ファルコンステークス2022 追い切り情報

ファルコンステークス2022 追い切り情報

ファルコンステークス2022 追い切り情報


3月19日(土)中京芝1400m

デュガ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
比較的時計は出るタイプの馬で、馬なりでも4F50秒台の好時計を出しています。
プール調教を併用していますが、結果は出ているので特に心配はいらないです。

直線は若干失速する傾向がありますが、終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
クロッカスSでは出走取り消しになりましたが、ひとレース毎に力はつけています。
今走も仕上がり万全なら初重賞でどこまで通用するか楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳1勝クラス(1着)

11/10 栗坂稍 一杯
50.5 37.3 25.5 13.5

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/11 栗坂良 馬なり
50.6 36.3 24.2 12.6

いつも通り一週前追い切りは馬なり調教でしたが、全体時計は50秒台の好時計をマーク。
直線も失速しているとはいえ、12.6秒の鋭い伸び脚を見せていますし、失速ラップは普段通りなので特に心配はいらないです。
ひと追い毎に状態は良化していますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳1勝クラス(1着)

1/26 栗坂良 馬なり
51.5 36.9 24.2 12.2

今回の最終追い切り:ファルコンステークス

3/16 栗坂良 馬なり
50.3 36.7 24.5 12.8

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
それでも抜群の行きっぷりで、全体時計は前走時以上の好時計をマーク。
直線も若干失速しましたが、終い12.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


トウシンマカオ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、一週前追い切りと最終追い切りはたまに強めに追われる傾向があります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、同入、先着が多いので、遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
また、全体時計は平凡ですが、直線は伸びるタイプの馬です。

直線で12秒台前半の時計を出していて、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
朝日杯FSでは6着に敗れましたが、京王杯2歳Sでは2着に好走していますし、前走のクロッカスSでは2着に1馬身以上差をつけて圧勝しています。
重賞でも実績がありますし、今走も引き続き好調なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:クロッカスステークス(1着)

1/19 美南W良 馬なり
82.2 66.2 51.2 37.1 11.8 [5]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のエトワールマタンと併せて、内を1.2秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/9 美南W良 馬なり
84.6 67.7 52.6 37.9 11.9 [5]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のラブリネスオーバーと併せて、内を0.6秒追走して0.4秒先着しました。
今走は馬なり中心に追われ、一週前追い切りで6本目。
馬なりでも絶好の動きで、加速すると直線は11.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:クロッカスステークス(1着)

1/26 美南W稍 強め
68.0 52.7 37.9 11.8 [5]

強めに追われた古馬1勝のレベンディスと併せて、外を0.8秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:ファルコンステークス

3/16 美南W良 馬なり
67.8 52.7 37.5 11.7 [7]

強めに追われた古馬3勝のソーラーフレアと併せて、外を0.8秒先行して0.1秒遅れました。
今週も馬なり調教でしたが、引き続き軽快な動きで加速すると終い11.7秒の好時計をマーク。
併走馬に遅れているのは気になりますが、2週連続で終い11秒台の時計が出ているのは好感が持てます。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。


プルパレイ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
一週前追い切りは栗東CWで意欲的に追われる傾向があり、好時計を出すことが多いので一週前追い切りの動きには注目です。
併走馬には先着することが多く、遅れてもそれ以上に追走するようなら心配はいらないでしょう。

馬なりでも直線の伸びは優秀で、終い12秒台の時計ならこの馬なりに順調です。
若干失速する傾向はありますが、直線で早い数字を出すようなら仕上がりは良好と見て良いでしょう。
重賞ではまだ結果を残せていませんが、徐々に力はつけていて、前走も2着には好走できています。
今走も更に成長が見込めるようなら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:クロッカスステークス(2着)

1/19 栗CW良 一杯
84.6 68.3 53.0 37.6 11.1 [5]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のリューベックと併せて、外を1.5秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/9 栗坂良 馬なり
52.6 37.9 24.5 12.1

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのルビーカサブランカと併せて、1.1秒追走してアタマ差先着しました。
今走は馬なり中心の調教でしたが、2月中旬から入念に乗り込まれ、一週前追い切りで17本目。
行きっぷりは抜群で、馬なりでも終い12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
この馬なりに折り合いがついているのも優秀ですし、全体時計も前走時以上で仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:クロッカスステークス(2着)

1/26 栗坂良 馬なり
53.0 38.0 24.6 12.4

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ファルコンステークス

3/16 栗坂良 馬なり
51.7 37.5 24.6 12.5

最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのアディラートと併せて、1.0秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、絶好の動きで全体時計は51秒台の好時計をマーク。
直線も若干失速したとはいえ、終い12.5秒なら優秀ですし、前走時以上の時計を出しています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。