アルテミスステークス2020 追い切り情報

アルテミスステークス2020 追い切り情報

アルテミスステークス2020 追い切り情報


10月31日(土)東京芝1600m

ウインアグライア 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で3戦目なので、過去2戦から傾向を見ていきたいと思います。
水曜追いは意欲的に追われていて、併せ馬が基本です。
併走馬には追走しても遅れは取っていないので、今走も遅れていなければ問題はないでしょう。

ただ、調教では走る気がないですし、牝馬でも難しい面があります。
それでも結果が出ているのは凄いことで、その面が解消されたら今後も期待できそうな一頭です。
今走も追い切りでは物足りなさはあるかもしれないですが、そこそこの仕上がりなら押さえてはおきたいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:コスモス賞(1着)

8/9 札幌ダ良 一杯
54.8 39.9 12.9 [4]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:アルテミスステークス

10/21 美南P良 一杯
63.5 49.8 36.8 11.9 [8]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳1勝のカイトゲニーと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週は一杯に追われると、今まで以上に良い反応を見せています。
自己ベストも5秒以上更新していて、時計の出やすいポリトラックとはいえ、直線も11.9秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んでいますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:コスモス賞(1着)

8/12 札幌ダ稍 強め
68.2 52.7 38.3 12.2 [5]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のダッチマンと併せて、内を0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルテミスステークス

10/28 美南W良 馬なり
70.3 53.8 39.6 13.2 [3]

馬なりに追われた2歳未勝利のカシノアイドルと併せて、内を1.6秒追走して0.2秒先着しました。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽め流す程度の調整です。
馬なりでもフットワークは軽快で、折り合いがついているのも好感が持てます。
先週は絶好の動きを見せていますし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


クールキャット 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦から傾向を見ていきたいと思います。
日曜日と水曜日にウッドチップで併せ馬が行われていて、直線強めに追われることが多いです。
併走馬には格上でも先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。

毎回直線はしっかり伸びていますし、終い重点に追われて12秒前半の時計なら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
持続力のあるタイプなので、距離延長は全く問題ないと思います。
前走の内容を見ても東京コースは向いていますし、引き続き好調なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)

6/10 美南W良 強め
66.7 50.5 37.1 12.2 [5]

一杯に追われた新馬のノースブリッジと併せて、外を0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:アルテミスステークス

10/21 美南W良 強め
66.1 51.1 38.2 12.9 [5]

一週前追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のエイムアンドエンドと併せて、内を0.8秒追走して0.4秒先着しました。
今週は騎手騎乗とはいえ、全体時計は自己ベストを大きく更新しています。
終い重点に追われた割には直線の伸びはイマイチでしたが、追われた反応は悪くないです。
一週前追い切りで8本目と乗り込みも十分で、引き続き好調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)

6/17 美南W良 強め
68.4 52.0 37.6 12.1 [4]

馬なりに追われた古馬1勝のリスペクトと併せて、内を2.9秒追走して1.0秒先着しました。

今回の最終追い切り:アルテミスステークス

10/28 美南W良 強め
66.9 51.8 38.4 13.1 [3]

今週も強めに追われましたが、先週と同様に直線の伸びはイマイチですね。
全体時計は前走時出した自己ベストに近い時計を出しているものの、失速ラップなのは気になります。
ただ、乗り込み量は申し分なく、馬体が充実しているのは好感が持てます。
当日の動きにも注目ですが、仕上がりは悪くなさそうですね。


ストゥーティ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走で2戦目なので、新馬戦から傾向を見ていきたいと思います。
基本的に併せ馬で気合付けをしていて、レース直前の水曜追いは騎手騎乗で追われています。
併走馬には一週前追い切りで遅れていましたが、最終追い切りでは格上古馬1勝の併走馬に追走同入して勝利しています。

最終追い切りでも併走馬に遅れるようなら注意が必要です。
また、一週前追い切りで意欲的に追われて、最終追い切りで軽めに追われる傾向があります。
最終追い切りでは鋭い伸びを見せていますし、折り合いのついた調教ができているので、今走も最終追い切りの動きには注目ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:新馬戦(1着)

7/29 栗CW稍 一杯
83.6 66.6 51.9 38.2 13.2 [7]

一週前追い切りは藤井騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のサンライトジュンコと併せて、内を0.8秒追走して0.4秒遅れました。

今回の一週前追い切り:アルテミスステークス

10/22 栗CW良 馬なり
83.0 66.7 51.9 38.0 12.0 [7]

一週前追い切りは小坂騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のプリュムドールと併せて、内を0.5秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで楽に好時計をマーク。
全体時計は自己ベストを更新していますし、直線も12.0秒と鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:新馬戦(1着)

8/5 栗CW良 馬なり
83.9 66.3 51.1 37.6 12.5 [6]

最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のメルヘンステージと併せて、外を0.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルテミスステークス

10/28 栗坂良 馬なり
56.4 42.0 27.1 13.3

今週は坂路で馬なり調教でしたが、引き続き動きは軽快です。
行きっぷりも良好で、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
先週は長めに追われて楽に好時計を出していますし、仕上がりは良好と見て良いでしょう。
今走は相手のレベルが一気に上がりますが、叩いて上積みが見込める今走は軽視禁物ですよ。


ソダシ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬には遅れをとっていないです。
特に最終追い切りはしっかり先着しているので、併走馬に遅れるようなら注意が必要です。

速い時計が出るタイプの馬ではありませんが、折り合いがスムーズなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
新馬戦は2着に2馬身以上差をつける圧勝でしたが、前走の札幌2歳Sもレコード勝ちと能力は非凡です。
距離短縮も問題なさそうですし、今走も引き続き好調なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌2歳ステークス(1着)

8/27 札幌ダ良 馬なり
58.2 42.7 12.5 [8]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳未勝利のレッドソルダードと併せて、外を同入しました。

今回の一週前追い切り:アルテミスステークス

10/21 栗CW良 一杯
82.3 65.9 50.9 37.3 11.8 [4]

一週前追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳1勝のレッドソルダードと併せて、外を0.3秒追走して0.7秒先着しました。
今週はビッシリ追われましたが、力強い反応でラストは11.8秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
今週で9本目と乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌2歳ステークス(1着)

9/2 札幌芝良 強め
64.5 49.5 35.7 11.7 [7]

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のルビーカサブランカと併せて、外を0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:アルテミスステークス

10/28 栗坂良 馬なり
54.7 39.3 25.3 12.7

最終追い切りは吉田隼人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のダンサールと併せて、0.3秒先行して0.1秒先着しました。
今週は軽く流す程度の調整でしたが、軽快なフットワークで直線も鋭い伸びを見せています。
併せ馬でも先行したとはいえ、強めに追われた古馬相手に先着しているのは好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは万全です。


ユーバーレーベン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
調教が行われるのは日曜日と水曜日で、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
一週前追い切りは併走馬に遅れる傾向がありますが、最終追い切りはしっかり追走同入できています。

今走も最終追い切りで同入できていれば問題はないでしょう。
比較的直線は伸びるタイプの馬で、ラストは12秒台の時計を出しています。
折り合いもついていますし、今走も同様の動きなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:札幌2歳ステークス(2着)

8/26 札幌芝良 強め
66.0 50.3 36.0 11.9 [7]

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のシュネルマイスターと併せて、外を0.3秒先行して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:アルテミスステークス

10/21 美南W良 馬なり
69.4 54.5 39.6 12.7 [5]

一週前追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のヴィズサクセスと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
全体時計は平凡でしたが、軽快なフットワークで直線の伸びは良好です。
今走は珍しく一週前追い切りで併走馬に同入できているのも好感が持てます。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:札幌2歳ステークス(2着)

9/2 札幌芝良 強め
63.9 49.0 35.2 11.8 [6]

強めに追われた古馬1勝のプントファイヤーと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルテミスステークス

10/28 美南W良 強め
69.5 53.8 39.4 12.6 [8]

最終追い切りは柴田大知騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のヴィズサクセスと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒遅れました。
今週は強めに追われると、力強い反応で終い12.6秒の好時計をマーク。
意欲的に追われた割りに時計は平凡で、併走馬にも遅れを取りましたが、直線の伸びは良好です。
しっかり折り合いもついていますし、引き続き好調と見て良いでしょう。


ルクシオン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で乗り込まれていて、水曜追いは併せ馬で気合付けが多いです。
併走馬には追走しても遅れは取っていないですし、先行して差を縮められても先着はしています。
今走も遅れを取るようなら注意が必要ですよ。

まだ緩さはありますが、調教では直線は良い伸びを見せています。
オープン戦では結果が出ていないものの、4着ならマズマズですね。
距離延長はどう転ぶか判断が難しいですが、仕上がり良好なら押さえてはおきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ききょうステークス(4着)

9/25 栗坂重 馬なり
54.9 39.6 25.3 12.5

今回の一週前追い切り:アルテミスステークス

10/21 栗坂良 馬なり
57.7 42.7 28.3 14.5

一杯に追われた新馬のマツヨイヒメと併せて、0.4秒追走して0.6秒先着しました。
今週はさっと流す程度の調整でしたが、ラストで失速しているのは気になります。
全体時計も遅いですし、併走馬に先着したとはいえ、動きはイマイチです。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ききょうステークス(4着)

9/30 栗坂良 馬なり
53.4 39.1 25.4 12.8

強めに追われた古馬3勝のタガノボンバーと併せて、1.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:アルテミスステークス

10/28 栗CW良 一杯
84.5 67.3 52.2 38.0 12.3 [9]

一杯に追われた新馬のメイショウケンコンと併せて、外を0.6秒先着しました。
レース間隔は短いですが、栗東CWで長めにビッシリやれているのは好感が持てます。
全体時計は平凡だったものの、追われた反応は良好で、直線は12.3秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズですし、このひと追いで状態は良化したと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。