青葉賞2021 追い切り情報

青葉賞2021 追い切り情報

青葉賞2021 追い切り情報


5月1日(土)東京芝2400m

アオイショー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで調整され、一週前追い切りは美浦南Wで意欲的に追われる傾向があります。
また、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをすることも多く、併走馬にはいつも先着しています。
今走も格上相手でも遅れを取るようなら注意が必要ですよ。

時計はそこまで速い数字を出す馬ではありませんが、直線は12秒台前半の時計を出すことが多いです。
折り合いもついていますし、今走も終いの伸びが良好で、加速ラップを刻むようなら仕上がりは良好と考えていいでしょう。
今走は相手のレベルが上がりますが、前走は2着に1馬身以上差をつけての圧勝でしたし、仕上がり良好なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:山吹賞(1着)

3/25 美南W良 強め
68.9 53.5 39.1 12.3 [5]

一杯に追われた3歳未勝利のミヤビプレシャスと併せて、内を1.0秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/22 美南W良 強め
67.7 51.9 38.7 12.3 [6]

強めに追われた3歳1勝のアオイシチフクと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
今週で2本目の調整でしたが、いつも通り一週前追い切りは終い重点に追われる内容です。
追われた反応は良好で、直線は12.3秒の好時計を叩き出しています。
全体時計も優秀で、前走時以上に良い動きを見せています。
併走馬にもあっさり先着していますし、折り合いもスムーズで仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:山吹賞(1着)

3/31 美坂良 強め
54.7 39.4 25.2 12.5

今回の最終追い切り:青葉賞

4/28 美坂良 強め
54.5 39.2 25.2 12.5

今週も意欲的に追われましたが、引き続き直線は12秒台の好時計をマーク。
ひと追いごとに状態は良化しており、全体時計も前走時以上の時計を叩き出しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好とみて良いでしょう。


アランデル 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心に追われ、水曜日は併せ馬で気合付けをしています。
水曜追いはウッドチップで追われることが多く、併走馬には同入・先着が多いです。
今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

馬なりでも好時計を出すことが多く、直線も12秒台の伸びを見せています。
また、一週前追い切りでは失速ラップもありますが、最終追い切りではしっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
今走も楽に好時計を出していて、折り合いもつくようなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:きさらぎ賞(5着)

1/28 美南W稍 馬なり
82.8 67.1 52.9 39.5 13.3 [6]

馬なりに追われた古馬1勝のラパンセソバージュと併せて、外を0.8秒先行して0.4秒遅れました。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/22 美南W良 強め
80.8 65.6 52.5 39.1 13.2 [7]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のデルニエエトワールと併せて、内を1.9秒追走同入しました。
今週は意欲的に追われると行きっぷりは抜群で、自己ベストを大きく更新しています。
ただ、道中かかり気味で直線は13.2秒とイマイチですね。
全体時計は優秀ですが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:きさらぎ賞(5着)

2/3 美南W稍 馬なり
54.8 39.8 13.0 [8]

馬なりに追われた3歳未勝利のノックトゥワイスと併せて、外を0.2秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:青葉賞

4/28 美南W良 馬なり
50.2 37.2 12.5 [4]

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに調整されています。
軽快なフットワークで、全体時計は50.2秒の好時計をマーク。
直線は若干失速しましたが、終い12.5秒なら特に心配はいらないです。
先週はかかり気味でも自己ベストを更新していましたし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


キングストンボーイ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
最終追い切りで併走馬に遅れるレースでは、敗れる傾向があるので今走も最終追い切りの動きには注目です。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、いつも折り合いはついています。

今走も全体時計が平凡でも加速ラップを刻むようなら軽視は禁物です。
重賞ではまだ一度も馬券内に入れていませんが、掲示板内は確保できています。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走も仕上がり万全なら軽視禁物です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:共同通信杯(4着)

2/3 美南W稍 馬なり
71.6 56.1 41.4 13.5 [7]

馬なりに追われた3歳オープンのラペルーズと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/21 美南W良 馬なり
71.3 56.0 41.6 13.3 [7]

一週前追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた障害未勝利のライラックカラーと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今走も馬なり中心の調教で、一週前追い切りで9本目と入念に乗り込まれています。
全体時計は平凡でしたが、軽快なフットワークで折り合いがついているのも好感が持てます。
併走馬にもしっかり追走同入できていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:共同通信杯(4着)

2/10 美坂良 馬なり
53.8 39.1 25.6 12.8

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのヴァンランディと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:青葉賞

4/28 美南W良 馬なり
70.5 55.3 40.8 12.9 [7]

最終追い切りは北村宏司騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた障害未勝利のライラックカラーと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週も馬なり調教でしたが、先週よりも動きは良化。
いきっぷりは抜群で、直線は12.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いもついていますし、この馬なりに仕上がったとみて良いでしょう。


ノースブリッジ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wを中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ているのでしっかり動いていれば心配はいらないです。
また、水曜追いは意欲的に追われる傾向がありますが、最終追い切りは軽めに調整されることが多いです。

そこまで攻め動くタイプの馬ではありませんが、終い12秒台の時計が出ていればこの馬なりに順調と考えて良いでしょう。
今走で3戦目になりますが、過去2戦は後続を突き放す圧勝で、前走も2着に4馬身差をつけています。
相手のレベルは上がりますが、さらに良化が見込める今走は楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:葉牡丹賞(1着)

11/26 美南W稍 一杯
67.6 52.5 38.5 13.1 [3]

一杯に追われた2歳未勝利のパープルレインと併せて、内を1.1秒追走して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/21 美南W良 一杯
68.8 53.4 39.3 12.3 [7]

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のグランデモナルカと併せて、内を1.8秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われると、力強い反応でラストは12.3秒の好時計をマーク。
併走馬も楽に圧倒し、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができているのも好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:葉牡丹賞(1着)

12/2 美南W良 馬なり
68.3 53.3 39.9 12.9 [6]

最終追い切りは野中騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳未勝利のロックオンエイムと併せて、内を1.4秒追走して0.1秒遅れました。

今回の最終追い切り:青葉賞

4/28 美南W良 馬なり
64.5 49.7 36.5 12.1 [2]

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
今週はサッと流す程度の調整でしたが、絶好の動きで自己ベストを大きく更新。
抜群の行きっぷりで、加速すると直線は12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、久々でも仕上がりは万全です。


ワンダフルタウン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていますが、一週前追い切りは栗東CWで実戦を意識した調整が行われています。
全体時計はそこまで速い時計を出す馬ではないですが、栗東CWでは直線で11秒台の時計を出すことが多いです。
レース直前は併走馬にも先着できていますし、今走も遅れるようなら注意が必要ですよ。

最終追い切りは軽めに追われていますが、直線は失速する傾向があります。
レース本番でも甘さが出ていますし、最終追い切りで失速ラップの時は押さえ程度にしておきましょう。
前走は初重賞でしたが、上がり最速を出して見事快勝!
今走は休養明けにはなりますが、入念に乗り込まれていますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都2歳ステークス(1着)

11/19 栗CW良 強め
80.9 65.5 51.1 37.8 12.3 [6]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のモーデンと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:青葉賞

4/21 栗CW良 一杯
78.8 63.9 50.2 37.8 12.4 [8]

一週前追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。
今週はビッシリ追われましたが、絶好の動きで自己ベストを2秒以上も更新。
ひと追い毎に状態は良化していて、前走時よりも更にパワーアップを感じます。
追われた反応も良好で、直線は12.4秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都2歳ステークス(1着)

11/25 栗坂良 強め
52.4 37.8 25.0 12.7

最終追い切りは和田竜二騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:青葉賞

4/28 栗坂良 馬なり
53.7 39.4 25.6 12.4

先週意欲的に追われた分、今週は軽めに追われています。
経過なフットワークで、直線も12.4秒の好時計をマーク。
折り合いもスムーズですし、全体時計も優秀です。
先週はビッシリ追われて自己ベストを大きく更新していましたし、乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。