朝日杯フューチュリティステークス2021 追い切り情報

朝日杯フューチュリティステークス2021 追い切り情報

朝日杯フューチュリティステークス2021 追い切り情報


12月19日(日)阪神芝1600m

ジオグリフ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
新馬戦時は併走馬に遅れをとりましたが、格上相手にかなり追走してのものでしたし、結果は出ているので大きく遅れていなければ心配はいらないです。

直線は馬なりでも12秒台の時計が多く、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけており、前走は2着に4馬身差をつける圧勝を決めています。
前走はノーステッキで楽勝でしたし、G1の今走も楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌2歳ステークス(1着)

8/25 札幌芝良 馬なり
82.3 67.0 51.7 37.9 12.2 [7]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のソルドラードと併せて、内を0.9秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス

12/8 美南W重 馬なり
84.6 67.6 52.6 38.1 11.8 [3]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのハーメティキストと併せて、内を同入しました。
今週も軽めの調教でしたが、行きっぷりは抜群で終い11.8秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、直線の伸びは優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
ひと追い毎に状態は良化しており、仕上がりは順調です。


セリフォス 追い切り評価:A+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、一週前追い切りに実戦を意識した調教が多いです。
併せ馬ではいつも併走馬に大きく突き放して先着していますし、直線も11秒台の好時計を叩き出しています。
全体時計も優秀ですし、折り合いもスムーズならいつも通りの調教内容と考えて良いでしょう。

また、最終追い切りは軽めに追われる傾向がありますが、ここでも抜群の伸び脚を見せるようなら仕上がりは良好です。
ひとレース毎に力をつけており、前走は上がり最速で見事勝利を収めています。
現在無傷の3連勝と安定した成績を残していますし、前走と同じ舞台の今走も楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:デイリー杯2歳ステークス(1着)

11/3 栗CW良 一杯
81.3 65.5 51.2 37.4 11.6 [8]

一週前追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のメイショウハクサンと併せて、内を0.8秒追走して0.9秒先着しました。

今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス

12/9 栗CW稍 一杯
80.4 64.9 50.3 36.2 11.5 [5]

一週前追い切りはC.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のレッドランサーと併せて、内を0.6秒追走して0.7秒先着しました。
いつも通り一週前追い切りはビッシリ追われて、併走馬を突き放す絶好の動きを見せています。
全体時計も自己ベストを更新していますし、直線は11.5秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


ダノンスコーピオン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路と栗東CWで追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けを行う傾向があります。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ているので、追走した分以内の遅れなら心配はいらないです。

意欲的に追われる時は時計が出やすい傾向があるため、強めに追われた時の動きは要チェックです。
終い11秒台の時計を出すことも多く、全体時計も優秀なら仕上がりは順調とみて良いでしょう。
前走は2着にクビ差の勝利ですが、3着馬には5馬身差も突き放しています。
調教でも直線の反応は良好ですし、今走も展開が向けば注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:萩ステークス(1着)

10/21 栗CW良 強め
81.0 64.9 50.6 37.6 11.7 [7]

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのレッドガランと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス

12/8 栗CW重 馬なり
81.9 66.9 52.4 37.3 11.7 [8]

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のサトノアポロンと併せて、内を2.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週は軽めの調教でしたが、絶好の動きで加速すると終い11.7秒の猛時計をマーク。
併走馬にも2.3秒も追走して、あっさり先着しています。
全体時計も優秀ですし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。


ドーブネ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
普段は馬なり中心に追われていますが、最終追い切りは終い重点に追われる傾向があります。
前走は栗東CWで3本のみでしたが、新馬戦時には併せ馬で気合付けをしており、併走馬には同入先着できているので、今走も併せた場合は遅れるようなら注意が必要ですよ。

そこまで攻め動くタイプの馬ではありませんが、終い重点に追われてラストは12秒台前半の時計を出しています。
折り合いがついていて、直線の伸びも優秀なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
昇級戦の前走もあっさり圧勝していますし、初重賞でも態勢が整えば軽視は禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ききょうステークス(1着)

9/24 栗CW良 馬なり
67.5 51.5 37.5 11.9 [5]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス

12/9 栗CW稍 馬なり
81.6 66.5 51.9 37.2 12.1 [6]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調教でしたが、軽快なフットワークで5F時計は自己ベストを更新。
行きっぷりも抜群で、加速すると直線は12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、引き続き好調と考えて良いでしょう。


ドウデュース 追い切り評価:A+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、最終追い切りは栗東芝コースで追われる傾向があります。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、今走も同入先着していれば順調です。

比較的時計は出るタイプの馬で、栗東CWでは馬なりでも6F80秒台の好時計を叩き出しています。
直線も毎回12秒前半の伸びを見せていますし、楽に好時計を出すようなら引き続き好調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に馬体も成長していますし、今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アイビーステークス(1着)

10/13 栗CW良 馬なり
80.4 65.8 51.6 38.2 12.1 [8]

一杯に追われた古馬1勝のメラーキと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス

12/8 栗CW重 一杯
78.4 64.3 50.7 36.5 11.4 [6]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
今週はやや抑え目でしたが、絶好の動きで自己ベストを2秒以上も更新。
追われた反応も抜群で、直線は11.4秒の猛時計を叩き出しています。
重馬場でも力強い走りを見せていて、折り合いがついているのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。