青葉賞2022 追い切り情報

青葉賞2022 追い切り情報

青葉賞2022 追い切り情報


4月30日(土)東京芝2400m

ジャスティンスカイ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
意欲的に追われても2週前追い切りからが多いので、一週前追い切りの動きには注目です。
水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があり、併走馬には同入する形が多いです。

今走も追走したとしても、併走馬に遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
直線は伸びるタイプの馬で、馬なりでも12秒前半の時計を出しています。
全体時計が平凡でも、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フリージア賞(1着)

2/9 栗坂良 一杯
50.5 37.1 24.4 12.5

一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/20 栗坂良 一杯
51.8 37.7 24.1 11.9

一週前追い切りは荻野琢真騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬1勝のピエトラサンタと併せて、0.5秒追走して0.4秒先着しました。
今週は一杯に追われると、力強い反応で終い11.9秒の猛時計をマーク。
全体時計も優秀で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フリージア賞(1着)

2/16 栗坂良 馬なり
53.7 39.3 25.7 12.4

一杯に追われた3歳未勝利のレッドヴェルティスと併せて、0.9秒先行してクビ差先着しました。

今回の最終追い切り:青葉賞

4/27 栗坂不 馬なり
54.2 39.8 26.0 12.9

先週一杯に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
全体時計は平凡でしたが、抜群の行きっぷりで加速すると直線は12.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ダノンギャラクシー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
普段は美浦坂路と美浦南Wで追われ、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ているのでそこまで心配はいらないです。

また、最終追い切りで意欲的に追われる傾向があるため、最終追い切りの動きには注目です。
比較的攻めは動くタイプの馬で、直線も12秒前半の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
初戦は2着に敗れましたが、前走は2着に1馬身差をつけて快勝しています。
ひとレース毎に力をつけていますし、初重賞でも仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳未勝利戦(1着)

1/26 美南W稍 馬なり
84.2 67.3 52.5 38.3 12.1 [3]

馬なりに追われた新馬のショウナンダールと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/20 美南W稍 強め
67.5 52.6 38.0 11.6 [3]

馬なりに追われた古馬1勝のミッキーセレスタと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは11.6秒の猛時計をマーク。
2月末から入念に乗り込まれ、一週前追い切りで13本目と乗り込みは十分です。
併走馬にもあっさり追走同入できていますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳未勝利戦(1着)

2/2 美南W良 強め
66.6 51.6 37.4 11.6 [3]

強めに追われた新馬のショウナンダールと併せて、外を0.3秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:青葉賞

4/27 美南W稍 馬なり
66.3 51.1 36.8 11.6 [4]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のフィアスプライドと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今週は軽めの調教でしたが、絶好の動きで全体時計は自己ベストを更新。
行きっぷりも抜群で、直線は11.6秒の鋭い伸び脚を見せています。
併走馬にもあっさり追走同入しており、仕上がりは万全です。


レヴァンジル 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われています。
水曜追いは実戦を意識した調教が多く、強めに追われることも多いです。
併せ馬で気合付けすることもあり、併走馬に遅れても結果は出ているので、遅れ以上に追走していれば心配はいらないでしょう。

全体時計は平凡でも、折り合いのついた調教ができていれば仕上がりは順調とみて良さそうです。
昇級戦では2着に敗れることが多いですが、過去5戦全て3着以内に好走しています。
安定感は抜群ですし、今走も態勢が万全なら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:すみれステークス(2着)

2/17 美坂良 馬なり
56.1 41.2 26.6 13.2

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/21 美南W稍 馬なり
65.5 50.7 36.6 11.6 [6]

強めに追われた古馬2勝のレインフロムヘヴンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今走は馬なり中心に追われ、一週前追い切りで8本目。
馬なりでも絶好の動きで、全体時計は自己ベストを1秒以上更新しています。
行きっぷりも抜群で、加速すると直線は11.6秒の好時計をマーク。
折り合いもついており、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:すみれステークス(2着)

2/23 美南W良 馬なり
69.0 53.3 38.6 12.2 [3]

今回の最終追い切り:青葉賞

4/27 美南W稍 馬なり
71.9 55.2 40.3 12.2 [5]

最終追い切りはD.レーン騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調教でしたが、軽快なフットワークで終い12.2秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
先週は良い動きを見せていましたし、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。