦を意識した調教が行われ、最終追い切りは軽めの調整が多いです。
また、プール調教やポリトラックでの調教が多いですが、結果は出ていますし、特に心配はいらないでしょう。
一週前追い切りに出してくる傾向があるので、一週前追い切りの動きは要チェックですよ。

また、一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で気合い付けが行われています。
併走馬に遅れることもありますが、それ以上に追走してのものであれば問題ないです。
坂路なら一週前追い切りか最終追い切りで4F51秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:根岸ステークス(4着)

1/21 美南W良 一杯
66.0 52.2 39.5 14.1 [7]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のスイートセントと併せて、外を1.2秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/11 美南B良 馬なり
70.5 55.0 41.4 12.9 [8]

今走もプール調教を併用しながらの調教で、一週前追い切りで一本目。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで直線は12秒台の時計を出しています。
全体時計は平凡でしたが、しっかり加速ラップを刻んだ調整で、仕上がりは順調と考えていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:根岸ステークス(4着)

1/27 美坂稍 馬なり
53.8 38.8 25.2 12.4

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のスイートセントと併せて、0.6秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/17 美坂良 馬なり
51.8 37.7 24.7 12.2

最終追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のタイドオブタイムと併せて、1.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週も軽めの調整でしたが、軽快な動きで前走時以上に良い動きを見せています。
行きっぷりは抜群で直線も12.2秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


インティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、最終追い切りに実戦を意識した調教をすることが多いです。
また、普段は坂路コースを中心に追われており、攻めの調教はウッドチップコースで追われる傾向があります。
最終追い切りで好時計をマークしている時はしっかり成績を残しているので、攻めの調教で好時計を叩き出すようなら押さえておきたい一頭です。

また、折り合いはつく馬で、今走もしっかり加速ラップを刻んだ調整ができていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走は不振が続きますが、当レースは2019年に制した舞台ですし、コース適性は問題なさそうです。
年齢的な衰えは感じますが、今走も仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東海ステークス(12着)

1/14 栗CW良 馬なり
82.2 66.8 52.5 39.0 12.8 [6]

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/10 栗CW良 一杯
81.7 66.5 51.6 37.9 12.0 [6]

レース感覚が短いため、今週は2本目の調整です。
いつも通り意欲的に追われると、力強い反応で全体時計は81秒台の好時計をマーク。
直線も12.0秒の鋭い伸び脚で、長めにやれているのも好感が持てます。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東海ステークス(12着)

1/20 栗CW良 強め
83.2 67.3 51.9 38.2 12.4 [5]

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/17 栗坂重 強め
52.1 38.6 25.6 12.9

最終追い切りは小崎騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われて、直線は若干失速しています。
それでも全体時計は優秀ですし、ラストも12秒台なら水準以上です。
先週は良い動きを見せていましたし、引き続き好調と考えていいでしょう。


オーヴェルニュ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路の調整が多いですが、日曜日は栗東CWで追われることもあります。
栗東CWでは基本的に馬なり調教ですが、一杯に追われた時は時計も速いですし、好走率も高いので注意が必要ですよ。
直線は失速するタイプの馬ではありますが、終い12秒台の時計が出ていれば優秀です。

あまり時計は出ないので判断は難しいですが、いつも通り一週前追い切りと最終追い切りで一杯に追われて良い動きを見せるようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
昨年秋からひとレース毎に力をつけていて、前走のG2東海Sで見事3連勝。
今走は格上挑戦となりますが、成長度次第では一発期待したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:東海ステークス(1着)

1/14 栗坂良 強め
52.8 38.1 25.3 13.0

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/10 栗坂良 強め
54.8 39.0 25.1 12.7

レース間隔が短いため、一週前追い切りで一本目の調整です。
今週はやや抑えめでしたが、力強い反応でラストは12.7秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡で、失速ラップを刻んでいますが、引き続き軽快なフットワークを見せています。
特に前走時の疲れも感じないですし、仕上がりは順調と見ていいでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:東海ステークス(1着)

1/20 栗坂良 強め
56.3 39.5 25.3 12.5

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/17 栗CW重 強め
82.2 67.0 52.1 38.4 11.8 [8]

今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、抜群の反応で終い11.8秒の好時計をマーク。
攻めは動くタイプの馬ではありますが、重馬場でも力強いフットワークで、全体時計も82.2秒とかなり優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全と見ていいでしょう。


カフェファラオ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で馬なり中心に追われていて、水曜追いはウッドチップで追われています。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線で12秒台の好時計を出すようなら優秀です。
また、併せ馬では先行する形でも同入しているので、遅れるようなら注意が必要ですよ。

比較的折り合いがついている馬ではありますし、今走も折り合い面と直線の伸びはチェックしておきましょう。
ジャパンダートダービーは7着に敗れましたが、続くシリウスSでは見事快勝しています。
G1では中々結果を残していませんが、大崩れをしているわけではないですし、今走も上積みが見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(6着)

11/26 美南W稍 強め
81.5 66.2 52.2 38.1 12.1 [5]

一杯に追われた古馬オープンのポンデザールと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/11 美南W良 馬なり
69.4 54.1 39.5 12.8 [5]

強めに追われた古馬オープンのポンデザールと併せて、内を0.2秒追走して0.2秒遅れました。
今週は軽めの調整で、併走馬にも遅れを取りましたが、チークピーシズ着用で動きは良化。
行きっぷりも良好で、直線は12.8秒の好時計を叩き出しています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(6着)

12/3 美南W稍 馬なり
68.8 53.1 39.0 12.5 [2]

馬なりに追われた2歳1勝のカフェカエサルと併せて、外を0.4秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

水曜日時点では最終追い切りは行われていませんでした。


サンライズノヴァ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

水曜か木曜追いは基本的に強めの調教をしていますが、間隔が短くても最終追い切りは併せ馬で実戦を意識した調整が行われています。
最終追い切りで併走馬にしっかり先着しているなら仕上がり良好と見て良いでしょう。
また、攻め動くタイプの馬なので、全体時計は出ますが、時計的にラストは遅くなる傾向があります。

抑えてのものなのか、ただ伸びなかっただけなのかはチェックする必要がありますね。
G1になると少し能力は劣りますが、直線の長いコース適性は抜群です。
前走は12着に敗れましたが、それまでは安定した成績を残していますし、当レースは昨年3着した舞台です。
今走も仕上がり良好なら押さえておきたいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:チャンピオンズカップ(12着)

一週前追い切りは行われていませんでした。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/10 栗坂良 一杯
51.8 37.9 24.8 12.6

馬なりに追われた古馬オープンのダンビュライトと併せて、0.2秒追走して0.3秒遅れました。
普段通り一週前追い切りは意欲的に追われていますが、併走馬に遅れたのは気がかりですね。
全体時計は優秀ですが、攻めは動くタイプの馬ですし、直線で失速しているのも気になります。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャンピオンズカップ(12着)

12/2 栗坂良 馬なり
54.6 39.6 25.4 12.5

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのクリソベリルと併せて、0.7秒先行して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/17 栗坂重 一杯
51.8 38.0 24.7 12.2

最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのインディチャンプと併せて、0.2秒先行して0.1秒先着しました。
今週もビッシリ追われて、先週と同等の時計をマーク。
追われた反応は良好で、重馬場でも直線は12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり先着して、このひと追いで状態は良化したと考えていいでしょう。


レッドルゼル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていて、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
直線の反応はいつも良好で、今走も終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と見て良いでしょう。
また、水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、遅れることもありますが、結果は出ているのでしっかり動けていれば問題はないです。

昨年のプロキオンステークスでは8着に敗れましたが、ひとレース毎に力をつけていて、前走はついにG3根岸Sで初重賞制覇。
2走前のカペラステークスでも2着に好走していますし、G3では上位レベルと言ったところでしょう。
今走は相手のレベルが上がりますが、成長度次第では楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:根岸ステークス(1着)

1/20 栗坂良 一杯
51.7 38.0 24.8 12.3

一杯に追われた3歳未勝利のサトノアポロンと併せて、0.8秒追走して0.3秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フェブラリーステークス

2/14 栗坂良 馬なり
56.7 41.1 27.1 13.6

レース間隔が短いため、今週で一本目の調整です。
水曜日時点では追われていませんでしたが、日曜日に軽めにやれています。
若干失速ラップなのは気になりますが、前走時の疲れは特に感じないですね。
引き続き動きは軽快ですし、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:根岸ステークス(1着)

1/27 栗坂重 馬なり
55.0 39.3 24.9 12.2

今回の最終追い切り:フェブラリーステークス

2/17 栗坂重 馬なり
52.7 38.5 25.0 12.3

今週も軽めの調整でしたが、絶好の動きを見せています。
行きっぷりは抜群で、加速すると直線は12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みは少ないですが、このひと追いで態勢は整ったと考えていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。