ダイヤモンドステークス2020 追い切り情報

ダイヤモンドステークス2020 追い切り情報

ダイヤモンドステークス2020 追い切り情報


2月22日(土)東京芝3400m

オセアグレイト 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:迎春ステークス(1着)

1/3 美南W良 馬なり
69.6 54.0 39.7 12.7 [6]

一週前追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ダイヤモンドステークス

2/13 美南W稍 強め
67.9 52.5 38.4 12.6 [8]

強めに追われた古馬1勝のクラウンクラシックと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
一週前追い切りは野中騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は前走時と違い、一週前追い切りから負荷をかけた調整。
追われた反応は良好で、終い12.6秒なら優秀です。
折り合いもついており、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:迎春ステークス(1着)

10/10 美南P良 馬なり
67.7 53.2 38.7 11.9 [8]

最終追い切りは原田和真騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ダイヤモンドステークス

2/19 美南W良 強め
66.8 51.6 37.8 12.6 [6]

最終追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。
今週は先週と同様に、直線の伸びを確かめる調整。
やや内を回りましたが、全体時計は先週よりも好時計で、ラストも12.6秒の力強い伸び脚を見せています。
太め感もないですし、ひと叩きして上積みが見込めます。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全と見て良いでしょう。

 


タガノディアマンテ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:万葉ステークス(1着)

12/26 栗CW良 強め
85.7 68.3 53.0 38.8 11.6 [8]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ダイヤモンドステークス

2/12 栗CW良 馬なり
84.2 67.4 53.0 38.5 12.3 [5]

一週前追い切りでは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週はサッと流した程度の調整でしたが、前走以上に良い動きを見せています。
引き続き動きは軽快で、ラストも12.3秒の好時計をマーク。
折り合いもついており、好調キープと考えて良いでしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:万葉ステークス(1着)

1/3 栗CW良 馬なり
84.4 67.8 52.6 38.7 11.9 [9]

今回の最終追い切り:ダイヤモンドステークス

2/19 栗CW良 強め
83.0 67.7 52.6 38.7 12.0 [9]

今週は負荷をかけた調整で、抜群の行きっぷりを見せています。
前走時以上の動きで、ラストも12.0秒の鋭い伸び脚。
先週に続いて軽快なフットワークで、引き続き好調キープと見て良いでしょう。
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができているのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは万全です。

 


ヴァントシルム 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ステイヤーズステークス(7着)

11/21 栗CW良 強め
81.8 65.0 50.6 37.1 12.6 [4]

馬なりに追われた古馬オープンのトリオンフと併せて、内を0.8秒先行して0.1秒遅れました。
一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ダイヤモンドステークス

2/13 栗CW稍 一杯
85.4 67.9 52.5 38.0 12.0 [6]

一杯に追われたオープン馬のアドマイヤジャスタと併せて、外を1.9秒先行して0.5秒遅れました。
先週と同様に今週もビッシリ追われましたが、まだ馬体は太く動きも硬いです。
一杯に追われた割に時計も遅く、併走馬に大きく遅れをとっているのも気がかりです。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ステイヤーズステークス(7着)

11/27 栗坂良 馬なり
53.8 39.7 26.1 13.0

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:ダイヤモンドステークス

2/19 栗CW良 強め
83.6 66.5 52.1 38.8 11.8 [7]

馬なりに追われた古馬オープンのロジクライと併せて、外を2.0秒先行してクビ差遅れました。
今週は直線強めに追われ、折り合いのついた調整で、ラストは11秒台の好時計をマーク。
ただ、馬なりに追われた併走馬に、2.0秒先行して遅れているのは気がかりです。
3週連続で併走馬に遅れをとっており、いつも通りとはいえあまり良化は見られません。
今走は様子見したい一頭です。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

 

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

 

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

 

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

 

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

 

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

 

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。