チャンピオンズカップ2021 追い切り情報

チャンピオンズカップ2021 追い切り情報

チャンピオンズカップ2021 追い切り情報


12月5日(日)中京ダート1800m

カフェファラオ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われていて、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併せ馬では先行する形でも同入しているので、遅れるようなら注意が必要ですよ。
また、攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線で12秒台の好時計を出すようなら優秀です。

比較的折り合いがついている馬ではありますし、今走も折り合い面と直線の伸びはチェックしておきましょう。
近走は不振が続きますが、今年の2月にはG1フェブラリーSを制しています。
また、昨年はG3シリウスSを制しており、中京も中距離も実績があります。
当レースも昨年6着とそこまで負けていないですし、今走も上積みが見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館記念(9着)

7/8 函館W稍 強め
67.4 52.0 37.8 12.0 [4]

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/25 美南W良 馬なり
82.7 66.4 51.4 37.1 11.5 [7]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのカウディーリョと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒先着しました。
今走は馬なり中心に追われ、一週前追い切りで11本目の調教です。
今週も軽めの調教でしたが、絶好の動きで加速すると直線は11.5秒の猛時計をマーク。
全体時計もかなり優秀ですし、折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館記念(9着)

7/14 函館芝良 馬なり
66.4 50.2 37.1 11.9 [7]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のチャックネイトと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/2 美南W稍 馬なり
56.1 40.4 12.1 [8]

今週も軽めの調教でしたが、抜群の行きっぷりでラストは12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
先週はブリンカー着用で絶好の動きを見せていましたし、態勢は整ったとみて良いでしょう。


ソダシ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は水曜追いに併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはいつも先着することが多いです。
特に最終追い切りはしっかり先着しているので、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
速い時計が出るタイプの馬ではありませんが、折り合いがスムーズなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

近走はG1では中々結果を残せていませんが、2走前にはG2札幌記念で初古馬相手に快勝しています。
能力は高い馬ですし、この距離なら特に心配はいらないでしょう。
今走は初ダートとなるので、うまく対応できるかが鍵にはなりますが、血統的にもダートは問題なさそうですし、態勢が整えば軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:秋華賞(10着)

10/6 栗坂良 馬なり
50.2 37.2 24.7 12.6

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/24 栗坂良 一杯
51.1 37.0 23.8 11.9

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のサトノアイと併せて、0.8秒追走して0.2秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い11.9秒の好時計をマーク。
併走馬にもあっさり先着する動きで、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
一週前追い切りで4本目と乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:秋華賞(10着)

10/13 栗坂良 馬なり
55.0 40.0 25.5 12.2

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた新馬のシャウビンダーと併せて、0.6秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/1 栗坂重 強め
51.8 37.7 24.1 11.8

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、直線は力強い伸び脚で終い11.8秒の好時計をマーク。
全体時計もかなり優秀で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
先週も良い動きを見せていましたし、仕上がりは万全です。


チュウワウィザード 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路中心に追われ、水曜追いは栗東CWで意欲的に追われる傾向があります。
近走は一週前追い切りに一杯、最終追い切りはやや抑え目で調教をすることが多く、成績も安定しています。
併走馬に遅れることも多いですが、しっかり結果を残しているので、時計が出ていれば特に心配はいらないでしょう。

普段と同様に一週前追い切りと最終追い切りで、折り合いのついた調教ができていれば好調と考えて良さそうです。
2走前の帝王賞では6着に敗れましたが、安定感はある馬で、前走のJBCクラシックは昨年と同様に3着に好走しています。
当レースも昨年制した舞台ですし、今走も仕上がり良好なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCクラシック(3着)

10/21 栗CW良 一杯
84.6 67.1 51.4 37.6 12.3 [4]

一週前追い切りは松本騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のイプノーズと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒遅れました。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/24 栗CW良 一杯
84.9 68.6 53.4 38.9 12.0 [6]

一週前追い切りは戸崎騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのダノンテイオーと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計もこの馬なりに優秀ですし、併走馬にもあっさり先着しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCクラシック(3着)

10/30 栗坂良 強め
52.7 38.1 24.8 12.5

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/1 栗坂重 強め
52.9 38.4 25.4 12.8

今週も終い重点に追われる内容でしたが、ラストは若干失速しています。
ただ、失速ラップは普段通りの傾向ではありますし、12秒台の時計が出ていれば特に心配はいらないです。
先週は長めに追われて好時計を叩き出していますし、引き続き好調とみて良いでしょう。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。


テーオーケインズ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に乗り込まれ、一週前追い切りは栗東CWで追われる傾向があります。
また、水曜追いは基本的に意欲的に追われる傾向がありますが、一週前追い切りは併せ馬で実戦を意識した調整が行われることが多いです。
比較的速い時計を出す傾向があるので、一週前追い切りの動きには注目です。

折り合いのついた調整で、終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走のJBCクラシックでは4着に敗れましたが、G3アンタレスSやJPN1帝王賞では圧勝しています。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:JBCクラシック(4着)

10/21 栗CW良 強め
82.7 67.0 52.1 38.1 12.0 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/24 栗CW良 強め
81.4 65.9 51.2 37.6 11.6 [7]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは11.6秒の力強い伸び脚を見せています。
全体時計も前走時以上の数字を叩き出しており、しっかり加速ラップを刻んだ調教ができているのも好感が持てます。
今週で2本目の調教にはなりますが、軽快なフットワークで引き続き好調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCクラシック(4着)

10/31 栗坂良 馬なり
55.4 40.2 25.5 12.3

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/1 栗坂重 馬なり
54.0 39.2 25.1 12.3

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
いきっぷりは抜群で、加速すると終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、前走時以上に良い動きを見せています。
折り合いもついていますし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


メイショウハリオ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、一週前追い切りか最終追い切りは併せ馬で気合付けを行う傾向があります。
基本的に併走馬には先着していますが、遅れたレースでも結果は出ているので、しっかり動けていれば特に心配はいらないです。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒前半の時計が出ていればこの馬なりに優秀です。

全体時計が平凡でも直線で12秒台の時計が出ていて、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、前走は初重賞のG3みやこステークスで見事快勝しています。
今走は相手のレベルは上がりますが、更に良化が見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:みやこステークス(1着)

10/31 栗坂良 馬なり
59.2 42.9 28.2 14.4

今回の一週前追い切り:チャンピオンズカップ

11/24 栗坂良 馬なり
56.6 41.2 27.2 13.7

今走は馬なり中心の調教で、一週前追い切りで3本目。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、引き続き軽快な動きを見せています。
失速ラップなのは気になりますが、仕上がりはマズマズと考えて良いでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:みやこステークス(1着)

11/3 栗坂良 強め
53.7 38.5 24.5 12.2

今回の最終追い切り:チャンピオンズカップ

12/1 栗坂重 一杯
53.2 38.5 25.0 12.3

今週はビッシリ追われると、力強い反応で終い12.3秒の好時計をマーク。
全体時計も自己ベストに近い時計を叩き出しています。
折り合いもついていますし、このひと追いで仕上がったとみて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。