スプリンターズステークス2025 追い切り情報

スプリンターズステークス2025追い切り情報

スプリンターズステークス2025追い切り情報


9月28日(日)中山芝1200m

アスクワンタイム 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:安達太良ステークス(8着)

7/2 栗坂良 馬なり
50.6 37.1 24.3 12.3[8]

一週前追い切りは川須栄彦騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/19 栗坂良 強め
54.7 39.0 25.0 12.1[8]

これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.9-12.1と加速ラップをマークしています。
この馬自身の調教パターンで来れていますし、最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:安達太良ステークス(8着)

7/9 栗坂良 馬なり
53.7 39.2 25.4 12.2[8]

最終追い切りは川須栄彦騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

水曜日時点で最終追い切りはなし


ウインカーネリアン 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:キーンランドカップ(5着)

8/14 函W良 馬なり
65.8 50.9 37.6 12.1[6]

一週前追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬3勝のルカランフィーストと併せて、内で0.8秒追走0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/18 美南W良 G前仕掛け
81.6 66.2 52.2 38.3 11.5[7]

一週前追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの新馬のキャルナイトと併せて、内で1.6秒追走0.3秒先着しました。
強めに追われる古馬2勝のサトノヴィレと併せて、内で2.4秒追走0.6秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
併せ馬も先着し、状態面を上げてこれていますので最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:キーンランドカップ(5着)

8/20 函W重 G前仕掛け
66.7 52.4 37.6 11.9[4]

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 美南W良 馬なり
84.7 67.9 52.5 37.6 11.6[8]

最終追い切りは三浦皇成騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のヴァイルマティと併せて、内で0.9秒追走0.1秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
中間も坂路で終い11.8秒をマークして、状態をかなり上げてこれています。
本番でも楽しみな一頭です。


カピリナ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館スプリントステークス(1着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/18 美坂良 馬なり
54.9 39.2 25.0 11.9[8]

一週前追い切りは戸崎圭太騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬1勝のビップチェイスと併せて、0.7秒追走0.1秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9秒と素晴らしい時計をマークしています。
併せ馬を先着し、状態面も大きく上げてこれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館スプリントステークス(1着)

6/11 函W良 馬なり
54.1 38.8 12.3 [4]

一杯に追われる古馬勝の3歳未勝利のフランクテソーロと併せて、外で0.4秒追走0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 美坂良 G前仕掛け
53.6 39.1 24.5 11.8[8]

馬なりの古馬3勝のジャスリーと併せて、0.4秒追走0.2秒先着しました。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中ややチグハグなラップですが、終い11.8秒と素晴らしい時計をマークしています。
前走と同様で、併せ馬で先着している点にも好感を持てます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


カンチェンジュンガ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:セントウルステークス(1着)

8/27 栗坂良 一杯
50.7 36.9 24.0 11.9[8]

一週前追い切りは加藤祥太騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのヴァンヤールと併せて、0.6秒追走1.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/18 栗坂良 馬なり
54.4 39.9 25.7 12.4[8]

これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.4秒としっかり負荷を掛けれています。
レース間隔を含めて状態面を維持出来ていますし、上積みすら感じます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:セントウルステークス(1着)

9/3 栗坂良 強め
50.9 37.2 24.1 12.1 [5]

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 栗坂良 馬なり
56.6 40.8 26.2 12.8[8]

最終追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.8秒としっかり負荷を掛けれています。
一週前追い切りの負荷を含めても状態をしっかり整えてきました。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


サトノレーヴ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:高松宮記念(1着)

3/20 美南W重 馬なり
81.5 65.0 50.1 35.7 11.3 [5]

一週前追い切りは佐々木大輔騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンのチャックネイトと併せて、内で0.5秒追走0.4秒先着しました。
馬なりの3歳オープンのルクソールカフェと併せて、内で0.3秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/19 美南W重 強め
64.8 49.8 35.1 10.7[5]

一週前追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い10.7秒と素晴らしい時計をマークしています。
併せ馬こそありませんが、タイム面は上々です。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:高松宮記念(1着)

3/26 美南W良 馬なり
49.8 35.0 10.7[5]

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬オープンのチャックネイトと併せて、内で0.8秒追走0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 美南W良 馬なり
66.4 51.0 36.6 11.5[4]

最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる古馬2勝のアパッシメントと併せて、内で0.5秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.5秒と好時計をマークしています。
2週連続でモレイラ騎手が騎乗しての調教にも好感を持てます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ジューンブレア 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:CBC賞(2着)

7/30 栗坂良 馬なり
54.5 38.5 24.4 12.2[8]

一週前追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬3勝のタクシンイメルと併せて、0.7秒追走クビ先着しました。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/17 栗坂良 馬なり
54.9 39.2 25.3 12.4[8]

一週前追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。
これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.4秒としっかり負荷を掛けれています。
この馬の好走パターンで来れていますし、状態面を上げてこれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:CBC賞(2着)

8/6 栗坂良 馬なり
55.8 39.2 24.7 12.2[7]

最終追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 栗CW良 馬なり
53.0 37.5 11.6[7]

最終追い切りは高倉稜騎手が騎乗しての調教です。
前走とは異なり、最終追い切りはウッドで行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.6秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、この馬自身ウッド追い切りでは結果が出ていない状況。
現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


ダノンマッキンリー 追い切り評価:B

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪急杯(4着)

2/12 栗坂良 一杯
52.6 37.6 24.2 11.9 [8]

一週前追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/18 栗CW良 馬なり
50.9 35.5 11.5[4]

一週前追い切りは西塚洸二騎手が騎乗しての調教です。
前走とは異なり、一週前追い切りはウッドで行いました。
4ハロン追いで終い11.5秒としっかり負荷を掛けれています。
ただ、この調教で結果が出ていない状況。
最終追い切りでは変化が求められます。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪急杯(4着)

2/19 栗CW良 強め
48.5 34.7 11.3 [8]

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 栗CW良 馬なり
38.5 12.1[4]

前走と同様で、一週前追い切りはウッドで行いました。
全体時計も軽めで、終いも12.1秒に留まっています。
中間の乗り込み量も薄い状況で、現状でどこまで走れるかがカギになりそうです。


トウシンマカオ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:セントウルステークス(3着)

8/27 美南W良 馬なり
80.6 64.2 50.3 36.5 11.3[3]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われる障害オープンのサルサロッサと併せて、内で1.5秒追走0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/18 美坂良 馬なり
54.0 38.7 25.0 12.3[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.3秒と好時計をマークしています。
レース間隔が詰まっていますが、加速ラップをマークして状態面の上積みを感じます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:セントウルステークス(3着)

9/3 美坂良 馬なり
53.7 38.9 24.8 12.1 [5]

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 美坂良 G前仕掛け
51.8 37.3 24.3 12.1[4]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりの古馬2勝のビービーエフォートと併せて、1.2秒追走同入しました。
これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.2-12.1と加速ラップをマークしています。
全体時計も素晴らしい中加速ラップをマークしている点にも好感を持てます。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ドロップオブライト 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(2着)

8/28 栗CW稍 馬なり
68.4 53.0 38.0 11.4[8]

馬なりの古馬3勝のチャンネルトンネルと併せて、外で0.7秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/19 栗坂良 強め
51.5 36.9 23.9 12.0[8]

前走とは異なり、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い11.9-12.0と素晴らしい時計をマークしています。
前走から2週間ですが意欲的に乗り込まれている点にも好感を持てます。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯オータムハンデキャップ(2着)

9/3 栗坂良 馬なり
54.1 39.4 25.9 12.3[8]

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 栗坂良 馬なり
55.3 39.1 25.0 12.2[4]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.2秒と好時計をマークしています。
一週前追い切り含めてしっかり状態を整えて来れています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。


ナムラクレア 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:函館スプリントステークス(8着)

6/4 栗坂稍 一杯
52.5 37.5 24.1 11.9 [8]

今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス

9/18 栗坂良 一杯
49.8 36.6 23.8 12.2[8]

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われる古馬オープンのマテンロウコマンドと併せて、0.5秒追走1.2秒先着しました。
これまで同様で、一週前追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.2秒としっかり負荷を掛けれています。
また、全体時計49.8秒をマークしかなり意欲的に乗り込まれています。
最終追い切りも注目です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:函館スプリントステークス(8着)

6/11 函芝良 馬なり
64.4 48.4 35.3 12.0 [6]

今回の最終追い切り:スプリンターズステークス

9/24 栗坂良 強め
52.6 37.6 24.0 12.0[4]

これまで同様で、最終追い切りは坂路で行いました。
道中綺麗なラップを刻んでいますし、終い12.0-12.0と好時計をマークしています。
終いも好時計連発しており、過去の当レースと同様のパターンを消化しています。
本番でもこの馬の走りを出来そうです。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。