京王杯2歳ステークス2025 追い切り情報

京王杯2歳ステークス2025追い切り情報

京王杯2歳ステークス2025追い切り情報


11月8日(土)東京芝1400m

シャオママル 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

10/2 美南W稍 馬なり
69.4 53.4 38.5 11.8[6]

強めに追われる新馬のレイオブファイアと併せて、外で0.4秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/29 美南W良 馬なり
83.7 67.8 53.1 38.3 12.1[7]

馬なりの2歳1勝のマジッククッキーと併せて、内で0.7秒追走同入しました。
馬なりの2歳1勝のレイオブファイアと併せて、内で1.4秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですし、終い12.1秒に留まっています。
ただ、レース間隔を考えれば併せ馬を交えて入念に乗り込まれている印象です。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/9 美坂良 強め
53.0 39.1 25.4 12.8[8]

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 美坂良 馬なり
53.8 40.8 27.3 13.6[7]

最終追い切りはA.プーシャン騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中チグハグラップですし、終いも12.6秒に留まっています。
前走時の最終追い切りを含めて良化の余地を残している状況から、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ダイヤモンドノット 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:もみじステークス(2着)

10/9 栗CW良 強め
78.7 64.0 50.4 36.8 11.3[4]

一杯に追われる古馬3勝のアスクデビューモアと併せて、内で1.8秒追走0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/31 栗坂良 馬なり
54.5 39.3 25.5 12.5[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.5秒としっかり負荷を掛けれています。
前走からのレース間隔を考えても入念に乗り込まれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:もみじステークス(2着)

10/16 栗坂稍 馬なり
53.4 39.1 25.5 12.2[8]

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 栗坂良 馬なり
52.6 38.4 25.0 12.6[7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、終い減速ラップになっていますし前走時と比較するとやや物足りない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ユウファラオ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(6着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/31 栗坂良 馬なり
56.7 40.8 26.3 13.0[8]

これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い13.0秒に留まっています。
使い詰めの状況ではありますが、動き自体は物足りない状況。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:サウジアラビアロイヤルカップ(6着)

10/8 栗坂良 一杯
51.3 37.8 24.8 12.4[8]

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 栗坂良 馬なり
53.4 39.1 25.4 12.4[7]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.4秒と好時計をマークしています。
加速ラップをマークしており、前走時と比較すると良化が見込めます。
本番でも楽しみな一頭です。


レッドスティンガー 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳1勝クラス(2着)

10/9 美南W良 一杯
82.9 66.0 51.9 38.0 12.3[8]

一週前追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる新馬のハニージョと併せて、内で0.8秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/30 美南W良 馬なり
68.7 53.3 38.1 11.3[7]

強めに追われる古馬1勝のリーゼントジェイドと併せて、内で0.4秒追走0.1秒先着しました。
一杯に追われる2歳未勝利のベリンガムと併せて、内で0.9秒追走0.2秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3秒と好時計をマークしています。
古馬相手に併せ先着していますし、前走時から上積みを感じます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳1勝クラス(2着)

10/15 美南W稍 馬なり
82.3 67.2 52.0 37.5 11.6[6]

強めに追われる新馬のクシマトゥルーと併せて、内で1.2秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 美南W良 馬なり
67.7 52.7 37.7 11.6[5]

最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬1勝のオコジュと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
強めに追われる古馬1勝のリーゼントジェンドと併せて、内で1.4秒追走同入しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
前走好走時と比較しても状態面を維持出来ており、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


コックオーヴァン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳1勝クラス(5着)

10/10 美南W良 馬なり
68.7 53.1 37.4 11.1[4]

一週前追い切りは松岡正海騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/31 美南W良 馬なり
87.2 70.4 54.5 39.2 11.2[8]

一週前追い切りは松岡正海騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.2秒と素晴らしい時計をマークしています。
かなり意欲的な調教を消化していますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳1勝クラス(5着)

10/16 美南W重 馬なり
66.7 51.6 37.5 11.9[2]

最終追い切りは松岡正海騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる2歳未勝利のウルヴァリンと併せて、外で0.1秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 美南W良 馬なり
81.8 65.7 50.9 36.5 11.3[2]

最終追い切りは松岡正海騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.3秒と好時計をマークしています。
2週連続で終い時計が目立っていますし、状態面をかなり上げてこれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


シュペルリング 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬(1着)

9/25 美南W良 馬なり
83.8 67.2 52.3 38.6 12.2[6]

一杯に追われる新馬のビップルークと併せて、内で0.9秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/29 美南W良 馬なり
82.9 66.5 51.6 37.0 11.2[8]

一週前追い切りは舟山瑠泉騎手が騎乗しての調教です。
前走と同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.2秒と素晴らしい時計をマークしています。
前走の一週前追い切りからも大幅に上昇を伺えますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬(1着)

10/8 美南W良 馬なり
83.2 66.3 51.4 37.2 11.3[5]

強めに追われる古馬1勝のノンスタンダルドと併せて、外で2.8秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 美坂良 馬なり
52.9 38.9 25.4 12.7[2]

最終追い切りは津村明秀騎手が騎乗しての調教です。
前走とは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.7秒に留まっています。
やや良化の余地を残す調教に映ることから、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


シーミハットク 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

10/2 栗坂良 馬なり
56.9 41.8 27.5 14.0[8]

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/29 栗CW良 馬なり
85.2 68.3 53.3 38.5 11.9[7]

馬なりの新馬のゴールドアクセスと併せて、内で1.0秒先行同入しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬を消化して、意欲的に乗り込まれていることから最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/8 栗CW良 一杯
80.9 66.3 52.0 37.0 11.7[7]

馬なりの古馬1勝のホルトバージと併せて、外で1.0秒先行クビ遅れました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 栗CW良 馬なり
80.8 66.1 52.0 37.2 11.8[7]

最終追い切りは小崎綾也騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのスマートアイと併せて、内で0.9秒追走0.1秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
古馬相手に豪快に併せ先着していますし、本番でも楽しみな一頭です。


トワニ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:サフラン賞(5着)

9/18 美坂良 馬なり
57.2 41.9 27.5 13.5[8]

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/29 美南W良 馬なり
85.1 69.3 53.5 38.4 12.4[7]

一週前追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる2歳未勝利のシンシアと併せて、内で1.4秒追走同入しました。
強めに追われる新馬のトモロウィンアスクと併せて、内で0.9秒追走0.2秒先着しました。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い12.4秒に留まっています。
終い時計が物足りない状況で、最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:サフラン賞(5着)

9/24 美南W良 馬なり
81.6 66.1 51.7 38.0 12.2[6]

馬なりの新馬のバレンタインビスタと併せて、内で1.2秒追走0.4秒遅れました。
強めに追われる新馬のブレイズランナーと併せて、内で1.0秒追走0.2秒先着しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 美南W良 馬なり
84.7 69.0 54.1 39.0 11.8[6]

最終追い切りは大江原圭騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のエランと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.8秒としっかり負荷を掛けれています。
一週前追い切りよりはタイム面を縮めて負荷を掛けていることから、本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ネネキリマル 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

10/2 栗CW良 一杯
83.9 68.9 53.7 38.1 11.4[6]

一週前追い切りは鮫島良太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のミカレオスと併せて、内で1.1秒追走同入しました。
強めに追われる新馬のミカレオスと併せて、外で1.4秒先行0.7秒先着しました。

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/30 栗CW良 一杯
98.2 82.1 67.1 52.4 37.5 11.3[6]

一週前追い切りは鮫島良太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のタマモナポリと併せて、内で1.6秒追走0.4秒先着しました。
一杯に追われる新馬のシステマソラーと併せて、内で0.9秒追走0.5秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.3秒と好時計をマークしています。
併せ馬でもキッチリ先着出来ていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/9 栗CW良 一杯
82.8 68.1 53.1 37.7 11.5[6]

一週前追い切りは高杉吏麒騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬2勝のタマモナポリと併せて、内で0.6秒追走同入しました。
バテる新馬のミカレオスと併せて、外で0.9秒先行1.6秒先着しました。

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 栗坂良 馬なり
54.2 39.4 25.6 12.7[6]

強めに追われる2歳未勝利のヒロウッドテールと併せて、0.4秒先行同入しました。
これまでとは異なり、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.9-12.7と加速ラップをマークしています。
遠征を控えていますので、軽めの調整で行っていますが負荷自体は充分掛けれています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


フェーダーローター 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

9/24 美南W良 馬なり
70.1 54.3 39.5 11.8[4]

今回の一週前追い切り:京王杯2歳ステークス

10/30 美南W良 馬なり
67.6 51.5 36.8 11.6[3]

一週前追い切りは原優介騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの2歳未勝利のコーディアリーと併せて、内で0.6秒追走0.1秒遅れました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、格下相手にあっさり併せ馬で遅れている状況。
最終追い切りでどこまで上げてこれるかがカギになりそうです。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

10/1 美南W稍 馬なり
70.1 54.3 39.2 12.4[2]

今回の最終追い切り:京王杯2歳ステークス

11/5 美南W良 馬なり
71.2 55.8 41.0 13.2[2]

最終追い切りは原優介騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますが、終い13.2秒に留まっています。
現状良化の余地を残している状況になっています。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。